おくちんさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

おくちん

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

格差社会は、人の優劣のことを言うのか。匂い、劣等感、プライド。気づかず、人は差別している。人としての怒りと、笑うしかない現実にどう生きていけばいいのかと問われたように感じました。したたかに生きればいい>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

やっと観れました。ダークナイトをよく観ていたので、ジョーカーのストーリーを見てみたい、そう思っていました。笑いが笑えない…。だんだん、これは彼の涙に見えました。生まれた時から捨てられていた。唯一のつな>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.5

これまで何度も観ている作品。なぜ心に響くのだろう。悲惨な歴史、物のように扱われる人々、差別、虐殺…戦争。こんなに辛く悲しい現実に自分だったら。きっと社会に流されていただろう、ひと事にしただろう、生きる>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.5

SF、最高!なーんにも考えず、未来の宇宙船を堪能させてくれて、後半はドキドキの展開で楽しかったです。ただ一人、広大な宇宙を彷徨うことになったら。考えるだけで恐怖です。人は一人では生きられない。集団の中>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.8

ありがとう!スターウォーズ。冒頭から感謝の念で溢れてしまいました。楽しませてくれたこと、すべてに^_^これは家族のストーリー。葛藤しながら自分と向き合い、他者を受け入れて、絆を手に入れます。これこそが>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

2.8

初めて鑑賞。一番印象に残ったのは、ミスティークの展開でした。調子に乗るプロフェッサー、パフォーマンスや名声だけでは本当の共生ではないと感じているミスティークやハンク。一方、暴走するジーン。仲間同志の葛>>続きを読む

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

2.8

新生Xメンのはじまり!そんなストーリーです。マグニートーの悲哀の所は良かったと思います。段々、何をテーマにしているのか分からないというのが正直な感想。ブライアンシンガーはエンタメの中にも人間性を描ける>>続きを読む

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.3

表題どおり、未来と過去が同時に描かれています。人類から弾圧を受けるミュータントたち。未来のミュータントを救ったのはミスティークそれともマグニートーか。武力によるお仕着せでは解決にはならないと感じるとこ>>続きを読む

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.3

久しぶりに鑑賞。やっぱりXメン、好きだなあと思いました。マイノリティの偏見や差別との戦い、葛藤。前三作からの新シリーズですが、もう少しプロフェッサーとマグニートーとの友情と葛藤に焦点が当たっていたらな>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.0

初めて鑑賞しました。勝手なイメージで、ジャックニコルソン怪演のトラウマになる程の恐怖映画かと思っていました。観てみると、観念的な演出で、やっぱりキューブリックて感じです。原作者から不評だったのはわかる>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.3

久々のターミネーター!前作を思わせるシーンあり、良かったです。予告は見ずにみればよかったかな、シュワちゃん登場は、ビックリしたかった。リンダハミルトンは相変わらず、かっこいい!ただ前作を超えることはな>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.3

シリーズ第二弾!久しぶりに鑑賞。アイデアてんこ盛りの映画だったんだなあと思いました。合成のシーンは古さを感じたり、野蛮人的な演出も時代を感じます。自分にとっては冒険活劇の代名詞的な作品です。ワクワク、>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.3

久しぶりに鑑賞。インディアナジョーンズ、登場!の第一作です。公開当初は僕はまだ子どもで、第二作の魔宮の伝説から知りました。後半少し長いなと感じますが、激突を思わせるカーチェイスは最高。ETより前で、ヒ>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

アマゾンプライムで視聴。不器用な人たちが集まって家族になっている、そんな映画。虐待、窃盗、前歴、失業、生活苦、こんなに辛い状況なのに、居場所であり、お金だけではない絆がたしかにありました。最後にジュリ>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

3.5

久しぶりに観たのですが、字幕より吹替で観て良かったかも。夢に落ちる程、現実が分からなくなります。怖さを感じたのは、コブが妻との記憶に向き合っていくところです。誰でも向き合いたくない過去はあるのではない>>続きを読む

エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

2.5

アマゾンプライムで視聴。テロてんこ盛りな内容です。内容があるのか無いのか。何が正義なのか分かりませんというか、葛藤があるようで無い。撃ち合い大好きな方はどうぞ。下手なゲームを観ているようなアクションム>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

2.8

原作は未読。ジェームズキャメロンの名前に期待して観ました。うーむ、僕はちょっと長く感じてしまいました。絵はとっても綺麗。かつてのブレードランナーの流れを感じつつ、超えてはいない。ストーリーはなんとなく>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.8

今度は未来だ!とワクワクしながら劇場で観た作品。第一作はテレビでしたが、2と3は公開を待ち焦がれていたのを思い出します。今では大統領のあの方がモデルの平行世界の1985年。遊び心満点のパート2です。こ>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.5

子ども時代から大好きな作品です。今回は三ツ矢さん吹替版を鑑賞。自分にとってはテレビで初めて観たこの吹替版に思い入れがあります。子どもながらに自分の親の時代だったら、こんなにカッコよくないだろうなあとか>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.0

シリーズ完結!学生の頃、パート2を観て、予告編にドキドキ。期待を裏切らない続編でした(^^)未来は自分で切り開くもの、勇気をもらいます。いつ観ても色褪せない輝きがあり、変わらない僕の心。ドクの恋心にキ>>続きを読む

ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

3.3

時折観たくなるシリーズ。クリスマスの時期だと尚いいです。前作に続き、刑事魂に火がつくジョンマクレーン。今回は、野沢さん吹替版だったのですが、ボヤキが最高!頭を空っぽにして、ひたすらアクションを楽しむ映>>続きを読む

猿の惑星(1968年製作の映画)

3.3

子どもの頃にテレビで観てから、久しぶりに吹替版で鑑賞。2001年宇宙の旅やスターウォーズに比べたらSFとしてのセットはイマイチだけど、設定が良い。主人公ってこんなに威張ってたっけと時代を感じます。古き>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.8

生き続けている限り、希望がある。スティーブンの言葉に励まされました。真っ直ぐな人だったんだなあと思います。病気の告知があった時、実際には長生きしたことを知りながらもショックが伝わりました。やはりジェー>>続きを読む

ルパン三世 ルパンVS複製人間(1978年製作の映画)

3.3

久しぶりに観賞。前半はルパンのアクション連続で、ちょっと詰め込み過ぎな印象です。ハイテクに向かっていく時代もあるでしょうが、後半のマモーの哀しさみたいなものが伝わってきて、ドキッとします。不二子は、何>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.5

久しぶりに観賞しました。モノリスと人類の起源から物語は始まります。そして2001年、科学の進歩した社会で再び人類はモノリスを発見します。人類の進化とは、科学の進歩とはを問われているように感じます。以前>>続きを読む

ステイ(2005年製作の映画)

2.0

ユアンとナオミワッツに惹かれてアマゾンプライムにて観賞。うーん。期待したようなサスペンスとかスリラーはありません。死者の物語。雰囲気で見るような映画かなあ。なんとか最後まで見ましたというのが感想です。>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

人生を大切にする、そう語りかけてくる映画です。子どもの死という悲しい結末があっても、そのままの人生を主人公は受け入れます。難しいことは分からないけど、そこには子どもとの出会いがあり、営みがあり、それこ>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

2.9

一番はじめに思ったのは、SF版中学生日記だ!でした。40歳を過ぎている僕には、家出して上京してきた少年、おそらくひとり親家庭で残された子ども達の設定が受け入れ難かったかなあ…。健気に生きる子ども達の姿>>続きを読む

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.8

アマゾンプライムで視聴。原作は読んでいたのですが、忘れた頃に観ました。借金、鬱病…生きづらさの中で人が生きていく支えは、愛する人とのつながりです。現代版「砂の器」だと思いました。看護師との未来を感じさ>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.3

吹替版で観ました。これはウッディの旅立ちの物語。前半はちょっぴり単調な感じがしました。観ていくうちにトイストーリーらしさを感じました。子どもに愛されたいウッディたちの思いを感じて、切なくなります。ベタ>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.5

アマゾンプライムで視聴。初見です。面白かった!観ていくうちに引き込まれます。船での殺人、爆破の事件が冒頭にあり、証言に沿って事件の黒幕を探っていきます。ブライアンシンガー監督、うまいなあと思います。サ>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

3.8

小学生の頃から観てきた作品。あぁ、これはルパンの恩返しの話だったんだ、と気づきました。カリオストロの財宝の謎、クラリスの清純さ、銭形の最後のセリフにキュンとしてきましたが、ルパンの真っ直ぐな生き方と、>>続きを読む

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.5

アマゾンプライムにて視聴。カールの真っ直ぐさ、不器用な姿に心配しながら見ていました。自分を信じて進んだことで一人の女性を救います。第2作から見たのですが、何がカールを突き動かすのか。カール自身もまた生>>続きを読む

エクソダス:神と王(2014年製作の映画)

2.8

久しぶりに鑑賞しました。やっぱり印象は変わらず、まあまあだったなあ。絵作りは良いですが、情熱が伝わってこないような感じです。グラディエーターがあまりにも良くて、リドリースコットに期待し過ぎてしまうから>>続きを読む

レッド・エージェント 愛の亡命/愛の亡命(2016年製作の映画)

3.0

アマゾンプライムにて視聴。長い間、妻の死を予感しながら遠く離れた外国で待ち続けている気持ちはどんなものだろう。一人で逃げてしまった男の心情に思いを馳せました。スパイものとしては、物足りず。あまりドキド>>続きを読む

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.8

はじめてこのシリーズを見ました。これが二作目なんですね。カールの真っ直ぐな仕事への姿勢に共感と危うさを感じました。更生させるんだという彼の信念にどんな背景があるのか、気になりました。一作目から見てみた>>続きを読む