cocoapowderさんの映画レビュー・感想・評価

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プラットフォーム(2019年製作の映画)

2.8

階層になった建物に入れられた人間。食事は上の階から降りてくる残飯。
下の階には食べ物はほとんど行き渡らない。それ故に人間同士の争いが起こる。

メッセージは明確だけど正直ありきたりだと思う。
一番笑っ
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法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.4

ずっと友達でいられるかもしれなかった、ロースクールの同級生3人。
ストーリーの核心部分は面白いとは思うものの、伏線の回収がきちんとなされず、「あの要素何だったの?」となる点が多い。97分と短くせず、扱
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.7

角川シネマコレクションというYouTubeチャンネルで期間限定で配信されていたので鑑賞。どうやらこのチャンネルでは隔週金曜日に一本、有料チャンネルの中から無料公開しているようです。
色々な作品にオマー
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映画 少年たち(2019年製作の映画)

4.3

旧ジャニーズ事務所がその看板を下ろす前日に鑑賞(配信終了になるかと思ったが、実際にはならず)。

この映画は1969年初演の刑務所を舞台としたミュージカルの映画版。
今既にデビューしているSnowMa
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.1

公開当時劇場で観て以来の鑑賞。
スラム出身の黒人青年が大富豪の介護を手伝ったことから生まれる友情。
人と接する時に、傷付くことを恐れて無意識に防衛的になって無難な発言、綺麗な対応をしてしまうことってよ
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.8

お…面白い!!!
すみません、初めて観ました。
言わずと知れた宮崎駿長編アニメーション初監督作品。
ルパンなんだけど宮崎駿の趣味がバリバリに反映されてて部分部分のジブリ感ハンパない。脚本も面白いし、何
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.2

これは面白いし良作。
絶対4DXで観るべき作品だな〜と思って調べてみるとこの映画の公開当時はまだ日本に名古屋、小倉、平和島と3館しか導入されてなかったんですね。今はあちこちにある印象だけど。(ちなみに
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バーフバリ 伝説誕生<完全版>(2015年製作の映画)

3.2

ようやく鑑賞。某Vtuberの同時視聴にて。
案外ノリが合わず、なかなかついていくのがしんどかった…。好きそうなジャンルなだけに何故。
完全版で長い割に、前日譚で終わってしまった感じ。話がシンプルすぎ
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〈主婦〉の学校(2020年製作の映画)

4.5

自分にとっては本当に今観てよかったと思う作品。
こういうのが観たかった、と鑑賞しながらしみじみ感じた。
映画のタイトルになっている「主婦の学校」というのは、世界最北の首都、アイスランドのレイキャビクに
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レインメーカー(1997年製作の映画)

3.2

レインメーカーとは、一人で大金を稼ぐ者のこと。
マット・デイモン演じる新人弁護士がいくつかの事件を手掛けながら、弁護士の仕事の意義や正義について考えていく。
とりあえず観始めてからの独特なお洒落なワン
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弱虫ペダル(2020年製作の映画)

4.4

面白かった!漫画もアニメも途中までしか追えてなかったけど、思ったより原作の雰囲気を再現できていたと思う。(久々に調べたら漫画が83巻まで出ていてビックリ…)
この作品は全編CGなし。役者が全員練習を重
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.0

こんなにトンチキ映画だったっけ……?
ただ何故かワンシーンワンシーンがやたら頭に残ってるってことはやはり名作なんだろう。
撮影の気合が入りまくってるところはすごく好き。全編を通して漂うカオス感。
2も
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.2

上映中も評価が高かった通り、お仕事映画としてかなり楽しめた!
Suddenly I SeeっぽいBGMはプラダを着た悪魔オマージュ?そこも含めて好き。
これを観ると「どうやってアニメが作られるか?」の
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

3.4

トマス・モアの描いたユートピアをはじめとする理想郷を追い求め、パーフェクト小学生を目指すのび太たちの物語。
ドラえもんの映画自体観るのがかなり久しぶりだったけど(20年以上ぶり?)、技術が進歩してもC
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AWAKE(2019年製作の映画)

3.6

いわゆる元奨(奨励会を辞めてプロ棋士になるのを断念した)の将棋一筋、他には何もない青年がプログラミングに出会い、将棋AIを作る話。実話ベースだけど所々脚色あり。
当時、ニコ動で配信された電王戦が話題に
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ハリー・ポッターと魔法の歴史(2017年製作の映画)

3.5

意外と真面目に魔術について色々な研究がされていることを知って興味深かった。医学も効く確率の高い魔術のようなもの(ニュアンス)という話があり、世の中魔術に溢れてると思うとなかなかロマン。
14代にわたっ
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.2

グリーンブックのヴィゴ・モーテンセンを観て、レビューし忘れてたことに気付いたので今更ながらClip。
この作品はとにかく異質。何が常識?ということを問いかけられ続ける。
ぶっちゃけ、森に住んで変わった
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

良作。観ていて考えさせられたり、感動したり。実話を元にした素敵な作品。
イタリア系の用心棒とインテリ黒人ピアニストがアメリカ横断ツアーを通して心を通わせていく。お互いが素直に相手の言うことを聞いて徐々
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

アニメ化をせずあえて映画化したとのことだけど、まさにこの作品は"映画館で観る"というフォーマットこそが最適だと感じた。観客が映画の中に取り込まれるという展開まで含めて感情移入できる。
3人の成長を見守
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

某Vtuberの同時視聴企画にて、3回目の再鑑賞。
割と長尺なのでなかなかもう一度観る気力がなかったところを今回観れたので感謝。

壮大な宇宙を舞台に、人間の愛や叡智が描かれる。後にノーベル物理学賞を
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

2.8

今年最初の劇場鑑賞。公開から時間経った年明けでもまだ満席で驚き。
ラーゲリはロシア語で収容所の意味とのこと(地名だと思い込んでた人、私以外にもいるよね?)。実話ベースのお話。
感想としては、浅田家を観
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.8

公開当時以来久々に鑑賞。長いっす。
まさにファンタジーの元祖という感じで、世界観もキャラクターもワクワクさせられる。というか一部シーンをそのままハリポタに流用しても気づかない説ある。大元がキリスト教な
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも合わず、観ている途中から帰りたくなってしまった…。
元々そこまでハマらなそうと思いつつ観ないで批評するのもと思い劇場で観たけど、たぶんこの先新海誠の映画を映画館で観ることは余程の事がない限り
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.6

人知れず消えていった人達のために、どこまで刑事としての信念を貫き通せるか。殺人犯の言うことをどこまで信じられるか。犯人役の振る舞いも絶妙に巧妙で駆け引きに引き込まれていく。
派手さはない主人公が粘り強
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真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

4.0

むちゃくちゃファイトクラブや。オマージュしまくり。
しかし、そこまで期待せずに観たのもあってかかなり面白かった。大学生のあるあるな悩み。なんか深いのか深くないのかわからないことを言うミステリアスな先輩
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.2

短編だけれどなるほどオチもちゃんとしてて面白い。個人的にはもう一段捻ったオチがあるとより良かったかな…。
こんなタイムマシンがあったら、私一生人生進まなそう。

うちの執事が言うことには(2019年製作の映画)

3.2

ミステリー…なのか…?
あまりストーリーに期待せず見てみたらそれなりに面白かったけど、ちょっと話自体が薄い気がする。原作は長いみたいなので、もう少し違うエピソードでもよかったのかも?
キンプリの二人が
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.8

完全なる一般人のイギリス人セールスマンが世界の命運を握る重要な機密情報を運ぶスパイとして活動する姿を描いた作品。
構成も非常に理解しやすく工夫されていて見やすく、静かな中にも人生の喜び、楽しみ、友情が
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

最近悩んでいた「自分のやりたいことを踏まえた上で、どこに住むべきか?」という問題にリンクしていて、観ながら色々と考えさせられた作品。
ただ、ね。家庭と仕事、どっちを選んだっていいじゃない。家族最高!な
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.5

今更な鑑賞。公開当時、塾の友達が「面白かった!」と話しててそれ以来タイトルの意味含めずっと気になったまま20年が経過。マイノリティ・レポートってそういう意味なのねっていうのがようやくわかってスッキリ。>>続きを読む

イーグル・アイ(2008年製作の映画)

3.7

スピルバーグ製作総指揮。成田悠輔氏のEBPM (Evidence Based Policy Making)についてのYouTubeでEBPMに似ているよね、ということで紹介されており何気なく鑑賞。
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ヘイティング・ゲーム 恋とキャリアの必勝法(2021年製作の映画)

3.7

国際線の機内にて。
嫌い合っている男女の上司部下が、本当は…という話。
これは多分日本公開ないだろうな…という中身のなさだけども、気軽に観れて面白い。主人公が嫌ってるイケメンがあんまりイケメンって感じ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

国際線の機内にて。
A24、高い前評判と期待して観たのだが、個人的には思ったほどハマれず。騒がしい機内と、機内用の字幕が微妙で誰の発言かわかりづらかったのもあるかも。
そもそもマーベルのマルチバースも
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.1

あぁ素敵だなぁと思わせてくれる作品。がしかし、個人的には刺さるポイントがあまりなかった…。順調にいくとどんな不幸が起こるのかとヒヤヒヤしながら観てしまうこのマイナス思考。
こういう映画をストレートに楽
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チェンジリング(2008年製作の映画)

4.1

取り替え子 (とりかえこ、英語: changeling)とは、ヨーロッパの伝承で、人間の子どもがひそかに連れ去られたとき、その子のかわりに置き去りにされるフェアリー・エルフ・トロールなどの子のことを指>>続きを読む

ALIVEHOON アライブフーン(2022年製作の映画)

4.6

これが陸のトップガンとの評判も然り。邦画も頑張ってる。ほぼCGなしの本気のカーアクションが最高に素晴らしい…。
これもぜひ映画館で観てほしい一本!
ストーリーはグランツーリスモのトッププレイヤーがリア
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