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弱虫ペダルのcocoapowderのレビュー・感想・評価

弱虫ペダル(2020年製作の映画)
4.4
面白かった!漫画もアニメも途中までしか追えてなかったけど、思ったより原作の雰囲気を再現できていたと思う。(久々に調べたら漫画が83巻まで出ていてビックリ…)
この作品は全編CGなし。役者が全員練習を重ねてガチで走ってるところが見どころの一つ。自分もロードバイク乗るので撮影大変だったんだろうな〜といちいちしみじみ…。千葉県や三重県でのロケは爽快感があってロード乗ってる人は走りたくなること間違いなし。
主演の永瀬廉くんはこの作品で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞していますが、撮影が過酷だった分かそれまでの作品に比べて余計な力が抜けた演技もよかった。あと、ちょっと不器用だけど努力家という元々のキャラと声も合ってたと思う。キャスティングしたプロデューサーさん、ナイスです。今泉役の伊藤健太郎くんも鳴子役の坂東龍汰くんもハマってた。
ただこの映画でちょっと気になるのがストーリー改変とロードレース上の戦略が改変によっておかしくなっているところ。尺があるので仕方ないけれど。
総括としては、やっぱりロードレースって面白いなと再実感。チームのためには個人を犠牲にもする、という最強のチームスポーツ。試合見たいしロードレースに関する映画ももっと観たい。
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