そろそろ

首のそろそろのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
4.2
見終わったあと、それぞれの役者のインタビュー記事を見てまわりたくなるほど、皆さん生き生きと演じていてやっぱり役者からしても特別な監督なのかなと思う。
加瀬亮はアウトレイジビヨンドでは無理して凄んでいる感じが痛々しかった(そういう演技かもしれない)けど、今作では完全に吹っ切れてるというか、イっちゃってるというか、多分今作がキャリアハイになるような気がする。
木村祐一は彼の胡散臭いイメージをそのままあてがきしたかのようなおいしいキャラをもらえて他の役者から羨ましがられてそう。
短い出演ながら柴田理恵と大竹まことは圧倒的な存在感で、タレント時とは異なる本職の凄みみたいのを感じられて格好良かった。
他にも90年代の北野映画に出てた人達が活躍してるのを見て嬉しくなったりと、ストーリーとか構成とかより、役者がどう動くか、誰とぶつかるかとかが気になって映画の内容があまり入ってこなかった。もう一回観ようか迷う。
そろそろ

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