木村さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

木村

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パーフェクトワールド 君といる奇跡(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

先輩の悔しさや無力感が伝わってきて胸が痛くなりました。
能力が高く、並みの壁なら乗り越えられた先輩だからこそ、一人じゃどうにもできない現実がきつかったと思います。
印象に残っているのが駅のホームのシー
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ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

狼として道具を使わずに生きるのでもなく、人間として赤い花を武器にするのでもない。
モーグリとして生きる。
最終的に群れを離れて、自由にジャングルで過ごすモーグリが晴れやかでした。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.6

カメラワークが絶妙で、男を男として好きになる感覚が伝わってきました。
エロティックなところも、周囲に言えない性的指向の息苦しさも、言葉よりも強く感じることができました。

アントマン(2015年製作の映画)

2.9

ヒロインのホープが魅力的でした。
ストイックな色気があって、辛辣なところもツボでときめきました。

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.7

家具や調度品に変えられた使用人たちが驚異的なクオリティで生きており、ファンタジーの世界を堪能できました。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.5

長年の片想いの相手であるスマートなイチと、突然告白してきたダサい二。
最終的にどちらを選ぶのか、どちらも選ばないのか。
ヒロインのヨシカ自身が変わり種なので、恋愛というよりヨシカを楽しむ映画だと思いま
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

3.4

ロボット兵が好きです。
恐ろしい見た目をしているのに、優しい心根の持ち主というギャップがたまりません。
忠誠心も高くて、一緒に働きたくなりました。

となりのトトロ(1988年製作の映画)

3.3

ヤマもオチもないストーリーなのが、かえって安定感が出ていて良かったです。トトロの存在感もあり、ユニークな映画になっていると思いました。

ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

キャラが秀逸でした。
ちょっとしか出ないキャラでも印象に残っており、観ていて飽きが来ません。
また、テーマが深く、攻めている作品だと感じました。子ども向けとして抜きん出ている映画だと思います。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

劇場で観ました。
「え、これってバッドエンド……?」
と奇妙な結末に寒気が走り、同行者に声をかけていました。
初めてのトラウマ映画です。恋の奇跡とは何ぞや。そんなのは蜃気楼で、悍ましい神隠しでした。

ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

父親のビルだけでなく、サマンサもラスティも小説を書くことに驚き、期待が膨らみました。私はもともと作家という存在に弱いので主要人物の三人が物書きだなんて思わぬプレゼントです。
告白めいた詩を詠んだり、好
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ドラえもん のび太と雲の王国(1992年製作の映画)

3.0

のび太くんの抱いた純粋な疑問と調べようとする熱意が眩しかったです。『絶対にないってどうして言い切れるんだよ! 世界中の雲の上を確かめてみたの!?』というセリフにハッとさせられました。
結局ドラえもんが
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ヒロインのロージーが綺麗で目が離せませんでした。『ゴムがアソコに入ったまま取れなくなったの!』とあけすけな発言をしている時でさえ綺麗だなんて衝撃です。性にだらしないところは苦く思いますが、恋する女性と>>続きを読む

ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984年製作の映画)

3.1

六芒星の結界に隠れるシーンがスリリングで好きです。地面に描くだけのお手軽結界ではありますが、それはそれで原始的で素敵です。また、美しくも恐ろしい人魚にも惹きつけられました。

映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い(2007年製作の映画)

3.4

何度観ても楽しめます。
旧作では影の薄かったメデューサが大昇進していて、物語を見事に引き締めてくれました。
旧作と比べると、美代子にスポットライトが当てられていますが、それだけじゃありません。ドラえも
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蜜のあわれ(2016年製作の映画)

3.1

不思議なエッセイを読んでいるようで、面白かったです。

昆虫物語 みつばちハッチ 〜勇気のメロディ〜(2010年製作の映画)

3.2

ハッチは勿論のこと、クネクネやミンミンなど他のキャラも可愛いかったです。
子供向けなこともあり、ご都合主義展開もありますが、ミンミンが捕食されるシーンでは自然界の厳しさを垣間見ることができて良かったと
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植物図鑑 運命の恋、ひろいました(2016年製作の映画)

3.3

恋人というより新婚夫婦な二人に、結婚観を揺さぶられました。
食と、共に生活していくことは、密接に繋がっているんだということ。好きな人と囲む食卓に幸せを感じること。結婚生活は忍耐地獄だと思っていたのです
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ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌(1986年製作の映画)

3.0

他人にとってはくだらないことでも当人にとっては大事なことなのかもしれません、という感想が吹き飛ぶほど周りへの被害が甚大です。誰のとも知れない車が破壊されるシーンや、新オープンのお店ポセイドンが乱闘場所>>続きを読む

ビー・バップ・ハイスクール(1985年製作の映画)

3.0

初っ端の『火の玉』で噴きました。
二つ名のインパクトがでかい。控えめに言ってダサくて、自然とツッコミ待ちしていました。「ネタじゃないの!?」と意図せず発揮されたギャグセンスに震えたのは余談として、思い
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.3

はじめはよく分からなかったのですが、奔放な彼女の生い立ちを知っていくと、丸ごと受け入れてくれたポールの優しさが心にしみました。頑なになってしまい、受け入れられない感情に覚えがあるので、彼女が最後に心の>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

3.0

まず、オードリー・ヘップバーンが綺麗でした。白黒でも衰えない美しさで、映画を観て恋に落ちた人もいるのではないかと思いました。オードリーヘップバーン演じるアン王女も、真実の口での素直な反応など魅力的で可>>続きを読む