シゲッチさんの映画レビュー・感想・評価

シゲッチ

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ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

3.1

無愛想で常に何かにイライラしてて
でも悪い人でも無くて。
劇中の芸術作品の良さはサッパリ分からない芸術オンチで申し訳ないのだけれど、
主人公の作品が1番地味に感じたのは
彼女は普通で
残念ながら普通に
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ランチメイト症候群(2018年製作の映画)

3.5

大人になった今なら
「これウメェんだよw」
って言って一蹴出来るけど
あの年頃の子が恥ずかしく思ってしまうの、よくわかる。
自分で作ればいいと思ったりもするけれど
コンビニで買うという発想には至っても
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.6

この時代にJAZZを題材として
しかも若者達のこんなアツい物語が映画になった驚き。
CGと手描きの絵の顔の違いの違和感が映像としては残念な場面もあったけど
オッサンもオバサンもみんなアツくて
こういう
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.9

いいね
ロックしてんねw
無茶苦茶だけど楽しそうだからいいかって

ならねぇよな、実際w
ドラムの子が3週間の夏休みだと思えばいいだろ
って言ってたのが救いになってるかな
うん、やっぱなってないなw
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.8

終わり方がアッサリしてたのが物足りない感はあるけど
繊細で良く考えられた構成は見事で
考えながら、考察しながら観ることが楽しい映画。

回復タイム(2023年製作の映画)

4.0

こういうの大好き
ショートって演者さんが残念な事が多くてもったいなかったりするんだけど
お話も演出も演者もとてもいい感じ。

みなさん、さようなら(2012年製作の映画)

3.5

途中で「長いな」って思っちゃった。

そういうトラウマがあったのね!
ってくだりは映画らしくていいんだけど
そんなもの無いほうが寧ろ面白いものになったかもしれない。

園田君は被害者の亡霊かと密かに期
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

すごい映画だ。
前提知識の無い者を容赦無く置いていく。
赤狩りを知らなければ最初から置き去りだw
物理学の歴史と人、多少なりとも知らないと
これまた置き去りにされる。

伝記映画といえるこの作品で、ネ
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.5

最初の2人の様子が凄く面白くてワクワクした。
この2人はどんな関係でどういう展開になるのか探りながら観る楽しさが詰まっていて無茶苦茶期待した。

ところがそれが何度も続くと流石に4話目位から疲れてしま
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.7

ストーリーも構成も音楽も
なにより雰囲気が昔の映画みたい。
僅かな間、ちょっと特別な雰囲気に誘ってくれた2時間でした。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.6

主演の人も難しい役を素敵にこなしてましたが
やはりミシェル・ウィリアムズ。
世間知らずで我儘で、でも危うく儚げないいとこのお嬢様感。
こんな役も演じるかぁと感じいってしまった。

マリリン 7日間の恋(2011年製作の映画)

4.1

映画の1つの正解の形として
いかに女優を素敵に魅せるか
魅力をフイルムに収められるか
というのがあると思う。

きっとマリリンを起用した数々の監督たちも、そこを主眼に映画を作られたのではないでしょうか
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ベラ役のエマ・ストーンが素晴らしい。
館に閉じ込められて外界を知らない、白痴とも思える幼少期。

旅に飛び出し好奇心旺盛なるままに振る舞う少女期。

倫理の成長が追いつかないまま知識が増大し、娼婦とい
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.8

ロードムービー大好きだからよかった。
この手の余命幾ばくも無い主人公が旅に出る系の映画はいくつかあって、
どうしてもそれらと比べてしまう訳で、
犯罪を繰り返しながら進行するのはどうなんだとも思うし、お
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

2.9

期待して見始めた分がっかり感がキツイ。
心情描写の深みもなく、ただそれっぽい映像表現があるだけ。
B級SFホラー枠。

お早よう ニューデジタルリマスター(1959年製作の映画)

3.4

日常w
でも奥さん方のご近所付き合いの
嫌ァな感じがチクチクしてくる妙。

山田(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

いいね。
山田の世界に入って死に、現実に戻る。
そして山田は又繰り返すのだろうな。

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.8

思ったより酷くなかった。
ツマらないコントと謎の恋愛事情とフザけた突っ込みどころが多すぎるが、
そういうものと割り切って楽しむ度量が試される。
いや、頑張って観なくてもいいのか。

結局タイトルがピー
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晩春(1949年製作の映画)

3.6

タイトルである「晩春」
春が過ぎ、老いてしまった晩年。
といった意味なのだろうが
晩年に春を迎えた、のような意味合いもあるのではと思いながら鑑賞した。

能楽で目礼した女性と一緒になることは無いだろう
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

この映画を観ようかと思ってる人は
トイレ清掃員の日常の物語で、特に劇的な出来事も起こらない想定で、
それでも観ようかと思っているでしょう。
私も、その上で、どれだけ描けているかと思って観ました。

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(2023年製作の映画)

3.6

史実をベースに2時間余りの映画を作るには盛り込みすぎなのだろう。
説明くさいシーンが多々見受けられて
それによる場面切り替えも多くあり、全体的になんだかぼやっとして没入感が無かった。
もうちょっと的を
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.6

面白かったけど最後の「〇〇に捧ぐ」
は素で「 どゆこと?」って声が出ちゃった。
どゆこと?実話?え?

ひらいて(2021年製作の映画)

3.8

綿谷リサさんの原作という安心感
殺害とか裏切りといった劇的な展開の心配しなくていいから
登場人物達の心情を考察しながらみれる余裕と楽しさがある。

インセプション(2010年製作の映画)

3.9

ラスト
そうだろうなぁ
と思ったらそうだったw
でもそれでいいや

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

3.5

ドラマは観ていない
その上で観ていない者でも十分楽しめる内容でした。
けれど
それゆえか、いくつか関係性や過去の出来事の説明的な描写があって
それは仕方がないことなのだけれど
そうしなければならなかっ
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ガレージで(2021年製作の映画)

3.8

いいね
ショートの良さを味あわせてくれる作品
無理やりつめこまないゆる~い感じでずっとニヤニヤ楽しめた。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

どうやったらこんな話が書けるのか
想像するのすら難しい。
なんとなくこんな物語を書けと言われれば、寧ろ容易いのだけれど
この水準に到達可能するのは無理。
これは子役の彼の演技力の賜物なだろうか。
ドキ
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