orixケンさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

テイク8(2015年製作の映画)

4.1

劇中劇で同じシチュエーションが交差するんだけど、ひょっとするとまだ売れていなかった頃の上田監督自身のエピソードなんかも反映されてるのかもなどと思ってしまった
幸せだけが人生じゃない
一緒にいたい人とい
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.3

3兄弟もそれぞれ個性あり面白いんだけどそれより母親の方が個性も魅力も上だったな。自分の家族にこういう母親や兄弟いたらイヤだけど。ローカルの人の葬式に参加してしまうシーケンスもらしくて良かった。
ビル・
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ファイナル・ジャッジメント(2020年製作の映画)

3.0

ファイナルシリーズでもないしタイムリープっぽいけど違うようだし今ひとつよくわからなかった。意味ありげな記号出すけどそれほど大きく効いてこない
逆恨みがひどいしそちらより真犯人の黒幕探しを幽霊と一緒にや
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あなたの世界は輝いてる(2021年製作の映画)

3.1

声がこもってるのか小さいのかセリフ聞き取りづらいところあった
金がなくても夢があるほうが若者の間は輝いて見えるということかな。
友達に虚勢はってるだけなのに
今ひとつよくわからない

永峰中村飯塚(2021年製作の映画)

3.5

ストーリーあまり捻りなくオチもありがちか。でも女優さんの演技が良かった

こちら放送室よりトム少佐へ(2020年製作の映画)

4.0

ラジオドラマが民放でもいくつかあった時代それ以外の時代考証もしっかりしてるしよかった
最後一緒にカウントダウンしているのがなんとなく希望も感じさせる
ショートフィルムで新しく感性あう新人監督みつけるの
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ニヒル(2021年製作の映画)

3.8

ニーチェのニヒリズムや超人思想をごく普通の女子大生に落とし込んでそのギャップを楽しめばいいのか?
何回か見たら面白くなってきそうな感じはあったな

もぬけの部屋(2021年製作の映画)

3.0

良さも面白さのセンスも自分にはあわなかった
コロッケくわえてるんじゃなく泣きながら食べてほしかった
あるいは最後にもらったものとして冷凍保存とかしようとしてたりしたら気持ち悪さが突き抜けて評価もっとつ
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Last Wedding Dress(2014年製作の映画)

3.7

ストーリーもそんなにひねりもなく単純だけど、細かい伏線多くてそれが楽しめた

ハートにコブラツイスト(2012年製作の映画)

3.3

夢を食いつぶされたと思ったんだろうけどウジウジと以前いたライブハウスに乗り込むところがダメ
そのダメさを最後にかけてうまく描いていたと思う
人の夢を商売のネタにしか思わずそれを馬鹿にするのもヒドいとは
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恋する小説家(2011年製作の映画)

3.4

仲間や世間は忙しくしているなかで取り残された感ある売れない小説家が主人公や登場人物が次々現れる中でヴィヴィッドな登場人物達の会話やサジェスチョンにより小説を変えていくところよかったし、オチも面白い
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ザ・リチュアル いけにえの儀式(2017年製作の映画)

3.6

友人を見殺しにしなければあの森にいくことはなかったんだろうな
集団催眠のようなので地下からの自然ガスで催眠状態なのかと思ったら妖気だったのか?
ラスト見てたらなんであの住民たちあそこにいるの、さっさと
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人生はノー・リターン ~僕とオカン、涙の3000マイル~(2012年製作の映画)

3.8

母息子のロードムービー
息子はよくしゃべる社交的な母親と一緒にいてコミュニケーション力あがるし、母親は疎遠になっていた息子と大事な思い出だった昔の運命の恋人との絆を見つけられた
アンディと息子を名付け
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天城越え(1983年製作の映画)

3.8

少年時代の回想部分は他が白黒のように色抑えてえいるので田中裕子の衣装も化粧も艶やかで妖艶さが出ている
あと殺人のときの血のシーンも鮮やかな色でていたか
時効のない時代だけど微妙な動揺が出ているのはよか
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マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ブラムハウスなので期待したけど悪くはないけど捻りやサプライズもない単純な復讐ドラマだった

最後は娘は昔と違って親切にされたので助けたのかあるいは親にこれ以上殺人させたくなかったのか

黒の奔流(1972年製作の映画)

3.6

ストーリーも清張で問題ないしうまくまとめてるんだろうし、俳優も豪華でいい演技なんだけど、たまに安っぽい演出あるし2時間サスペンスとそんなに変わらないような
佳作って感じかな

still dark(2019年製作の映画)

4.0

料理褒められると喜ぶところの自然な感じの演技がよかった
料理人にとっては嬉しい瞬間
チャレンジしようとする方もいいしチャレンジする場所提供するほうも素晴らしい
盲目のために起こる失敗も描きながら料理づ
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野火(2014年製作の映画)

3.8

原作未読。
毎晩同じ作戦で待ち伏せされて殺されていくしかない末端兵士。愚かな作戦と指揮官。
だけど自力でそこを超えないと帰ることができない。

絶対撃たれないと言っていた伍長が狂っていくところなど見て
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乱波(2014年製作の映画)

3.8

忍者の世界での裏切りと壮絶な闘いが5分間に詰め込まれていた。しかし忍者達にとってこの5分間にあったことはよくあることのようで、つらい忍者の世界を見せて終わるのが面白いと思った

アシュラ(2012年製作の映画)

4.3

赤ん坊の時に餓えた母親に食われかけたアシュラはケダモノのような少年となってそだつ。しかし若狭や法師との出会いで人間性が育ち始める

若狭を母のようにも感じていたので、人でなしのみしか生きられない飢饉の
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一度死んでみた(2020年製作の映画)

2.9

役者は特にベテラン役者は素晴らしいのに、ストーリーもイマイチだし笑いが全くあわなかった。
デスメタルといいつつコミックソング歌い出したときは面白くなりそうと期待したんだけど。
笑いのツボやセンスは個人
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ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

4.0

犯人が主人公が関与するまでヒント散りばめながらも謎多い殺人をやり続けてたという発想で小説書いているのがディーバーの恐ろしいところでそのあたりも再現されていたのが良かった

映画自体も昔の現場に行けない
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バカヤロー! 私、怒ってます(1988年製作の映画)

3.0

全部夢オチなんじゃないかと言う感じでの終わりかたとかストーリーがどれも面白くなかったかな
イッセー尾形のところだけは面白かったけど
俳優は皆いいが演技も古臭さを感じる。まあこれはしょうがないんだけど

死神 ドクター・テケレツ(2022年製作の映画)

3.4

前半うまく落語の死神を現代的ドラマにオチまで含めて忠実にうまく再現してたのに、後半そのモチーフで死神の続きみたいな感じでオリジナルで物語続くのかと思えば、タップダンス合戦になってしまってた。もったいな>>続きを読む

の・ようなもの(1981年製作の映画)

4.0

青春群像劇になるのか、主役や女子高生達などの素人演技とプロ俳優のしっかり演技の絡みが意外に面白い
女子高生と父親と主役3人の素人だけの場面は少しきつかったが。
ストーリーもあってないような感じだけど主
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楢山節考(1958年製作の映画)

4.2

山に上っていくときの背景や雪が息子の心情あらわしてるようで。あんな骨が散乱しているところにあの骨になっていくとわかって母親置いてくるしかない辛さがわざとらしい演技やしつこい演技ではないのにしっかり伝わ>>続きを読む

バッドママ(2016年製作の映画)

3.8

ストーリーなどはよくある感じで捻りもないんだけど、キャラクターやテンポがいい。頑張ってるママさん達が酒のんではじけて日頃のうさ晴らすんだけど明るいのがいい。パーカーのところが一番面白かった
最後の出演
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ハリガン氏の電話(2022年製作の映画)

3.5

少年と老人の死者となってからも交流が続き、死んだと考えたくない母親の死も認められていくというのは良かった。

ただキング原作なので呪いの能力使ったらそのしっぺ返しみたいなものがあって恐怖と混乱を少年が
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飛べ!フェニックス(1965年製作の映画)

4.5

砂漠に不時着したプロペラ機。水もなくなり徐々にパニックから歩いて砂漠渡ろうとして死んでしまう乗客もおり段々疲労して狂っていく描写が良かった。
その中で飛行機設計しているという乗客がいてその設計図で飛行
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キャタピラー(2010年製作の映画)

3.0

なんかしっくりこない。傷病して帰ってきた途端に悪態つくのが?

世話をしていく中でつらい看病の中で過去のDV思い出して暗い心理描写見せてから徐々に虐待のようになっていくというのならわかるんだけど。
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チューズ・オア・ダイ:恐怖のサバイバルゲーム(2022年製作の映画)

3.0

ストーリーが薄いというかひねりがなく、その割にはリングや死霊のはらわたっぽいものが混じってたり。ボス戦が彼というのはな。本当のラスボスは続編につなげたかったのかもしれないけど

エル・カミーノ・クリスマス(2017年製作の映画)

3.5

クリスマスの奇蹟
嫌われ者の保安官1人以外は全員願いが叶ったといえるかも
ビール飲ませてくれたら探し人の情報あげるってところで気づくべきだった
評価ほどは悪くないと思った

不都合な自由(2017年製作の映画)

3.8

暖かく迎えてくれるが実際は職もなかなかつけない。感情を交換できていた人とも相手に家族がいるので刑務所にいたときよりも逆に制限がある。
不自由さを感じながらそれでもしっかり次の人生を見つけていこうとして
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ロストガールズ(2020年製作の映画)

3.5

殺されてもいい職業だし、いなくなっても大して捜査もされないという偏見から、同じひとりの人間が殺されたんだと母親が警察組織などと戦っていく様子がいい

演出がなややあっさりな感じはしないでもないけど、上
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お!バカんす家族(2015年製作の映画)

3.8

チェビー・チェイスのバケーションシリーズの後継作品。コメディロードムービー。気楽に休日の時間つぶしにちょうどいい
ゲストも何気に豪華だったし、監督自身も最後出演してる

アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

3.9

主人公はイケメンだけど親の遺産で怠惰に生きて嘘もよくつく利己主義者。
そんな彼に助けたいや守ってやりたいと思わせるほど子役のキャラクター魅力的だった
演技も二人とも素晴らしかった