第8駐車場さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

第8駐車場

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死刑台のメロディ 4K リマスター・英語版(1971年製作の映画)

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エンニオ・モリコーネ特集で初鑑賞。
司法が特定の正義と結びついた時の恐怖を淡々と最期まで描く怒りの映画だった。
かつての余所者達が、新たな余所者に牙を向く排外主義の醜悪さ!

今まさに現在進行形で起き
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無名(2023年製作の映画)

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時代背景を十分理解してない上、コンディション悪くて途中落ちたから鑑賞メモとして。

とりあえず、ワン・イーボーもトニー・レオンも唸るほどセクシーだし、アクションも泥臭くて好きだった!

エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

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宗教(と、それに付随する権威)が、あらゆる面で個人にどれ程大きい影響を与えてしまうか分かって面白かった!人が、人を超えた力で人を救おうなんてなんて何て思い上がった行為か‼︎
10数年の教育が、1人の子
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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

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かつての暴力のトラウマから感情を抑えられなくなってしまった9歳の女の子と、彼女に居場所を作ろうとしながらも少しずつ狭まる選択肢に疲弊するソーシャルワーカー達の奮闘を描く。

出て来る大人も子供も、皆の
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地に堕ちた愛 完全版(1984年製作の映画)

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自分の理解力が足りず掴み所無かったけど面白かった‼︎

金持ち男達のホモソーシャルな自慰(恋愛ゲーム)に巻き込まれた女優が経験する奇妙で倒錯して、同時に神秘的な1週間。

キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)

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敢えて踏み抜いた倫理観と、作品の出来共にシンドかった。

ナマケモノがジャングルのシリアルキラーかどうかは兎も角、ソロリティの人気取りの為に野生動物利用しようとしてる時点で終わり過ぎてる…歳取るって嫌
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リバウンド(2023年製作の映画)

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失敗する事を認め、何度でも立ち向かえるって事を伝える青春映画で良かった‼︎
そして役者さんむっちゃ似てる!

ただ、この映画に限らないけど、登場人物が明らかに何か間違ってるのを観せ続けられるのはちょっ
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

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原作未読だったけど良かった!
異論は有るだろうけど、出来はどうこうでなく作品の空気感的には『フリクリ オルタナ』に近いイメージ?

後篇観てから原作も追いたい!

正義の行方(2024年製作の映画)

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面白かった!
犯人が決まって"解決"してしまった30年前の凶悪事件。捜査に関わった警察、当時世論を導いたメディア、無実を信じたまま家族を死刑執行された遺族、再審請求の為に有志で立ち上がった弁護士達への
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メメント(2000年製作の映画)

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記憶が続かない復讐者の混沌極まる追跡劇!
2時間位の(連続する)物語を追っかける位の記憶能力を持ってる大半の観客に対して、主人公の特異な知覚を追体験させながらも完全な迷子にはさせない作劇の工夫が面白い
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

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根本的に分かり合えない人間同士の人生がタクシーで束の間交わる(もしくは少し触れ合う)一夜の面白さがあった‼︎個人的にはニューヨークのエピソードが好み。

語呂的に、邦題のがずっと好き‼︎

劇場版 再会長江(2024年製作の映画)

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良くも悪くもインフルエンサーが撮ったロードムービーって感じ。

毒にも薬にもならないけど、見た事無い中国奥地と、10年という時が変えたものと変わらなかったものが覗ける旅番組って趣で楽しめた。

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

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壮絶な記録。必見。
ロシアの侵攻を受けたウクライナの港町マリウポリ、唯一現地に残ったジャーナリストが脱出までの20日間カメラに決死の覚悟で焼き付けた戦争。

日常が不意に破られて始まる地獄の苦しみに翻
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キングオージャーVSドンブラザーズ(2024年製作の映画)

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こんな大団円泣かない訳ない…‼︎
ドンブラのコンセプトそのままな幸福な同窓会だった…

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

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最高。こんな観てて幸せになれる怪獣映画中々ない!もう世界観殆どトリコだ…

このユニバース屈指の人間への関心の無さが、出てくる人間の異常さとモンスター達の擬人化に成功してる感じする!
パワーハウス計画
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異人たち(2023年製作の映画)

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言葉に落とす能力が足りないけど、死ぬ程の孤独が見せた救いの幻想みたいなモノにむちゃくちゃ泣いた…

オリジナル未見だけど、ゲイとして特定の時代、場所を生きてきたアイデンティティに関わる哀しみと孤立感へ
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プリシラ(2023年製作の映画)

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原作未読だから何とも言えないけど、これでいいの???
映画として切り取った部分がそこしか映さないし、結局プリシラじゃ無くて"エルヴィス・プレスリーの若妻"の物語になってるのは自覚的なんだよね?

ある
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マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

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無茶苦茶怖かった…終盤、本当に退場者出るんじゃないかと気が気じゃない位!

心の内に秘密を秘めた男が偶然の出会いから恋していく姿を追ってくのが主なのに、冒頭に主人公の秘密の暴露を観てる観客はずっと心が
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ナチ刑法175条/刑法175条(1999年製作の映画)

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観れて良かった。
同性愛者というだけで罪になってしまう最悪な刑法と、数少ない生存者たちについてのドキュメント。
当事者の苦しみと怒りが本人の体験から聴ける壮絶な記録。

戦時中の生存に関わる部分が中心
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貴公子(2023年製作の映画)

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韓国にいる筈のまだ見ぬ父親の跡継ぎ争いに巻き込まれた混血児と、彼を付け回す、笑顔の張り付いたやり手の殺し屋のチェイス‼︎

"こうしたら面白い!"ってゴリゴリ進むパワー展開好き!(結果的に主人公?の個
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陰陽師0(2024年製作の映画)

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原作未読だけど期待以上に良かった!
陰陽師を仕事として現在と地続きの歴史の中に描きながらも、霊能力も受け止めてて面白い‼︎

演出の力も有るんだろうけど、奈緒さんの存在そのものが花みたいな演技が凄過ぎ
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

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資本主義の下、金持ちは金を持ってない奴らを心底馬鹿にして見下してるって話で面白かった!(段々自分たちも"狩られる側"になってくしいつまで他人事として楽しめるかな…?)


金で命を買える海外のリゾート
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クラメルカガリ(2024年製作の映画)

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個人的にはクラユカバよりこっちのが好み!
世界観の説明からそこに生きる人たちの話なったからかしら?

直接的な描写はあんま無くても、互いが作品世界を補完しあってて、どんどん観れば観る程没入感高くなって
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

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主人公が中盤位までずっと他人を大事に出来ないのに割とヤキモキしたけど、生きる事の目的に対する強迫観念から観る人を解放する物語は好き!

ただ、聴覚と視覚に偏った準備世界はどうなのん…???

ジュリア・幽霊と遊ぶ女(1977年製作の映画)

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不意の事故で娘を目の前で喪った女性の再生と、それを望まない人たちと、幽霊と。

朦朧としてて冒頭の喉切り裂いてた文脈を見逃してた!超常現象とトラウマの間が揺れる感じは好きだった記憶がちょっとあるけど自
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ナイトメア(1981年製作の映画)

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昔ネットで観た首切断シーン観れて何か感動!

心が壊れた哀しい狂人映画だったハズだけど朦朧として観た本編はあんま憶えてない…ある意味悪夢見てるみたいで素敵な思い出ではある。

トラウマ/鮮血の叫び(1992年製作の映画)

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首切り魔が襲うジャッロで楽しかったけど、主人公が未成年に手出した時点で全く共感出来なくなっちゃった…アイツもアウトでは…?

悪魔の凶暴パニック(1976年製作の映画)

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危険ドラッグが髪と正気を奪う!

アグレッシブな暴徒達よりも遥かに主人公の方が狂人で全く共感できない‼︎こんな奴野放しにしてるのが1番怖い!

No.10(2021年製作の映画)

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何コレ面白すぎる!!!!
あらゆるものに挑発的でフレッシュな映画体験で最高過ぎた…そして、何を観てたのか全然説明できない…凄い…‼︎

ザ・タワー(2022年製作の映画)

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生命をも呑み込む闇に閉ざされたマンションで、住民達が生き残る為に何でもする悪辣なシチュエーションスリラー。

深いメタファーが有るのかも知れないけど、ただただ登場人物たちの分断を煽って苦しめる為の装置
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

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恥ずかしながら初見だったけど、最近のノーラン映画知ってからだからこその、スタイル確立し切る前のデビューアルバム聴いてるみたいな初期衝動感じて嬉しい驚き‼︎

する事も無く、何か努力するでもない、"作家
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リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

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確かにこれはニューディアー案件!
物語の視点も優しくて好きだけど、変態アニメーション映画の系譜を組んだ表現も最高。両方の観点でお父さんの歌がめちゃめちゃ良い…‼︎必見!

一斉ストの日にフランスの団地
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クラユカバ(2023年製作の映画)

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世界観そのものみたいな映画で、舞台設定が好きならハマるかと!

オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

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むちゃ良かった!
オリジナル、全然記憶にないけど全編通してこんなテーマ(宗教の根幹は恐怖だ!)なら最高よね‼︎観直したい!

本邦の自主検閲機関にとっての恐怖が、奇しくも作品の示してる恐怖と重なって最
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

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"男らしさ"と家父長制の犠牲になった兄弟の壮絶な悲劇‼︎

親の愛を子供に競わせる時点で最悪な家庭環境だけど、そんな環境で嫡男の役割を背負わされながらも家族の愛を望んだ男が、望んでたものを失う事で死の
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ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

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良かったよ。
それなりに成功して生存には困らずとも何かが足りない大人達が、10代のカップルの真っ直ぐな恋を通して心を開き、少し世界を肯定できる様になるまで。

他人の期待とか規範で知らぬ内に息苦しくな
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