yokoさんの映画レビュー・感想・評価

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

凄いものを観てしまった衝撃で、しばらく立ち上がれなかった。

感動や、涙で胸がジーンとして立ち上がれなくなったことはあったけれど、ショックで動けなくなった経験は初めてだった。
それくらいの衝撃だった。
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.0

「 僕には芝居がわからない 」
「 それでも続けていくんだよ 」

ウェスなりの人生観を砂漠と舞台という2つの場所で、何がフィクションでどこまでが現実かわからず曖昧なまま表現していてそれが今の自分にと
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

4.0

今年初映画。

私自身色んなことがあって、あんなに映画が好きだったのに今年になってから映画館に行ってなくて

予告編で見た、「映画館は好きなの、忘れられるから」のセリフを聞いてすぐチケットを予約した。
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.2

ファンタジー作品なのに、派手な演出や音楽は1つもなく静かに日常を追っていくから違和感が全くなく現代版おとぎばなしって感じで新しい🍂

子どもの時に初めて死を身近に意識したのは私もおばあちゃんだったけど
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

コロナ禍を吹っ飛ばす最高エンターテイメント映画🕷🔥🔥🔥🔥

マーベル作品ほとんど映画館で見てきているけど、ダントツでいい!良すぎる!
見終わったあともまだ心が踊ってる

今や色んなヒーローがいるけど、
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.9

レディープレイワンとはまた違った、ゲーム映画🎬

明るくてハッピーで、次々ゲームをクリアしていくような物語の進み方が面白い👔
広いスクリーン、MX4Dで見たら没入感が凄くてより楽しめると思う!!

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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

コロナ禍の映画館での鑑賞🎞
この頃劇場は一席空けではなく、日曜日の映画館は同世代のカップルなどでほぼ満席だった。

今のご時世で満席に出来る映画ってなかなかない。映画館に人を呼ぶんだ!っていう強い思い
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.4

難しい、、、難しすぎるよノーラン!

改めてノーランの頭の中って凄いんだなって思ったし1回鑑賞しただけでは到底理解出来ないストーリーをこの時代に作れることに脱帽

大衆受けではなく、作りたいものをチー
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.7

ウディ・アレンのイメージはパリだったけど、今回はニューヨークが舞台。

役者も今をときめく若手が主要で、若い世代向けのラブコメでした。だから映画のテンポも良く流しみ出来るようなお洒落な作品☔️

音楽
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

久々に映画館で号泣してしまった。。
いわゆる戦争映画の悲痛や絶望の涙ではなく、愛に溢れた作品で温かい気持ちになれた〜😭

色の使い方と、子供目線に合わせたカメラワーク。自分が10歳の頃の純粋な気持ちに
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

予告が超絶つまらなそうだったけど、クリエヴァが大好きなので観に行ったら想像以上👏👏

日本の配給会社?制作会社は本当に反省すべき!映画の価値を下げないで欲しい!イライラ😞

ストーリーはよくあるお金持
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

韓国映画でこのジャンルで、このジャケットにしてはグロさはほとんどなく色んな世代の人に観て欲しいんだなと感じた。

まずポスター(韓国版)を見た時から、ビジュアルが忘れられなくて写真一枚だけで想像力を掻
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またね(2014年製作の映画)

4.0

毎日の習慣や、見慣れてる風景が美しいものだと気付かされる一本🛏🍂

おじいちゃんとおばあちゃんのこのジャケからもうエモエモのエモ。
セリフもほとんどなく短編映画らしさの中にほっこりさせるシンプルなスト
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

途中までは、シャイニングとは全く違う話?というか、これ続編?レベルだったのに後半にかけての畳み方が凄まじくて面白かった。

ダニーと同じ超能力シャイニングを持った謎の新キャラが登場するんだけど、ストレ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

今までになかったストーリー!
でも音楽映画なのに、一つ一つの曲の登場時間が短くて残念。
劇場でもっとビートルズ聴きたかった🥺

コメディ色が強かったけど、最後にジョン・レノンが生きていておじいちゃんに
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

悲しそうに痛々しく笑い続けるホアキンジョーカー。
どのようにして、残虐で卑劣なモンスターが生まれたのかエピソード0のようなストーリーだった。

少し期待しすぎたというのもあったが、ジョーカー 特有のテ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.5

終始夢うつつで何が現実で、麦は本当に存在にするのか 全体を通して一貫した不穏な画が良かった。

見終わると意外と内容はシンプルで、元彼の残り香を感じながら生活してしまったり、夢にでてきたり共感できるス
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

予告に胸を打たれて鑑賞🎞
予告やフライヤーからバイオレンス映画かと思いきや、ハートフルでコメディーさも含んでいて色んなジャンルの要素で飽きなかった。

そして、何より役者が良い!
悪役も脇役もキャラが
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.0

トランスジェンダーで悩み、苦しんでいる姿がただただ辛かった。
バレエがララにとって、辛いものの延長になっているようにしか見えなかった。
私はバレリーナなので、制作側のバレエへの愛情があまり伝わらず悲し
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

平成最後と令和一本目に見た記念すべき映画🎞

MCUファンの私としては、パーフェクトなシリーズ完結だった😭😭
3時間という長さを感じさせないストーリー展開と、回収の仕方、そして今までのオマージュシーン
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6

恋愛映画というジャンルではなくて、若者のリアルを描いている印象だった。

メインの男女が4人出てくるのだか、私は誰にも共感できなかったけれど、こういうことあるよなぁと刺さるものはいくつかあったし、映画
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

人の歴史は人が変えていくんだなと。

勇気を持って行動することはいつの時代にも必要。1人じゃなくて2人で挑んでいく姿が良かった。friendship。しかも実話😭
自分にはないものを持っていても否定せ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

シャラメ😭😭😭😭😭
(エンドロール中の私)

北イタリアの映像美と、ワンカットワンカット絵画を見ているような儚さと水彩的なタッチ。
随所に流れるクラシックが2人の関係の儚さと尊さを引き立てていたし、生
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.7

宇宙映画は寡黙で静かで眠くなりがちなのだが、ファーストマンは没入感が半端なくて映画館で観て良かったと思える1本だった🌎

チャゼル監督だから、そんな宇宙映画のイメージを打開するために奇抜な音楽演出やカ
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

強い!美しい!女性の時代!!

そんなに期待していなかったのだが、疾走感がある展開で情報量も多いが上手くまとめられてたし、広げすぎていないところが面白さの鍵かな。飽きずに楽しめた。
そして、めちゃめち
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.9

全編PC画面という大胆な演出に負けることなく、ストーリーがスムーズに進んでいき後半に伏線が綺麗に回収されていく構成はあっぱれ!

でも後半の展開からは普通の画面でも面白かったのではないかなと思ってしま
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.8

今年一胸を揺さぶられた 2018年ベストムービー🎞

観る前、queenのイメージはおじさんが聞いてる代名詞でゲイの派手なバンドと思っていた私が号泣し、なんて私は馬鹿な人間だったんだと思い知らされた。
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

原作?インスピーレーョンは演劇から来ていて、まさに舞台を映画化させたような作品。

映画で声をだして笑うってなかなかないから、日本もまだまだ捨てたもんじゃないなと感動した🧟‍♀️

誰もが真似できそう
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

ウェスアンダーソンの中で1番好きだった!

犬への愛情と敬意に溢れた作品。戌年公開はたまたまらしい!
ストップモーションアニメだし、声優の演技も大袈裟ではないので淡々と進んでいく。でもその中に溢れるア
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.0

題名が奇を衒いすぎている感じで、今まで見なかったけれど知人にオススメされボロ泣きした。

話的にはよくある展開だったが、この映画の良かったところは病気の辛いシーンが少なく終始明るさがあり、ただの悲しい
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.1

車の疾走感と音楽のリズム、俳優の動きとカメラワークが気持ちよくリンクしていて、ミュージカル映画のような軽快さがあって最高!!
オープニングの一本どりのシーン、壁や柱のポスターにクレジットや曲名が書かれ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

ギレルモ流の純粋ラブ・ファンタジー
色彩の美しさが統一されていて映画全体の雰囲気とファンタジーさを上手く作り上げていたと思う。グロテスクなシーンもあるけど、緑の色彩の優しさがそれを調和していた🍃

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