CG以前と以後の『ジュラシックパーク』のあの感覚は二度と取り戻せないし、恐竜が当たり前になった、のほほんとした世界において一般人がどれだけ殺されるかが重要だろうに。直接殺された描写が観客がキャラを認識>>続きを読む
ロンドンの夜、濡れた路面、アクション最高。それとオペラ襲撃シーンでのワンショット・ワンキル的なレベッカファーガソンのスラリと伸びた脚にグラっとノックアウト!
すっげえ適当なこと言っちゃうかもしれないけど、ジャームッシュやペドロコスタの映画を見ているような瞬間があった。役者のたたずまいにただただひれ伏す。雪の影響か露出オーバー気味の白い光の空間。
トラックが>>続きを読む
荒れた街から出る、過去の清算、支配者の消去、物語は単純だけど色彩で装飾される。地底湖に沈む呪いだったり、説明描写を装飾するあたり、文学信じてる感じがした。ガススタとネズミのシーンがスリリングで面白い。>>続きを読む
超大袈裟かもしれないけど、100年程度の歴史にもなれない、決して長くない映画史のなかに「広瀬すず」という女優が現れた瞬間を目撃したというか、歴史的瞬間に立ち会った感動があった。最高!
ダンテ・ラム『クリミナル・アフェア 魔警』全体の印象は『MAD探偵』みたいな気味の悪さがあるかな。『激戦』では「水」だったけど、今作は「火」がトラウマ。塗り絵みたいなベタベタな映像(特に「火」)は苦手>>続きを読む
『ジェリー』の絶望感からパニック映画へ。そして最後は浄化される。
俯瞰煽りロングの奇妙さ。奇妙さがなれてしまう支離滅裂さ。「まどか」「碧」で『まどマギ』?と思ったが、永遠に繰り返される、希望がない呪いの物語としては妙に接合感がある。これぞ呪怨の極み。
ダルデンヌ兄弟『サンドラの週末』柱、光と影、インターフォン、扉、柵、息子、部屋、机と言ったような、二人を隔てる構図が見事。