調理中の疾走感と期待感。
料理をする人間の動きってあんなにもゴージャスなんだ。
ラスト、彼は飛んだのか翔べたのか。
かきたてるようなドラムと息つく間のないカメラワーク。
既に起こったことの何処を切り取るのか。そこを切り取ればどのように見えるのか。
歴史の人物をテーマとすることのテーマ。
ワッペンのスニーカーが良い、とかシンプルすぎるけどふざけてるけど好感はある。
ただあのお饅頭は結局、水で作るところ涙で作ってるってことでいいのか。
日光の下に出てしまったときの「患者」のモノマネ、誰にも理解されない。
プロフェッサーの頭、要は過度なストレスによるものということですよね。そう理解した。
博物館や美術館にあるものたちは、いまだってあまりにも多くのことを語ってくれている。いつだって色々な表情をみせている。耳ではきこえないけれど。目ではみえないけれど。
いや、いくらなんでもワイシャツそんな光ります?! と思ってしまったが最後、すごい気になる。
ただのエピソードゼロと言ったらそれまでだけどそれにしたってキュートだわ。
神とか遺伝子変異とか解凍されたのとか金持ちとか身体能力高めとか、あとこじらせ弟とか。とりあえずみんな何かしらアツイ。
あぐらをかき、両腕を広げて上体をゆったりと大きな円を描くようにゆする。瀕死から復活する。
ディズニー作品の新陳代謝のよさ。
もとのアニメ作品に寄りかかるべきところ、大胆に新しい解釈を突きつけても差し支えないところ、その見極めがうまくいっていると思う。