chunkymonkeyさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

5.0

罪を背負い心を閉ざし自暴自棄に生きる男が純粋な若者と交流し変わっていく。現実世界でも主人公を演じるボロボロだった俳優がこの映画をきっかけに立ち直る。ってこれなんか別の映画を連想しません?
そう、この作
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

当たり前過ぎる感想で申し訳ないが何といってもライブ・エイドの熱演は感動したし満足のいく完璧なラストだ。
でも何か違う。なんて言うんだろうか、間違いなく感動したんだけどなぜか心に染みてない気がするこの違
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

"普通におもしろい"という言葉がぴったり。
パーム・スプリングス:最近はリタイア組の保養地化しているが古典的にはparty collegeの学生さん御用達な春休みのリゾート地。
春休みにバカンスに出か
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

この映画が好きという人はそんなにいないかもしれないが、間違いなくいい映画ではある。現代において極めて重要な社会構造的問題を説教くさくも皮肉るでも押しつけがましくもなく極めて受け入れやすい形で描き観る者>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.0

割と低評価でごめんなさい。しゃれた演出、イタリアの美しい景色、ティモシー・シャラメとアーミー・ハマーにうっとりキャーで高評価をつける女性陣の感性を否定するつもりは微塵もございません。ただ原作を知ってし>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

5.0

鮮やかな映像美にノリノリの音楽。非の打ちどころがない傑作ミュージカル映画。
祖国を想う者、都会での成功を願う者。ニューヨーク・ワシントンハイツに暮らす若者はそれぞれ夢を描くが、現実は家賃も高騰し現状維
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

4.0

いわゆる世間ではメンヘラって言うんでしょうか?いますよね、ヤバい病んでるこの女的な人(笑)
そんな彼女、本当は一途に愛を求める純粋な心の持ち主かもしれない。
病んでる女性が出来上がる過程とその心の内が
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.0

メッセージは単純明快 "お酒はほどほどがいい"
比較的ゆっくりしたペースで進むので何かもっと大事なメッセージが隠れているに違いないとあれこれ思いを巡らせながら観てみたが、映し出されるどの要素も特に深堀
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

最高の心温まるコメディ。
アカデミー賞作品賞受賞。人種差別問題に関心の高い人がこの映画および受賞に怒る気持ちはよくわかる。確かにタイトル通り人種差別が土台にあるのは間違いなく、人種差別の映画と捉えてし
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パリ、恋人たちの2日間(2007年製作の映画)

2.0

この映画そのものがどうだこうだというより、もし女性の多くがこの映画に共感しているようなら、世の中恐ろしいというか独身が正解と思わざるを得ない(笑)。
女性は自分の気持ち・主張は頑として押し通し、男の気
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ブルックリンの片隅で(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

特段の事情はないけれどカミングアウトできない19歳の青年が優しい視点で描かれる。
少なくとも映画・テレビ内の世界ではLGBTQ+に対しもはや特別感は感じられずカミングアウトして普通に生活するのが当たり
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世界一不幸せなボクの初恋(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

喜びを感じると失神するから恋ができないという設定は魅力的、ビックバンセオリーのバーナデットでお馴染みのメリッサ・ラウシュのコミカルな演技もよかった。ただ同じストーリーラインでも、一緒にいて落ち着けるタ>>続きを読む

ムービー43(2013年製作の映画)

1.0

もしあなたがこの映画を観るかどうかどうしようかなと迷っているなら観ない方の選択をお勧めする(笑)。
下品だからとかいう問題ではなくただ単にギャグが面白くない。
映画やTVドラマでおなじみの豪華俳優が次
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

監督であるウディ・アレンを模した主人公が見た目重視からより自分の心に合った彼女に乗り換える、この構図は2011年のヒット作「ミッドナイトインパリ」に酷似するが、同作のファンタジー要素や小ネタ連発ゴチャ>>続きを読む