もんてすQさんの映画レビュー・感想・評価 - 38ページ目

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

2.3

三つ子の中の一人が可愛かった

あと「合併症が合併しちゃったの...」は笑ってしまう



巨大鎧かぶと相手に戦ったり、赤ちゃんのお面付けているモンスターは『人形浄瑠璃』の黒子っぽいし、日本文化から
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未知との遭遇(1977年製作の映画)

2.2

「もう寝なさい」
「パパがTV観ていいって言ったもん」
「『十戒』って4時間もあるのよ」
「よし、じゃあ『五戒』までにしろ」



大好きなリチャード・ドレイファスと、スピルバーグに説得され、仕方な
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泳ぐひと(1968年製作の映画)

4.5

オールタイム・ベスト・オブ・トラウマ
怖すぎる



本作のフランク・ペリー監督は、悪名高いラズベリー賞の『80年代最低作品賞』を受賞してしまった『愛と憎しみの伝説』を製作したことで有名
(どうでも
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ハリウッド玉手箱(1944年製作の映画)

3.0

第二次世界大戦下、ベティ・デイヴィスが発起人として声を挙げ、実際に大勢のスターを募り、軍人の慰問施設(のようなもの)を立ち上げたのだそう

ハリウッドスターらが軍人のダンスの相手や給仕をするという、夢
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ある結婚の風景(1974年製作の映画)

3.2

「一番安全なのは、自分の心の中」



フォロワーの方にベルイマン作品の中で推薦していただき、視聴
収録時間が約5時間て!笑

自分の場合、例えば海外ドラマで好きな作品があっても、新シーズンが出る頃
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

3.3

悪運が強過ぎる主人公の話...
とは言うても、悲壮感はあまりなく淡々とした印象

アメリカみたいなオレンジじゃなくって、黒字に細い赤白のボーダー囚人服がオシャレだった

主人公の『流浪の民』って感じが
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ハムレット・ゴーズ・ビジネス(1987年製作の映画)

3.0

初❤︎カウリスマキ



ハムレットはザクッと予習

原案も本作も全員どうしようもねーなー...
と思った次第でございます

オフィーリアの自殺シーンがメチャ怖だった...目が死んでた...

盗み
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黄昏(1981年製作の映画)

3.7

「『友達になって』
この場面になるたびに、涙があふれ出た。実生活では、絶対父に言えないセリフだったから。本番の朝なんて声にならなかった。」
ーージェーン・フォンダ



老いと死を前にした夫婦と、
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ストーカー(1979年製作の映画)

4.1

『私から部屋を取り上げないで下さい!たった一つの希望なんです。』



160分とかマジ無理!寝落ち確定でしょ的な....

と思ってたけど、意外に面白かったです。
二人ともストーカーが言うこと(勝
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ローラ(1961年製作の映画)

3.1

歌のシーンが良かった

奇妙な人間の巡り合わせのお話

7年いなくなる夫も、浮気する妻も、どうしたらいいのかね

水兵さんが意外と良い人で、お別れのシーンが切ない

黒蘭の女(1938年製作の映画)

3.5

『卑しい彼女が好き。一番美しく見えるから』



北部コンプレックスとか、当時のアメリカについて興味深いと思ったシーンがいくつかあった
庭に黒人を大勢呼んできて大合唱させるとか、奇妙な風習だ

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セルラー(2004年製作の映画)

2.6

セルラーっつったらKDDIの前身のイメージが強いよね
Nokiaの携帯に時代を感じます



チープな演出とギャグの多さにサスペンス・スリラー色が相当薄まっちゃった感じがある

安っぽさ全開なのに、
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妻は告白する(1961年製作の映画)

3.6

「人を殺した人間が、人を愛せるだろうか」



結局主人公にとって、あの事件はどうすれば良かったのか

最初から選択の余地はなかった様に思う

危険な情事(1987年製作の映画)

3.5

マイケル・ダグラスは『氷の微笑』といい、こういう役柄にはウンザリしていたらしいので気の毒
望まないキャラで全盛期っていうのも、さぞかし嫌だろうな
この人、ホンット濡れ場がある役をオファーされがちな気が
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Ray/レイ(2004年製作の映画)

3.7

「いい?目が見えないからって、誰も憐れんでなんかくれないのよ」



レイのドラッグ使用を肯定するつもりは微塵も無い
しかし幼少期の兄弟の死、緑内障による失明、南部という土地柄で受ける激しい差別、そ
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イタリア旅行(1953年製作の映画)

4.1

夫婦間のメロドラマと、妻が一人で博物館や遺跡を観光するシーンはそれぞれ面白いけれど、でもそこまで観光シーンに時間を割く必要がある?
...と思ったら、なるほど〜そういう仕掛けがあったのねって感心した
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バーバレラ(1967年製作の映画)

3.8

「悲鳴が聞こえるわ...悲鳴のある所に、事件あり...」



大して面白くないけど、ものすごい好き
悪の総合結社『そごう』

超カルト映画であり、デュラン・デュランはもちろんのこと、カイリー・ミノ
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剃刀の刃(1984年製作の映画)

1.3

46年版が観たかったのに、間違って38年も後のリメイクだった

本作の英語版Wikiに『典型的な駄作』って書いてあったけど、まさに

主人公(ビル・マーレイ)が戦争に行ったり、パリやインドに行ったりす
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ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)

3.8

ウディ・アレン、大して興味は無かったけど『ブルージャスミン』に続いて面白かったので興味でた!



主人公みたいな「成功したい!」って人じゃなく、「俺の創造した世界は命に代えても壊させないからな!」
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.1

「1つだけ、優れた特徴を彼は持っています」
「それは何です?」
「『保護能力』が上位2%に当てはまるのです」



サンドラ・ブロック「あいつはワシが育てた」アピールがすごかった

カントリー歌手の
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ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム(2013年製作の映画)

3.3

YahooメッセンジャーとかMSNメッセンジャー時代の話

ただただゾクッとした...
実話ぁ〜

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.2

面白いけれど実は意外と難解な構成の『L.A.コンフィデンシャル』、もしくはSF大作の『インターステラー』が理解できる人向け

初見で全部理解できたら神です
時間の都合で本当に必要なシーンのみ使われたそ
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ウォーク・ザ・ライン/君につづく道(2005年製作の映画)

2.7

『キューティ・ブロンド』『クルーエル・インテンションズ』のような若者向け映画の印象が強いリース・ウィザースプーンがオスカーを受賞した本作

確かに舞台女優でもなければ、元々歌が上手い訳でもない彼女が、
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チョコレート(2001年製作の映画)

-

途中まで視聴したけど、ハル・ベリーの旦那(まさかのパフ・ダディ!)が処刑されるシーンから、TSUTAYAのDVDディスク自体が壊れてて先が見れなかった...

今は亡きヒース・レジャーのネームバリュー
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ラスト・ショー(1971年製作の映画)

3.4

山内マリコさんという小説家の方が、地方で生活する若者の息苦しさについて作品を書いておられる

観てないけど、例えば二冊目に出した『アズミハルコは行方不明』なんかは映画化までされた



本作も廃れた
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彼らはフェリーに間に合った(1948年製作の映画)

3.4

僅か十分程度の短編

Youtubeにありますが、字幕なし
(Niconicoなら字幕もあるかもです)
いずれにせよ、セリフらしいセリフも無いので字幕は不要かと



恐らく、当時増加傾向にあった危
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.4

ブラピに似てるオッさん出てると思ったらご本人だった

金融市場の仕組み解説コーナーみたいなシーンが急に始まり、セリーナ・ゴメス(ジャスティン・ビーバーの元カノ)が急に出てきたりして、メタフィクション要
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リーマン・ブラザーズ 最後の4日間(2009年製作の映画)

2.5

アメリカって怖いな
エリート意識って怖いな



サブプライムローンの事をもうちょっと知ることができたけれど、こんな適当な仕組みで家が建てられる国ってヤバイな〜

トイレのセンサーのシーンは笑った
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ジュリア(1977年製作の映画)

3.6

鉄道でドイツに入国して出国するまではもちろん、見どころなだけあって素晴らしかったのだけれど、執筆に行き詰まってタイプライターを窓から放り投げる主人公・リリアン(ジェーン・フォンダ)というキャラクターが>>続きを読む

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

2.2

サッチャー(メリル・ストリープ)が冒頭でヨタヨタしながら牛乳買うシーンだけ好き



小学校の給食で出てきた、味のほとんど無いスープみたいな映画
特殊メーク以外はチャチャッと作っちゃった感じ
脚本が
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エディット・ピアフ愛の讃歌(2007年製作の映画)

4.3

「お願いよ、ステージに立たせて...一曲でも歌わないと、自分に自信が持てなくなってしまいそうで...」



良作

驚愕の演技力を持つ、主演女優のマリオンさん
非英語圏の映画で、米アカデミー賞の主
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ザッツ・エンタテインメントPART2(1976年製作の映画)

3.4

ジーン・ケリーとフレッド・アステアが往年の名作の数々をオーディオコメンタリーで振り返りつつ、たまに挟むダンスシーンが良かった

締めの水上スキー女のヤバさ、あれ下手したら死ぬじゃん

MGMという会社
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エド・ウッド(1994年製作の映画)

1.4

ヤバイ...
生涯ワーストの映画かもしれない

本当に面白くなくてショック
そういえばティムバートン、あんまり好きじゃなかったわ



まあベラ・ルゴシ役が上手なのはわかったし、ビル・マーレイも良か
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ザ・ファイター(2010年製作の映画)

4.2

「兄貴は俺のヒーローだったよ?」
「昔はな...昔は...」



ここでの評価が低い〜
なーぜーだー!

途中のドンデン返し展開には、スポ根ものにしては珍しい一筋縄じゃないストーリーテリングにアッ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

す、好きじゃなかった...



『人から捨てられるのが怖くて、先に捨ててしまう』ウィルがそれを克服して、最後ああいう結論を下すのは、ストーリー上では筋が通っているようでも微妙...

友達が本音を
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