PGさんの映画レビュー・感想・評価

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グランメゾン・パリ(2024年製作の映画)

3.8

2025年 10本目

本作が公開されるにあたってドラマ全話とスペシャルドラマを見てから観賞した
これが結果的に良かった

尾花の「俺が必ずあんたに星を取らせてやるよ」という強気な言葉から始まった『グ
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はたらく細胞(2024年製作の映画)

4.0

2025年 9本目

原作・アニメなど関連作品全て見たことない状態で鑑賞
本作を見た後にアニメを2話程ほど見てみたが、キャスティングは原作から大きく外れていないのではないかと思う

人の中には37兆を
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聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~(2024年製作の映画)

3.6

2025年 8本目

「評判悪いし怖いもの見たさで見よう!」と思い、実写ドラマ・アニメ映画を履修して見に行った
原作は未読

序盤20分は、ドラマでやった内容の焼き増しで目新しさはほぼない
中盤から天
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風が吹くとき(1986年製作の映画)

3.7

2025年 7本目

珍しく海外(イギリス)のアニメ映画を見てみた

少なくとも第二次世界大戦後、イギリスの田舎で二人暮らしをするジムとヒルダ
ラジオによるとどうやら世界情勢が悪化し、3日以内に戦争が
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聖☆おにいさん(2013年製作の映画)

3.5

2025年6本目

原作者の漫画は『荒川アンダーザブリッジ』を読んだことがあるだけで、本作は読んだことがない
実写ドラマを3期見てからの視聴

ブッダとイエスという、仏教とキリスト教の祖である二人が、
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そばかす(2022年製作の映画)

3.5

2025年 5本目

広義の意味のアセクシュアル、厳密にはアロマンティック・アセクシュアル(他人に恋愛感情も性的感情も抱かない)と呼ぶのであろう佳純(三浦透子)が主人公
妹(伊藤万理華)が結婚し妊娠す
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架空OL日記(2020年製作の映画)

3.8

2025年 3本目

バカリズムが何故かOL(銀行員)の役をやっている
日記テイストで一日一日のいい意味のくだらない出来事を面白おかしく描いている

ホントにくだらないんだけど(繰り返すがいい意味で)
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.9

2025年 2本目

冒頭に実際の事件をモチーフにしている」と字幕が出る
巣鴨子供置き去り事件の事である

一方「物語の細部や登場人物の心理描写等はすべてフィクション」とも書かれているが、実際の事件よ
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

2025年 1本目

『正体』が面白かったので、同じ藤井道人監督作品を見てみた

18年前の事を振り返りながら日本を旅する36歳の現在と、日本人女性と出会い、恋をする過去の事が交互に映し出される
恐ら
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

まさに「スーパーマリオを映画にしました!」という具合

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大みそかに地上波でやるからかネット配信終了するので滑り込み視
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

トイレ清掃員の平山の一日が何度も描かれる
同じように行動している毎日(現代っぽく言えばルーティーンだろう)だが、同じ日など決してないし、良いこともあれば悪いこともある
(別に強迫性障害どうこうの話では
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.6

大学生サークルのくっだらないBBQシーンから物語が始まる
話に触れるとネタバレになるし、触れない方が面白いと思うので話はあまり語らない

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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.1

15年に亡くなった兄の命日に、妻とその連れ子と共に実家へ帰省する良多一家
モラハラ父母からチクチク攻撃を受けながら姉夫婦と共に気まずい時間を過ごす

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日日是好日(2018年製作の映画)

2.8

母親の勧めで、大学生の典子(黒木華)が、従姉・美智子(多部未華子)と共に茶道の先生・武田(樹木希林)にお茶を習うことになる
就職は上手くいかず、どんくさくお茶もなかなか上達しない典子
理屈っぽい典子は
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.8

舞台は第三次世界大戦の31年後、2019年のネオ東京を舞台にしたSF作品
主人公 金田の属するグループのメンバーである鉄雄が、敵対するグループとのバイクチェイスの果てに、薄気味悪い少年と衝突事故を引き
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

日頃邦画しか見ないのだが、『BLUE GIANT』が面白かったと友人に話したらこれを勧められたので、珍しく外国の映画を見てみた


とにかく「凄い映画」としか言いようがない

最高の音楽、二人が目指し
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

成長、挫折、成長、挫折…そんな感じのまさに王道ストーリーなのだが、
アニメならではの演奏の描写、特に情熱的な大のサックスに自然と涙が出てきた
衝撃的な後半の展開、そして感動的なラスト これだよこれ
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羅生門(1950年製作の映画)

3.4

『羅生門』と聞くと芥川龍之介の作品が真っ先に出てくるが、これは同じ芥川龍之介の『藪の中』という作品を原作としている
じゃあなぜ『藪の中』じゃないんだ…

1950年公開ということで全編白黒
だがコント
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

学年のヒエラルキーの頂点に属しバレー部のキャプテンである桐島が、突然部活をやめることになったらしい
それから5日間の学校内での出来事を、各登場人物の視点から描く
この構成大好き(n回目)

この映画の
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海街diary(2015年製作の映画)

2.9

いくら姉妹といえども、出会って半日くらいのほぼ赤の他人にいきなり「一緒に住もう」と言い出す長女の心境が理解できない(そうしないと物語が進行しないので仕方がない)

4人それぞれちょっとした悩みや問題は
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

自分が見た中では『そして父になる』に続く、家族を描いた是枝裕和監督作品

万引き、盗み、年金不正受給…歪んだ絆で繋がっている見せかけの家族であったが、
息子の中に芽生えた道徳心により、いとも簡単に崩壊
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余命10年(2022年製作の映画)

3.3

二十歳の時に「肺動脈性肺高血圧症」という国指定の難病の診断を受け、余命10年と診断されている茉莉(小松菜奈)は、ある日参加した中学の同窓会で和人(坂口健太郎)と再会する(茉莉は覚えていない程度のモブ)>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

3.9

ゲイ(作中の表現)のカップルが、ゲイ特有の悩みに苦悩する話なんだろうなと思って見始めてたけど、中盤からいい意味で違う話になる

愛情表現をあまり受けてこず、恐らく愛の表現の仕方がよくわかっていない浩輔
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怪物(2023年製作の映画)

4.5

タイトルからして鑑賞者の感覚として自然と「怪物」探しをしてしまい、「こいつが"怪物"か?」「いやいやこいつなのか?」となるのだが、もはやそういう話ではなかった

何気なく自分にかけられる「普通」や「男
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.7

あることがきっかけに仕事を辞め、遊んで暮らしている達夫(綾野剛)は、パチンコ屋でライターを貸した拓児(菅田将暉)に懐かれる
拓児の家(薄汚いバラック小屋)に招待された達夫は、そこで拓児の姉、千夏(池脇
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愚行録(2017年製作の映画)

4.1

雑誌記者の田中武志(妻夫木聡)は、ある未解決事件の関係者の証言を元に、事件の真相へと迫っていく
その事件とは、あるエリートサラリーマン一家(小出恵介、松本若菜)が惨殺された事件であった
関係者の証言は
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.7

厳しい営業ノルマを突き付けられ、明らかに詐欺の案件に融資をしてしまう銀行員・田畑(玉森裕太)
ある日その銀行から100万円がなくなる事件が起きる
課長代理の西木(阿部サダヲ)はその事件の真相を追ってい
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.5

幼き頃に、父の会社が倒産する様を目の当たりにした山崎瑛(アキラ・竹内涼真)、
巨大な商社の御曹司として次期社長として育てられてきた階堂彬(あきら・横浜流星)、
大きくなった二人はそれぞれの理由で同じ銀
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ある晴れた日、道路を走る運送会社のトレーラーが脱輪事故を起こし、"空飛ぶタイヤ"が道を歩いていた親子の母親に衝突し即死させてしまう
事故原因の調査結果は「車両の整備不良」ということであったが、その運送
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.6

原作は『半沢直樹』の池井戸潤
制作にその関係者が多く関わっているからか、『半沢直樹』のキャストが多く出演している
あちらは銀行員の話だったが、こちらは電機メーカーが舞台

これまた汚い大人たちが悪事を
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

75歳の老人・雪(宮本信子)はある日綺麗な表紙の漫画に目をひかれ、中身もわからずに買うことにした
家に帰りその漫画を読むのだが、中身はBL漫画であった
思わぬ内容に初めは驚いたが、漫画の中の少年達の姿
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愛に乱暴(2024年製作の映画)

3.8

義母(風吹ジュン)の家のはなれで暮らす夫婦の妻・桃子(江口のりこ)
反応の薄い夫・真守(小泉孝太郎)と、義母のチクチク攻撃に耐えながらも、前職の伝で無添加せっけん教室を開いている

身の回りで小さな事
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