PG

青春18×2 君へと続く道のPGのネタバレレビュー・内容・結末

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

2025年 1本目

『正体』が面白かったので、同じ藤井道人監督作品を見てみた

18年前の事を振り返りながら日本を旅する36歳の現在と、日本人女性と出会い、恋をする過去の事が交互に映し出される
恐らく好き同士なのになぜかはぐらかされ、モヤモヤする…
やってることははっきり言ってただのラブストーリーなのだが、演出のおかげなのだろうか、単にそれにはとどまらない話だった(上手く言葉で表現できない)

本心を言わないアミにいら立ちを覚える 
簡単に付き合ったら物語にならないから仕方ない
自分には恋愛映画は向いてないのだろう

あとから別の登場人物視点で真実が分かる構成が好き
だけれど後半どどっと詰め込んできたなという印象
「あれはなんだったんだ?」と思っていたものはしっかりと説明された

「トンネルを抜けるとそこは雪国でした」的なシーンや、ランタンを空に飛ばす祭のシーンがとても奇麗だった 夜の台湾を原付で走るシーンも良い
『正体』も『余命10年』もだけれども、この監督は奇麗なシーンを撮るのが好きなのだろうか
そこがかなり好み

主演のシュー・グァンハンが、18歳と36歳両方の役を演じていて感心する 童顔って素晴らしい

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・気まずいシーン
なし
PG

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