みさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

早春(1970年製作の映画)

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赤で始まり、赤で終わる。最初でグッと掴まれて、いつのまにか盲目の愛という名の行き過ぎた執着に引き込まれる。マイクのキラキラとした青い目、スーザンの眩しい黄色いコート、こぼれた赤いペンキ、まるで信号機み>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

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いまいちピンとこなかったんですが、経済状況が衣食住に間違いなく現れていたところはすごかった。アルコールは欠かさないが発泡酒だとか、ジェラートピケもどきの部屋着の着古した感じとか。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

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『「こうなったらデッカくなって、俺の女を迎えに行ってやるぜ!」と思っていたが、女の方が知らない間に随分立派になっていた』という話。

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

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テイストは全く違うけど「ルーム」を思い出しながら見ていました。他者に認められなくても、誤った環境であっても、当人にとってそれが正しい世界であって…。
当たり前のように生きてきた世界が虚構だと分かっても
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椿三十郎(1962年製作の映画)

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「用心棒」よりもこっちの方がキャラクターの濃い人物が多くておもしろいし、時間もコンパクトで好き。三船敏郎の男くささが渋くて悶える。

欲望の翼(1990年製作の映画)

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ちょうど今のような蒸し暑い気候が画面から伝わってくる。不衛生な感じと、ぬるい雰囲気と、心地よい音楽がとてもよかった。
公衆電話が鳴っているのにそこには誰もいないというシーンが1番しんどかった。恋はタイ
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用心棒(1961年製作の映画)

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午前10時にて。おやじを助けに来たときの、立ち姿があまりにもかっこよすぎて思わず声が出そうになった。三船敏郎の渋さがぎゅっと詰まっていてよかった。そしていのきちのちょろさが愛おしい。

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最後の手紙があることで、息子が生きた21年間も、この映画の中の2時間も、全てが正しく、そして全てが神の思し召しなんだと感じさせてくれる。ブライアンクランストンってこんなにかっこよかったのか、という新し>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

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変な映画でした。誰が悪いとか、何が起きているとか、とにかくあらすじに書いてあるようなことはサラッとしていて、全てはジョーがこの一件を通してどう生き抜いてきたか、に尽きると思う。ニーナを救うことで、当時>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今まで赤く点滅していたコーヒーメーカーの時計を、正しい時刻に合わせるという行動が全てを物語っていると思いました。死を意識し向き合うことで逆に生き返った。そしてラストにはみんなが必ず微笑むようなオチが用>>続きを読む

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

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午前十時で。ラストのお別れソング集はめっちゃ楽しかったけど、全体的にあんまりしっくりこなかった。

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

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ケイトをデイビスが守り、デイビスをジョージが守るという構図。そしてつきまとうニヤニヤおじさん。どんなに頭がよくても、大きくて強くて筋肉がないと最後に生き残れないっていう話。だよね?
実は1番評価したい
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

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ジェイクギーレンホールはよかったけども、事件を経て何かいいように変わったのか果たして、当人も周りの人々も、という感じ。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

そんなところにパスワード貼ってたらあかんやんか…そういうとこやで…。

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

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午前十時にて。とにかくサーフィンがしたいあいつがおもしろかったけど、肝心の終盤がよく分からず…。

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

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当事者たちが過去を振り返るインタビューで物語が進む。テンポよく、汚い言葉と楽しい音楽のオンパレード。たまにこっちに話しかけてくる。ただただ楽しい。
事実に基づいた映画にありがちな、実際の写真や謎の近況
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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エリオが、これから何度となく迎えるであろう夏のことを思うと、あまりにも切なくて何も言えなくなる。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

1番笑ったところ。スターロードがソーに嫉妬してる一連のシーン。
1番テンションがあがったところ。ソーとロケットとグルートがワカンダに到着したシーン。
1番泣いたところ。スパイダーマンの最後。
お腹いっ
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

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ロック様、ガチであのアクションを編集いらずでこなしてそうなほどマッチョなのに、中身は…という。なかなかくすぐられる。そうでもしないと、あんな役くるわけないもんねえ。他のキャラクターも実際とのちぐはぐ感>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これはこれで別にいいんですけど、前作が圧倒的にいいのであんまりグッとこなかった。最後ももう一戦ぐらいありそうだったのに意外とあっさり。
パイロットたちがドリフトを通して、心が揺らぎながらも各々乗り越え
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

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警視庁の公安だの、警察の公安だの、検察の公安だの、結構ややこしい話だと思います。脚本の方、ドラマ「相棒」のクレジットで何度も拝見したことがある方なのでさすがなのかな。
しかしながら、その小難しい話は最
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娼年(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最後の別次元3Pみたいなシーンを目の当たりにしてポカーンとしました。摘発も急すぎてポカーン。
全体的に勢いがありすぎて、もっと落ち着いていてほしかった。雑だし、怖いし、痛そうだなと思いました。

45歳からの恋の幕アケ!!(2013年製作の映画)

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今後、決してこうなってはいけないという戒め。途中から着地点が見えたのでホッとしたけど、今回用意されたゴールは現実にはほぼないのである。