こんなにも女性の連帯と自立、要は"女性の解放"を描いてる作品だとは思わなかったからこそ、終わった後にじわじわくる感動が止まらなかった。
勿論展開のスピード感・ミステリー要素を含め様々な側面のエンタメが>>続きを読む
ナディアの人付き合いの温度感が突き放しているけど冷たさは余り感じられなくて、それは多分彼女が今までの人生で沢山傷付いてきたから、これ以上傷付けないで欲しいと言う意味での防衛本能もあったろうし他人を意図>>続きを読む
ゴールデングローブ賞で男優賞を受賞しシーズン2の製作も決定している今作。全6話と言う比較的見やすいコンパクトさではあるけど、各話の持つ内容は非常に濃密で見応えはあれど精神的ダメージも割とある作品。ジュ>>続きを読む
軽快さが落ちる事ないままシーズン2へ華麗に移行しつつ、前作よりは謎解き感があり、ポッドキャスト要素よりかは普通にミステリーとしての面白さが印象的。
自分達の半径3メートルの人達としか関わってなかった3>>続きを読む
作り手のやらしさがちょくちょく垣間見えて余り集中して観れなかったのが正直な感想。THEおしゃれ恋愛映画の要素を詰め込んだ中身の無い作品に最初から感じてしまって、その理由を考えながらの鑑賞でした。
見目>>続きを読む
ケネス ブラナー"ベルファスト"を劇場で観た時は分からなかったけど、今作を観てるとあっちは首都でうちらは…みたいな空気感が実際にそこで生きて生活してる人じゃないと絶対出ない感想だよなと思い、国は違えど>>続きを読む
実在のしかもヘビーな事件を扱う作品を観た時、素晴らしさに震える作品はどれも"この事件をなんとしても風化されてたまるか"と言う作り手達の執念さえ感じるジャーナリズムを勝手に感じ、自分もグレースとカレンの>>続きを読む
日本でも女性隊員に対するセクハラが報道され、やはりと言ったら語弊があるが自衛隊や警察などただ"体育会系"と称するにはあまりに安易で考えが無さ過ぎる世界の裏側を、フィクションとは言いながらかなりの高品質>>続きを読む
パク ウンビンが断り続けた上でもオファーし続け満を持して制作されたのは周知の事実ではありますが、観終わった今、改めてその事実に胸がいっぱいになります。作り手は勿論、演者達の愛が無ければ間違いなく御涙頂>>続きを読む
スティーヴ マーティンとマーティン ショートと言う往年のトップスターと総製作指揮に入り番組を作るセレーナが私にはもう本当に凄いの一言。"プロデューサーとしての才能を遺憾なく発揮"と言う言葉は口にすると>>続きを読む
実在の史実におけるフィクションの立ち位置は本当に難しいと今作でひしひしと感じた。国内で作られた作品としては最低限の許せるラインを前半で散らしておけば良かったのだろうけど、そうすると物語の進み具合が悪く>>続きを読む
松重さんがひたすら可愛くて、ねこで、猫村さんで、兎に角癒されまくりのひと時を味わえる、懐かしささえ感じられる2分30秒の全24話の数々。
物語ってこんなに短い時間でも成立するんだなと言う驚きと、24話>>続きを読む
後味の悪さがこの上ないエミー賞受賞作品。ショーレース作品としては富裕層白人に対する批判や女性差別、アメリカの原住民に対する非道等、皆んなが大好物な要素がてんこ盛りで、そのくせ日本人ならジョークにしてオ>>続きを読む
こう言う感想を1番に言ってしまうのはみっともないと思いながら、ニックとジューンの雪のシーンで、自分でもびっくりするくらいに子供の様に馬鹿みたいに声を出しながら号泣してる自分がいて、そんな自分に自分でび>>続きを読む
シーズン3も面白かったけど、ぶっちゃけ話が流れにのるまでは観てる側としては苦しい展開が続き、途中で観る手が止まったのも事実。ただそれを乗り越えたら後半の凄まじさに鳥肌立ちまくりで、こんなに観てよかった>>続きを読む
個人的にシーズン2は大喝采！こんなにシスターフッドについての素晴らしい作品はないと思える素晴らしいシーズンだった。男が居ないとあんなに手を取り合って生きれるのに、女と言う性は男と言う性の存在の為に一体>>続きを読む
あまりの素晴らしさに夢中になりもう5周くらい観直し、原作も読み、日常生活に支障が出るくらいこの作品の事しか考えられない、そんな恐ろしさも兼ね備えた作品。あんなに純情こそ素直こそ正しいと言う、命令する本>>続きを読む
正直私は単独の今作の方が好き。
話数のある作品は、映画と違って各話で登場人物達それぞれにフォーカスを当てる事が可能なので、違う視点から作品を語る事でその分物語に深みを出せるし、やっぱり2時間で作り手の>>続きを読む
こう言う作品を観てると、役者として役を演じるってなんなんだろうと強く思う。芝居とは思えない瞬間が沢山あったし、役を演じる本人の前情報を全く知らなくても彼女達や彼らがそこに居る、立ってる、それだけで既に>>続きを読む
コロナ禍を隠す事なく見ないことにする事なく、日常と地続きの生活を粛々とこなし1日の終わりにサウナに癒される皆んなのととのった様子を見て、私も癒される波紋現象。皆んなのそんな姿を観る度に、マスクをしてる>>続きを読む
今までは気が付かなかったのに今回観てて、この人は自分の人生を楽しむ事は出来てる、自分の憧れの生活を心ゆくまで体験している人達と言う私自身の憧れの対象としての存在から、ただの"家庭に参加してない自分の責>>続きを読む
自分が生きていない昔の時代を授業やテレビで振り返る時、歴史としてこんな事があったとか出来事としてこんな時代だったとか、大きな事柄に目を向けるけどそこに人が居て生きてたんだなって、この作品を観てると凄く>>続きを読む
大好きサ道のスペシャル。この作品を観る度にサウナに無性に行きたくなる、いつか行きたいサウナリストだけはえらい長くなる、そんな作品。あの、北海道の雪景色と美しさもさることながら、男性のお尻を綺麗…と思え>>続きを読む
人は人を許せるか、なのかな。
正直観ててひたすら辛かったけど、こんな素晴らしい作品がunextでしか観れないなんて勿体無すぎると強く感じた。
メアは皆んなから必要とされたい人だったのかなと感じたし、家>>続きを読む
ヴィラネルの目的は愛して愛されるなのかなと考えていた。それとももっと直接的だと、私をみて！私だけを！みたいな。でも家族と再会した彼女を観て、愛に飢えてた女の子が、愛されない子って言う被害者でいるのをや>>続きを読む
シーズン1の衝撃が凄まじかったのに比べると面白い事に変わりはないけど、観てる私の新鮮さは少し無くなって慣れが生じてるのを感じた。物語を作ると言う事は、こう言う目新しさだけを求める中身を理解してない視聴>>続きを読む
killing eveを観たいが為にunextに加入した自分を最初は哀れで情けない、他に遣わなきゃいけないお金が沢山あるのに、また私は誘惑に負けた…と自己嫌悪に襲われていたけれど、観初めたらそんな事さ>>続きを読む
私の中で"サウナ"とは、子供時代の理解出来ない暑さの象徴。水泳教室でレッスンが終わったら必ず入らなくちゃいけない、暗くて怖くて大人の場所と言う印象しか無かったけれど、やたらと評価の高い今作に興味があり>>続きを読む
誰しも己の青春期に、大多数の人間においては輝かしい時期である、要はただ単に制服着てた時代に色んな事や(イタすぎる)経験をし、本気で泣いたり笑ったりする事で、今が自分のキラキラ絶頂期だと自覚する事だろう>>続きを読む
シーズン1で説明は大部分出来上がったから遊べる所は遊んでる感じで、観てる方としては退屈する事無く最後まで観れた。当たり前だけど、たった1人のキャラクターだとしても色んな面があり、良い部分も悪い部分もあ>>続きを読む
当たり前だけど作品を作るって事は中途半端ではいけないと思うし、現実問題としてお金がどうしたって発生してしまうからこそ、真剣に取り組むべきだと思うし、だからこそ素晴らしい作品がこの世に生まれるんだと思う>>続きを読む
個人的に、家族団欒のシーンを敢えてこの時代にやる作品が嫌いです。この多様性の時代に一体いつまで旧態依然の社会を美化し続けるつもり？と思うから。お母さんがお母さんとしてしか生きてない作品も、お父さんが美>>続きを読む
男の子同士の恋愛や女の子同士の恋愛、そう言った題材の作品はこの数年間でとても増えたし、色々な価値観が生まれる事で変に括りを作るので無く、個人と個人として生きていける輪が増えればなと思う反面、ファッショ>>続きを読む
リドリー スコット"GUCCI"で初めてカミーユ コッタンの存在を認識し、フランスでは有名な役者さんなのかなと何の気なしに観始めた今作。フランスの上質コメディを楽しめる良作として、こんなに良い作品に巡>>続きを読む
アンソニーもケイトも"自分を律して生きる"と言う、ある意味自分と言う殻に閉じ籠り生きる"楽"をしてきた部分が、恋と言う己では制御不能な状況に陥る事により、自分自身を嫌が応にも曝け出さざるを得ない場面に>>続きを読む
脚本の泉澤陽子さんの書いた作品で好きな作品が正直ひとつもない。放送当時かなり話題になったTBSドラマ"大恋愛"にもクレジットはされているけど、あくまで大石静の脚本作品としての印象が強いし、今作はTVe>>続きを読む
