rさんの映画レビュー・感想・評価

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ビルの楽しいクッキング(2017年製作の映画)

3.8

全然上手くいかない番組
これがずっとテレビで流れてたら面白いな

ラッカ(2017年製作の映画)

4.3

好きすぎる
造形美ってこういうことですよ…

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

華やかに思える50年代アメリカ、幸せそうに見える女たち。この世界の歪みに気づいてしまえば即座に地獄へと変貌する。悍ましくて気持ちが悪いものの、目が離せない映画だった。
あの世界において妊娠とはただ女を
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.0

計り知れぬほど大きい、地を震わせるような怒り。歴史に刻まれてきた差別と苦しみは、針先が皮膚を抉り真っ黒な墨が広がるようだ。
わたしたちは知らなければならない、報復とは何かを、虐げられてきた人々の怒りを
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.8

今まで観た様々の元ネタはこれだったのか…!という衝撃。
「意地悪な女の子」の話というより、性別も年齢も要素も関係なくて人間はみんな邪悪の種を持って生まれているという性悪説的な話の気がする。
アフリカの
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ: 手彫りの映画、その舞台裏(2022年製作の映画)

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ストップモーションのメイキング映像好きすぎるから一生見てたい(それくらいの作業量、凄すぎる)

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

4.0

4作品の中でも、これはものすごくダーク、ロアルド・ダールっぽいと思った。
小説でも絵でも劇場でもなく、映画だからこそできる表現がここにあるという感じがする。映画の喜びとはこういうことかも。

白鳥(2023年製作の映画)

4.0

4部作の中ではこれが一番好き!
ロアルド・ダール作品にはよくある屈強で知性の足りないいじめっ子と、痩せっぽっちな主人公の構図。
力じゃ勝てない、話し合いもできない。なす術のない暴力の前で何ができる?
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(2023年製作の映画)

4.0

テンポがすごく良かったな〜
カンバーバッチの演技をじっくりと楽しめた。息をひそめて微笑筋を痙攣させて…。

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

お、おもしろかった…!!
ファンタジー映画はセットが安っぽいと途端にB級感がでちゃうのでドキドキだったけど、これはすごく良いです。最初GOTかと思っちゃった。
ソフィア・リリスはかっこいい役が似合いま
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アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

4.2

スティーブン・キングらしいダークさがありつつ、テッドとボビーの友情が陽の降り注ぐ水辺の輝きのように美しかった。
幼い頃の冒険も鮮やかな世界も霞んでいき、我々は成長と共にアトランティスを失っていく。
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

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Vパワー!
全方位に喧嘩を売ってて面白かった。
偏った思想の被害者である主人公たちが結局それより下へ堕ちていく様は滑稽。
ヴィーガンに限らず、何らかの思想が生まれた背景を理解することなく嘲笑するのは良
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ゲーム(1997年製作の映画)

4.2

人間に必要なものって実はほとんどないのかも
次の誕生日はこれがいいです

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

インディが初めて明確に死を望んだな、と思った。
彼がずっと焦がれていた時代に降り立ち、ここで死にたいと口にしたとき、今までの彼の冒険が脳内に溢れ出して心臓が押し潰されるように痛んだ。
彼の止めどない好
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マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

4.6

小学生のときから大好きなロアルド・ダール作品。彼の著書に出会っていなかったら今の自分はいないと言い切れるほど人生に大きな意味を与えてくれる宝物だ。彼の作品の中でもマチルダはわたしのヒーローで、大好きな>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

愛とは………を論じ続けるような映画だ。
刺さる時期と刺さらない時期がありそうな気がする、自分には。

フィール・ザ・ビート(2020年製作の映画)

3.8

ソフィア・カーソンかわいい〜
展開がハッピーすぎる。
ル・ポールの靴盗んでたのめちゃめちゃ笑った。

スランバーランド(2022年製作の映画)

4.2

わたしにとっての灯台ってなんだろう?とじっくり考えてしまった。
子どものとき、親友として寄り添ってくれる大人がいるのっていいな〜と無性に羨ましかった。フィリップみたいな大人になりたい。
カナダ人に人気
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

4.2

ハリー・メリングの少し寂しげな表情がすごく好き。その顔はアンティーク人形みたいな無機質さすらあり、彼はどんな年代のどんな役をやっても不思議としっくりくる気がする。
事件の全貌が分かりポーが涙したとき、
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.2

愛だけじゃ成り立たないのが結婚…。
自立した大人同士がお互い尊重して生きていくことって実はかなり難しいのかもしれない。裁判とは拳を振り下ろすことで、結婚自体が予期せぬ暴力を孕んだ行為に思える。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.2

必要な救いとはほんの少しの変化だったりするよね、と思った。
戦争映画を見て思う、兵士が女性に対して異様に神聖視するのは戦争で駆り出されるのは男性であって女性=平和あるいは生きることの象徴だったからだろ
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.5

制作の舞台裏と併せて鑑賞。
当事国が初めて映像化した今作、音楽や映像全てがどこか儚くて美しい。散っていった若きドイツ兵たちへの追悼の想いや自国の暗い過去への悲しみ、ドイツにしか表せない様々な感情を引き
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

4.3

思っていたよりもテーマが重くて、異なる価値観を受け入れることの難しさを再確認するような映画だった。上手く混ぜ合わせた先に素敵な世界があるであろうという希望も。
信仰とはあまり縁がなく育ったけれど、家庭
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

4.5

今作では一貫したテーマ「火はひとつの火種から起こる」があり、それは事件そのものだったり解決法であったり、人との出会いでもある。
様々な媒体で描かれてきたシャーロック・ホームズではあるけれど、エノーラの
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

何かものすごく素敵なシリーズが始まる予感がした。どきどきしました。
ポール・ダノが気持ち悪い映画は名作という持論があるので、リドラー役の彼を観ていて堪らない気持ちになりました。役柄がヤバいほど魅力を発
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

好きな俳優がたくさん出るので心臓がもたない…。ありがとう…。
ホグズミートやらクィディッチやら、ハリポタファンには堪らない要素が多かったな。
マッツ・ミケルセンがグリンデルバルドを演じることによって今
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