mayuさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

mayu

mayu

映画(125)
ドラマ(4)
アニメ(0)

火口のふたり(2019年製作の映画)

3.7



つぎつぎと起こる予想もできないことたちへ

頭を悩ませ巻き込まれ不安を募らせ

だけど届かないところへ逃れられるのなら
半径5メートルのことだけで頭をいっぱいにして
いまにぎゅっと抱きしめられて甘
>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0



真っ赤なバラみたいな愛こそが目の前の君をちゃんと救える

ラブ&ピース(2015年製作の映画)

4.1



誰も取りこぼさなくて優しい映画
園子温らしさが好きだった

いつかいつかビッグになれるはずだと
頭の中みたいな部屋で生きてる
簡単には誰も入れたくはない
満たされることなどないわがままな人間に
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2



Tシャツ1枚だけ身につけて
水に飛び込みたくなる夏に
恋に落ちてしまったふたり

幸せなふたりに隠れて涙した女の子たちに、
なんでもわかってしまう両親も
ふたりのことに否定的じゃないのがよかった
>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

4.7



突然、沈没、脱落、絶望、閉塞

お金がただの紙になってしまっても
音楽は不要不急じゃない希望

最後の最後まで胸を張れるようなこと
いまいくつあるかな

必死で船に乗りたい順番抜かしでも助かりたい
>>続きを読む

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.4



誰も好きでこうなったわけじゃない
燃えない消えない死ねないのにお腹は空く

彼女(2021年製作の映画)

3.5



自分の責任はちゃんと自分で取るから
この世界はどこまでも自由でありますように

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.8



もっともっとみんなが素直で
甘え合えたならよかったな

愛を与えられるようにもっと
そしてちゃんと気付けるように

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.9



自分の子供の愛し方について
誰がいいとかわるいとか決めるんだろうか

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.6



恋の真っ最中
誰の言うことも届かない
だって今わたしが幸せなのだから

愛のことはまだわからない

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.1



終わりの終わりに思い出すことにしては
終わりの始まりはあまりにもまぶしい

また新しく誰かと2人が始まって
終わった2人も変わらず笑い合える

何年一緒にいてもぜんぶはわからないくせに
出会ったそ
>>続きを読む

下妻物語(2004年製作の映画)

3.9



誰かが決めた幸せの上を歩いてる

自分だけ幸せならいいんだよなほんとはね

ひとりきりで生きていく強さがあれば
いま持っているものはたぶんほとんどいらない

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0



終わりよければすべてよし

嫌いな人たちのこと好きだった気がしてくる卒業式
もしかして勘違いでもそのままでいよう

不満ばっかりの日常も明日で終わりだとしたら
突然目の前が輝きはじめる

いつまで
>>続きを読む

アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

4.0



たとえ最初から絶対に負けると言われても
わたしはきっと戦うことを選ぶだろう
1番は自分のために

一生懸命になれないままでもいつかは来る
諦められないならやりきるしかないな

今年の最初がこの映画
>>続きを読む

アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

3.7



いつまでも続きそうな地獄
どこにでもあるような日常

Red(2020年製作の映画)

3.3



自分だけが一方的に愛することより
自分のことを一方的に愛されることのほうが
悲しくてやるせなくて申し訳なくなる

まだ自分が足りないままで嘘を重ねて
家族など、うまくやってはいけない

こんな恋愛
>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.0



生きていくことは疲れちゃうしめんどくさい
わたしはわたしと一生別れられないなんて
言葉にされるとさらに頭を抱えたくなる

みんなつらいしみんな苦しくて疲れてる
みんなが自分勝手に見えてかなしくもな
>>続きを読む

ばるぼら(2019年製作の映画)

3.5



突然現れて頭の中をかき乱し、一生忘れられないような人間になりたいなということばっかりに期待しているせいで

一歩一歩時間をかけて近づいていくことがいつまでも苦手なまま

自分で自分のこと認められて
>>続きを読む

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.8



大切な人っていう言葉がよかった
好きな人っていう言葉も好きだけど
自分より思いあえる人に出会えますように

運命があるとやっぱりまだ信じてたい

とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

4.0



目が輝いた瞬間のことときどき思い出さなくちゃ


置かれた場所で咲くのもいい
やりたいことをやるのもいい

耳をすまして夢中にがむしゃらに
たまには当たり前に、自分を奮い立たせてもらう
すべてなか
>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.8



うまくいかない恋愛に頭を悩ませながら

少しずつ少しずつ近づいていくこと
忘れかけていたこと思い出せそうだ

歳をとればとるだけ偉くうまくなれるわけじゃない
知らなくていいことに染まってできないこ
>>続きを読む

ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.8



言わなくていいことより
言わなくちゃいけないこと

思い出さないほうがいいことより
不意に思い出してしまうこと

失うことばかりがずっと怖い

でも何もしないことで失うことはもっと最悪

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0


なにを大切にしたらいいかわからなくなるいまでもたまに

大人になりたくて悪いことがしてみたくてひとりで歩いてる気分になるけどそれはずっと気のせい、戻れる場所に甘えたままで

いつか愛されたぶんとおん
>>続きを読む

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

4.0



苦しくて気持ち悪くて
自分自身のことももう終わりにしたくなる

なりたくてもなれなかった理想の自分を
一生心の中に飼ったまま生きていけるかな

叶わなかったものを数えてばっかり
いつか感じた感情は
>>続きを読む

人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

3.7



自分以外のことならちゃんとわかるのに

2人乗り、簡単にどんどん進むバイクより
乗りにくい自転車のほうが楽しく感じる

手に入らなかったものをいつまでもずっとキラキラさせてしまうけど

自分のため
>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

4.4



恋がひとつ終わったぐらいじゃ死なない

どん底から這い上がるための方法は
自分のことちゃんと大事にしてあげることなのかも
ちゃんと主役らしくいること

好きな人の前じゃしゃべりすぎちゃうし
ダメな
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.2



大切で愛しいものに触れているそのときの表情が本物

落ちてるもの捨てられたもの誰のものでもないものたち、拾ってくることを簡単に盗みと表現したくないな

厄介な血縁関係、戸籍、本名、生死、過去と未来
>>続きを読む

あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

3.8



砂糖めちゃめちゃ怖くなった
この映画のすべてを盲信するのは危険だけど
これ見たら確実に食生活に影響出る

大事な誰かのために健康でいたい
大事な誰かにもどうか健康でいてほしい
っていうのが愛かな
>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.7



ありきたりな恋をいくら重ねても
本当の愛にはほど遠い気がしてた

愛を知って見える世界が変わってゆく
好きな映画も変わってゆく

いろんなことに捉われてるうちは
愛を見つけるにはまだまだかかりそう
>>続きを読む

チワワちゃん(2018年製作の映画)

4.0



チワワちゃんみたいになりたいっていうのを
みんな心のなかにしまいながら生きている

チワワちゃんのこと本当はわからないままで
一緒に過ごしたり頼られたり触れたりしながら
自分だけはチワワちゃんのこ
>>続きを読む

美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

3.5



ケミカルカラフルなおかげで
虫だって血だって可愛く見える

好きだから食べたくなっちゃう
食べられるかもでも近づきたい

ぜんぶがポップでキュートな世界
恋してる真っ最中の頭の中みたい

ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

3.9



もうすぐやっと死ねるのにアレルギーとか
ベジタリアンとかオーダーミスとか
いちいちちゃんと気にしてしまうところに
生きていくめんどくささと生への未練が見える

誰でも自分の人生や死に意味は持たせた
>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.9



笑えないぐらいの空回り
愛が溢れて独占したくなったり
受け入れられなくて頑固になったり

27歳は全然遠くないし
共感してない共感できないフリ
したくなるぐらいにはわたしも非モテ

ちょうどいいと
>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.3



内向的でもはみ出しものでも堂々としていたい

自由奔放な人にいまはとても憧れる

失敗もするし過去もトラウマは消えない
でも好きな音楽は誰にも変えさせない

無理しないでいいしありのままでいい
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9



愛さえあればお金がなくても幸せだ

そう信じていたけれど、ほんとうにお金のない生活をしたことのない甘い甘い考えだったな

圧倒的にお金持ちは有利だ、簡単に騙されたとしても、人に妬まれたとしても、お
>>続きを読む