emiriさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

emiri

emiri

映画(363)
ドラマ(23)
アニメ(0)

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.5

名もなき町の小さな校舎の一角にも大きな闘いがあるよね。誰の人生も例外なく難しくって価値のあるもの。ずるく賢く生きるより、不器用に生きる方がむしろ格好いいなぁ。アル・パチーノに“Michael”と言わせ>>続きを読む

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.0

3部作の中で一番好きだったかも。結局フレドなんだなぁということとアル・パチーノの名演に魂を感じたということ。アポロニアがちらりと顔を見せたことが嬉しい驚きだった(あ、もちろんケイ派ですが)。

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.8

面白いが後味がちょっと。やはり長男推し。デニーロの声も良い。彼が幼いマイケルに言い聞かせる“say goodbye”がじわじわとくる。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

3時間だれないのが何よりすごい。重い話なのに重すぎず、まさに娯楽であり名作。アルパチーノが急激に目覚めていく描写が面白い。百聞は一見にしかず。なお長男が結構好きだった。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.5

芸術家になれない者が批評家になる、って好き勝手にレビュー書いている私には耳の痛いセリフ。テーマは“承認欲求”なのかな。映画本編よりも批評を読む方が楽しそう…(皮肉っぽくなってしまった)。

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.4

マフィアの世界は当然理解の範疇を超えているけど、組織に水のように馴染みながらも根っからの悪にはなりきれない主人公の独特な存在感が良かった。

キングダム(2019年製作の映画)

2.5

ロードオブザリングの方が面白い、そして深い。

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.0

うーん。映画にはやはりストーリーが欲しい。ティモシーシャラメは美しかった。

バイス(2018年製作の映画)

5.0

何て挑戦的(挑発的)な映画なの!超絶強欲おじさんにいとも簡単に操られるブッシュの憐れなこと。。辛辣かつ遊び心満点の演出の数々は、アダム・マッケイの卓越した洞察とインテリジェンスによって生み出されたもの>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

面白いし絶妙に洒落てる。気取ってないし、観客に媚びるでもなく押し付けもせず、しかしぎゅっと手綱は握られていて終始スパイク・リーの手の中で転がされている感覚…。しかししかし、1番の発見はアダム・ドライヴ>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.7

スーパーヒーローもの普段全く見ないものだから、色々と新世界だった。金髪じゃないピーターパーカー好きだわ、完璧マンより力の抜けた人の方がかっこいい。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.0

死ぬのもいいね。
冒険しよう!
大きかった頃は飛行機に乗っていて…

ユニークな台詞がたくさん。必死の形相でハンドルを握るお母さんが美しい。ひとしきり泣いた後に皆で食べるアイスクリーム…文字通り人生は
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.0

聡くて洒落た映画。胸を締めつけられるかと聞かれれば、そうではない。それにしてもエマ・ストーンって凄い演技するなぁ。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

今更見た。メインストリーム系は自分には無理だろうと勝手に敬遠していたわけだ。よくあるsuccess storyものと想像していたら、全く違った。多感で優しい人間が周囲との人間関係にもがき苦しみながらも>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

不思議なことにさほど面白く感じず、それほど魅力的なキャラクターに出会えた実感もなく。奥さんが可愛いかったのと、メリークリスマスという魔法の言葉が心に残った(アメリカのクリスマスが好き)。ヴィゴはやっぱ>>続きを読む

ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)

5.0

立場の違いを乗り越えて信頼関係を育むストーリーに弱い…かなり泣いてしまった。“風になびく髪”は正直で実直、“蹴る鳥”は好奇心旺盛で粘り強い。そして繰り返される健全なギブアンドテイク。信頼を得るために必>>続きを読む

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.5

重厚な感じの歴史物、結構好き。重厚だけど決して退屈ではなくて、最初から最後まで面白いからすごい。魂は最後、紫禁城へ…人が最後に帰りたい場所ってどんなところなんだろう…って考えさせられてしまった。

グローリー(1989年製作の映画)

3.3

いつの時代も、まともな人とそうでない人との闘いの連続。近代戦争映画と比較して、戦闘スタイルが違いすぎて驚き。南北戦争の頃はあんなに隊列を綺麗に組んでいたのか…

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.2

それでもなお、シンデレラの方が好き。キャラクターにしても、ストーリーにしても。私は昔のタイプの人間なのかな。

JFK(1991年製作の映画)

5.0

今まで見てきた社会派ドラマの数々がどれもチープな娯楽作品に思えてしまう…。どれだけ膨大な資料を読み込み、精査し、危ない取材を重ね、チームを最後までリードして3.5時間に及ぶこの作品を撮ったのか。監督の>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.4

かっこいい。名作には限りない価値があるんだなぁ!エンニオ・モリコーネ×疾走する騎馬隊のシーン、ずっと見ていたい。なんなら一緒に駆け抜けたい。

トッツィー(1982年製作の映画)

3.0

そんなに面白くなかったなぁ…というだけの感想。

ディファイアンス(2008年製作の映画)

4.0

そばにいる人の心が折れそうになったら、「ここは自分が頑張るよ」とさっと肩を貸せる人になりたいと思った。兄弟愛、素晴らしい。

マリー・アントワネットに別れをつげて(2012年製作の映画)

4.1

たしかにストーリーはないけど、革命前夜のおどろおどろしい空気感がよく描かれていて見応えあった。コスチューム素敵だし、カメラワークも所々凝ってて、何よりレアセドゥの送る目線がひたすらセクシーだった。

愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.7

「ホロコーストは学びを得る場所じゃない」という言葉、フランクルの『夜と霧』とは正反対の解釈だと思った。人知れずしていた反省をハンナがうまく伝えられなかったのが見ていて切なかった。テープを送り続けたこと>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.8

深いーー
貧しさの中にも文化と教養のある暮らし。苦境の中でこそ得られる悟り、思いやり。想像力と楽しむ気持ち。そして異端を排除せず、分け隔てなく受け入れる寛容さと余裕…少年たち(+少女と少年の兄も)の洒
>>続きを読む

クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

3.5

ティモシーシャラメがいい味出してる。この人、笑いを分かってる人だ!コメディーもどんどんやってほしい。

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

4.5

うーん、おもしろかった!大統領の執事の涙、なんてお説教くさい邦題をつけるものだから今日まで観る気が起こらなかった。近代アメリカ史を軽くおさらいしてから必ずもう一回観よう。各大統領の人間性がちらちらと垣>>続きを読む

ステイ・コネクテッド つながりたい僕らの世界(2014年製作の映画)

3.9

なかなか楽しめた…!何とも説得力のあるナレーション…エマトンプソンか。なるほど。

天然コケッコー(2007年製作の映画)

4.2

ほっこり。
想いやりとすれ違い。優しさと裏切り、気づかないふり…。自分はできる!と思ったり、喜ぶだろうと思い込んだり。全部勘違いだったと気付いて、自分にがっかりしたり。小さな挫折を繰り返すのだろうな、
>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.7

ダイアン・クルーガー好き!強くて綺麗で優しいママ役が似合う〜。彼女の出演作だとトロイとアンノウンもおすすめ。

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.3

飛行機にて。
起承転結の承と転がよかった。起は印象が薄くてありきたり。結は雑で薄いまとめ方。毒舌でごめんなさい。
マイレージ、マイライフぽいなーと思って見てたら監督一緒だった。現代人が抱えがちな心の問
>>続きを読む