人事屋パドーさんの映画レビュー・感想・評価

人事屋パドー

人事屋パドー

人事屋です。 経営者の代理人でも、従業員の代弁者でもありません。真面目に働いている人間の味方。それが経営者であれば彼等の盾になり、それが新入社員ならば彼等の鉾になる。/武器は良識と論理的思考。そしてユーモア / 座右の銘「場外乱闘はこれからだ」

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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

安定感のある仕上がり。シュワルツネッガーの立ち位置は今回も変わりません。ターミネーター同士の戦いではなく、人類サイドが強化人間であったところに新規性がありました。未来ではなく今のために戦うところにこれ>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

狂った世界を狂わないで生きていくための唯一の方法は人を深く愛することである。そのことだけが最初から最後までスクリーン上を貫いています。「ハッピーエンド」というのは、人が思っている程、軽くも重くもないこ>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

都内で通勤や通学をした経験のある者なら、列車が並行しながら走行し、ガラスごしに視線を交わす刹那のトキメキの萌芽のようなものを感じた経験は一度はあるはず。そのような日常生活での心の動きを丁寧にすくいとり>>続きを読む

聖の青春(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

戦うことが生きることとイコールの生を走る棋士の人生が赤裸々に語られています。それは悪戯に激しいものではなく、静かに静かに蒼白く燃える炎のような静けさを湛えています。酔った主人公と後輩とのやりとりは胸が>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画愛に溢れた映画。
丁寧な伏線の回収とよく整頓された複合的なエピソードの数々。
B級テイストが程よく漂う画面の心地よさは出色です。
強烈なキャラで固めなかったところに監督に知性を感じます。
ハッピー
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

悪の伝搬の物語です。
暴力の根元を病的資質に全て還元するのかいなによって評価はグラデーションされるでしょう。主役の圧倒的な存在感と高度な演技力は圧倒的です。
真っ当な人生を希求していたのかどうかも定か
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search/サーチ(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

まず初めにアイデアがあって、それを作品として成立させてしまう監督の力量に脱帽です。PCの中だけで、物語を進行させるというのは普通できないでしょう(通常はアイデア倒れに終わるはずです)。しかも、観ていて>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

まさに髪結の亭主の物語です。
タイトルが「長い」ではなく「永い」としているところがポイントとなります。彼は亡くなった奥さんを「思い出」ではなく、ずっと向き合う対象として選択します。ある意味、亡くなって
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

緻密な映画です。
シーンのひとつひとつに意味があります。当たり前と思わないでください。無駄なシーンをこれほど排除した編集も珍しいです。
主演の浜辺美波を一躍スターダムに押し上げた作品ですが、ハイティー
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映画 賭ケグルイ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

製作陣がTVシリーズと同じであるために、基本的な世界観は変わりません。しかしながら、映画版オリジナルのあらたな勢力を描いているために、そこに何かしらの違和感を感じる人もいると思われます。夢子のカット数>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

文句なしの傑作。
役者の演技には一部の隙もありません。
人種差別をモチーフとしていますが、メインテーマは「孤独」です。
時代的・文化的・経済的な生きづらさが、生の根幹を揺さぶります。
ラストシーンの演
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

本作は原作に対する最良の解釈のひとつです。
小説でしか表現できない音に対抗して、映画でよってしか成立しない音楽世界を堂々と作り上げている作品です。
無駄な説明的シーンを一切排除し、必要最低限の会話に留
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