もつれらさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

もつれら

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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.0

街中に巨大怪獣の死体が残りそれをどうするか…という空想特撮コメディ
あまりに評判が悪いがゴジラシリーズでお馴染みの若狭新一さんの作った怪獣は非常にリアルで迫力があったし撮影や美術など流石東映と松竹が組
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.1

世界的なファッションブランド『GUCCI』創業者一族のドロ沼ドラマ
一応グッチ家のことを元にした原作本がありそれを映画化という体だがよく関係者は怒らなかったなというゴッドファーザー顔負けのドラマに驚い
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鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

3.3

そこまで複雑な話ではないが専門用語が多いので公式やWikipediaで予習をして置かないと少し苦しいのが難点。
安藤雅司と宮地昌幸というジブリ作品など数々の名作に関わってきたベテランアニメーターが監
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ノイズ(2022年製作の映画)

3.5

とある田舎町で人は少ないが順風満帆な生活を送っているとある殺人によりそれが崩れていく…というサスペンス
藤原竜也と松山ケンイチのデスノートコンビを売りに出していてそれはもちろん良い演技をしているが渡辺
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仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏(2022年製作の映画)

3.5

仮面ライダーセイバーのTVシリーズから8年後を描くVシネマ
正義の戦いの影には多くの名もなき人たちの犠牲がありその罪と向き合うというガメラ3やシビルウォー。BvSなどの展開は大好きなのだが延々と身内で
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

巨大彗星が迫り最後の時間を迎えようとしている地球を救おうとするディカプリオとジェニファーローレンス
役者も豪華で基本8割つまらないNetflix映画な中では上位に来る面白さ
憂いを帯びた役柄が多いティ
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心の指紋(1996年製作の映画)

3.8

余命を宣告された末期がん患者が医者を誘拐しインディアンに伝わる聖なる山を目指すロードムービー
ディアハンターで戦争に繰り出される人間を描いたマイケル・チミノが最後に作った作品というのが興味深い。
ラス
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.0

友人に頼まれメキシコから少年を連れ出そうとするイーストウッドの話。
イーストウッドも歳をとって丸くなったのか穏やかな雰囲気で良かったが正直脚本が緩すぎて途中何度も寝た。
でも91歳のイーストウッドが映
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.1

話の性質上仕方ないかもしれないが空間を広く使ったスパイダーマン特有のアクションの気持ちよさがあまりなかった(ストレンジ先生とのシーンはすごく良かった)のと脚本は導入からさすがにどうなんだと思うところも>>続きを読む

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.3

探偵フィリップ・マーロウがメキシコへと送った友人が自殺した。彼には妻殺しの容疑がかけられていた。一方、別件で行方不明の作家を探し出したマーロウは、彼が死んだ友人夫妻の知り合いだという事を知る…というレ>>続きを読む

ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.8

麻薬の違法所持でトルコの刑務所に服役することになったアメリカ人の実際に体験を映画化。
そもそもの始まりが明らかに個人使用の量を超えた麻薬の所持だったり徹底的にトルコ人の人格を排除した描き方などなんだか
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白昼の死角(1979年製作の映画)

2.8

たまたま読んだ原作が面白かったので映画も見てみたが原作の知的なコンゲーム要素は影を潜め登場人物の年齢も高くなりハードボイルドではあったがあまり好きじゃなかった。

地獄の警備員(1992年製作の映画)

3.1

元力士で殺人鬼の松重豊に会社で追い回されるという黒沢清のホラー作品。
松重豊は今作が初の映画出演作らしいが長身に人間味のない演技がすごく怖かった。
力士らしい突っ張り殺法など殺害方法もバラエティに富ん
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.9

『呪術廻戦』の前日譚の漫画を映画化
初っ端の明らかなエヴァオマージュや乙骨シンジくんで少し寄せすぎじゃないかと心配したが途中から気にならなくなった。作画はとてもよくアニメ本編のウリだったアクションは更
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パージ:大統領令(2016年製作の映画)

3.5

殺人を含む全ての犯罪が合法になる一夜『パージ』シリーズ3作目
パージ廃止を訴える議員とその暗殺を目論む人間の攻防が描かれているが3作目ながらも殺人というものを前にした人間の恐ろしさの描き方が恐ろしく設
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

2019年11月公開から延期に延期を重ね2年後21年12月にようやく公開された『キングスマン』シリーズ最新作
イギリスの諜報組織結成の秘密を描いた作品だがシリーズお馴染みの悪趣味なノリを残しつつ戦争映
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劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

3.4

普段は真面目すぎる教師だが実は大の給食マニアである市原隼人が給食を楽しむというドラマの映画化。
ドラマを見ていないので登場人物の関係が最初は少し分からなかったが特に問題はなかった。孤独のグルメやグルメ
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.4

ゆるくてシュールなホラーでアダムドライバーのスターウォーズなどをネタにしたメタネタや日本刀でバッサバッサとゾンビを斬るティルダ・スウィントンのビジュアルなど見所はあったけど正直、何を楽しむ映画なのかよ>>続きを読む

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.4

漫画家ヤマシタトモコによるミステリーコミックを、岡田将生と志尊淳の主演で実写映画化
CM出身の監督らしく中島哲也の『来る』のようなスタイリッシュな演出のホラーになっていてcgを使った幽霊の演出は気合い
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.3

劔樹人の自伝エッセイを映画化
神聖かまってちゃんのベーシストやマネージャーもやってるらしく驚いた。
何にも打ち込むことが出来ず堕落した日々を送る松坂桃李が偶然見たあややの歌をきっかけに目が輝きのめり込
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.1

ハリポタのダニエル・ラドクリフが両手に銃を取り付けられデスゲームに参加させられる男というアクション映画
ダニエル・ラドクリフは自分で脚本を読み気に入った映画に出るようにしているらしいが死体役で出演した
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パペット・マスター(2018年製作の映画)

3.2

1989年に発表され10作以上続くシリーズのリメイクということだが単品でも問題なく楽しめナチスの怨霊が宿った人形によるだいぶエグめのゴア描写やおっぱいなどホラー映画としても満足できる出来になっている。>>続きを読む

私というパズル(2020年製作の映画)

4.0

自宅出産で起こった悲劇、そして時間をかけそこから立ち直っていく夫婦を描いたドラマ。冒頭30分近い出産シーンは見ているだけで辛くなるしそこから始まる夫婦の職業の格差や軋轢、問題は暗く辛いがこちらに訴えか>>続きを読む

劇場版 のんのんびより ばけーしょん(2018年製作の映画)

4.4

田舎で暮らす子供たちの日常を描いた漫画原作アニメの劇場版
田舎から飛び出し飛び出し飛行機に乗り沖縄に行くという大人から見ればちょっとした旅行でも子供たちから見れば未知の大冒険、綺麗な海、美味しいご飯、
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

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テレビ版の総集編であるシト新生とテレビ版25~26話のリメイクである『Air』『まごころを君に』をくっ付けた作品
Netflixでは総集編とリメイクで分かれているがリバイバル上映で一気見するとかなりの
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蒼穹のファフナー THE BEYOND 第七話・第八話・第九話(2020年製作の映画)

4.2

衝撃的だった前作の展開から始まる絶望、そしてそれを受け止め前へ進むキャラクターの成長などこれぞ蒼穹のファフナーの魅力!!と言いたくなる7~9話
L計画などの懐かしいワードやシチュエーション、新機体の登
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劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME(2020年製作の映画)

4.2

仮面ライダーゼロワンの冬映画
本来は夏に公開する予定が延期になったこともあり80分という単体映画ではかなりのボリュームになっている。
ゼロワン本編であった問題は置いておきとにかく良かった点のみを抽出し
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セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記(2021年製作の映画)

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仮面ライダーセイバー初の映画というものの20分ちょっとで普段のテレビ放送に毛が生えた程度の時間なのでストーリーというものはほぼなくアクションまとめ動画みたいなものだが短い時間ながらも同時変身、フォーム>>続きを読む

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

4.0

お笑い芸人キングコングの西野亮廣の絵本を映画化。制作は海獣の子供などのStudio4℃が作り出すスチームパンクな世界観、挿入歌など音楽の使い方、窪田正孝や芦田愛菜の演技などが全て合わさってダイナミック>>続きを読む

名も無き世界のエンドロール(2021年製作の映画)

3.3

岩田剛典と新田真剣佑が幼馴染みという設定だけでも眼福だがずっと見たかった"闇"の岩田剛典が見られてとても良かった。相変わらずヒロインの山田杏奈さんは幸薄な役柄で幸せになるのを願うばかり

ストーリーと
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薄氷(2021年製作の映画)

3.4

Netflixオリジナルのスペイン映画
囚人を乗せた護送車が何者かに襲撃され警官が極限状態に身を投じる……というストーリー。
アクションも少なく地味な映画だったが護送車で犯罪者と一瞬即発のピリピリした
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樹海村(2021年製作の映画)

3.5

村シリーズ第2弾!
シリーズ前作の犬鳴村がヒットしたからか予算も増えVFXの質も向上、怖がらせ方も清水崇お馴染みのゾンビっぽい幽霊からちょっとした狂気までバリエーション豊かになっていて楽しめた。
姉妹
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.9

原作のモノローグはそのままでちょっとくどいと思う部分も多いが全部説明してくれると思うとお得な気がする。
アクションの迫力も良く煉獄さんは声がつくことによりさらに良いキャラになっていた

銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

3.8

銀魂の原作漫画、終盤から最終回までを映画にしたまさにfinal
冒頭にギャグを交えた申し訳程度のあらすじがあるが用語やキャラなど少し複雑なのである程度事前にあらすじを入れておかないと厳しいかも知れない
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燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020年製作の映画)

3.6

ドニーイェン主演 谷垣健治監督
るろうに剣心でお馴染みの谷垣健治さんが監督ということで劇中のセットや日本描写も比較的無理がなく良かった。アクションのキレもよく特にHIGH&LOWに出演していた岩永ジョ
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.8

田辺聖子の短編小説のアニメ映画化
原作が昭和に描かれ実写映画は平成に作られたが今作はしっかりと令和に作るジョゼ虎になっていて良かった。
アニメーションはキラキラと美しく梅田のHEP5や難波パークス、道
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