囁きのwhisperさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

囁きのwhisper

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シグナル100(2020年製作の映画)

3.6

目の前でクラスメイトたちが死んでるのに、泣くことが許されないっていうシチュエーションが最高にえっち。

せっかく100個もシグナルがあるので、もっともっとバリエーション豊かに死んで欲しかった。

発光
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

3.5

空気感が自分好みなエリック・ロメール作品。

1話目の「青の時間」は予想通りかなり好みだったんだけど、それ以降は妙に説教臭くてダメだった。

サンライズ(1927年製作の映画)

4.5

正直ナメてました...
めっっっちゃくちゃ面白い!!!!

男と女が楽しそうにイチャついてるだけなのに、とにかく画面の動きが楽しい!!
「サイレント映画なのに」ではなく、「サイレント映画だからこそ」表
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ノクタ(2019年製作の映画)

4.5

インディ・ゴアホラー界に燦然と輝く希望の星。

血を吹き、血を浴びれば浴びるほど魅力を増していくノクタという存在の奇跡。
血飛沫の勢いも豪快な人体破壊も下劣なスカトロギャグも、何から何まで超楽しい!!
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クリプティック・プラズム(2015年製作の映画)

3.5

この人はわざとつまらない映画撮ってるのか?って思っちゃうくらい、クライマックス前までの全部が酷い。

フェイクドキュメンタリーにするなら、せめてPOV視点で統一してくれ!なんで中途半端に劇映画っぽいア
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ゾンビーズ・フロム・セクター9(2020年製作の映画)

3.0

愛は伝わってきたが、正直どっかで見たことあるな〜っていう舞台と描写の連続。

子供にも容赦ない残酷描写と、ラストのあっけない結末は見所かな。

フラワーズ(2015年製作の映画)

3.2

汚物に塗れた脱出劇。

好きそうなテーマだとは思ったんだけど、全体的に単調で眠くなってしまう。

ただ、汚物や血肉が、美しさと汚らわしさが絶妙に入り混じったバランスで映し出されていたと思う。
内臓を体
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ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

3.7

王道のホーム・インベージョンものかと思いきや、奇を衒った展開が面白い。

ただ、ペンキのシーン以外は割と殺しが地味目に感じちゃったので、もっとゴア版ホームアローン感をガッツリ出してもらえた方が楽しかっ
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欲望(1966年製作の映画)

3.0

これは…さすがに何も起こらない時間が長すぎて退屈でした。

シートぐちゃぐちゃにしながら女2人とイチャつくシーンと、ラストのエアテニスだけは面白かった。

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.0

これはIMAXの大画面で観たかった…(もしくは4Dとかね)

不可能な夢を抱いた狂人が、共犯者達と共にそれを実現しようとする、まるで「七人の侍」を思わせるようなワクワク感。

霧のかかった、たった一人
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無残画(むざんえ)~AVギャル殺人ビデオは存在した!~(1999年製作の映画)

3.6

時代を感じるフェイクドキュメンタリー。これはVHSのガビガビの画質で観てこそだね。

終盤の展開で、このジャンルによくある「この映像は誰が編集したのか問題」に陥るかと思いきや、そこからの一捻りある展開
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魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

4.0

ほぼほぼ知識のない状態(OP曲を聞いたことがある程度)の状態だったので付いていけるかどうか不安だったが、とても良かった。

大人になることは、無限の可能性を一つ一つ閉じていくことなのかもしれない。
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コントロール・オブ・バイオレンス(2014年製作の映画)

3.4

最強の能面と、強キャラ感溢れる外国人が好き。

やっぱ暴力映画は悪役に魅力があってこそだね。

Groovy(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

今泉力哉監督、顔は知ってたけど声を初めて聞いた。
想像以上に若々しい声だった。

エクスタシー人間楽器で自殺防止楽曲の作曲を試みる音楽家に密着したフェイク・ドキュメンタリー。

真実の愛のGroove
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コールド・フィーバー(1995年製作の映画)

3.6

寒そうなロードムービー。
川に酒を流して弔うシーン、あまりにも美しい。

雪でカッチカチに凍ったボロ車が頑張って動こうとするところ、なんか可愛くて笑っちゃった。

最後まで行く(2014年製作の映画)

3.7

設定めっちゃくちゃ面白そうで、実際埋葬するまでの序盤は、アイデア満載の隠蔽工作がめっちゃくちゃ面白いんだが、それ以降ちょっとハードルが上がっちゃったのかも。

「アシュラ」レベルに、もっともっともっと
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DRILL AND MESSY(2016年製作の映画)

3.7

メッシー系は割と性癖にくることも多いので、ぴあフィルムフェスティバルでの上映当時から気になっていた作品。

性欲にあれこれ言い訳や理由付けをして”芸術”ぶるのはどうなんだ?、性欲をそのまま表現して何が
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ALIENS エイリアンズ(2005年製作の映画)

3.8

耕運機のシーン、最高!!

限られた予算の中で、どこに力を注げば映画全体が輝くか分かっている。
B級映画の星!

妖怪人間ベラ(2020年製作の映画)

3.6

公開時観たかったけど逃してしまい悲しんでいたら、12月にまさかの近場の映画館でやってて滑り込みセーフ。
正直妖怪人間ベムは全く知らないんですが、あの幻の最終回観ちゃったらそりゃ取り憑かれちゃうよなって
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

高橋ヨシキ大絶賛という情報と、SF?と思わせるハッタリのきいたポスターに惹かれて観に行ったが、正直そこまでハマれず。

ラストバトルとか、シチュエーションは最高だから、ただ隠れるだけじゃないもうひと工
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人狼ゲーム デスゲームの運営人(2020年製作の映画)

3.8

1作目しか観ていない状態だったが、問題なく楽しめた。
やっぱり、閉鎖空間で命をかけた人狼ゲームっていうプロットだけで一定のサスペンス的な面白さは確保されてるし、今回はそこに運営サイドの思惑も加わって見
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

4.7

観てみな、飛ぶぞ。

配信全盛期の現代に、“映画館”という空間の持つ危険性を極限まで突き詰めた、視神経を破壊する三原色の暴力装置。

狂った一頁(1926年製作の映画)

3.0

ドグラ・マグラのキチガイ地獄外道祭文を読んでる時の感覚。
好きかなと思ったんだけど、正直しんどい。

一番有名な踊ってる女の不気味さは好き。

STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

3.4

ひたすら評判が悪いイメージしかなかったけど、「ドラえもんは知ってるでしょ?」って前提で映像表現の思索を中心にしたのはある意味潔くて嫌いではない。

「感動エピソードをただ羅列する構成が浅ましい」ってい
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サスペリア PART2/紅い深淵(1975年製作の映画)

3.8

現在手軽に見られる完全版は無駄なシーンが多いと感じたので、1万5千円かけて公開版も入ったブルーレイを購入して鑑賞。

結果、劇的に面白さが上がることを期待しすぎてた感があったかな。でも完全版より好きな
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空に住む(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

タワーマンションに住むということは、「空」という虚ろな世界に接近するということ。
空に飲み込まれ、なす術もなく死んでいった猫のエピソードや、ラストカットで空に伸ばした手の挙動の不気味さがそれを際立たせ
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映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日(2020年製作の映画)

3.8

ミラクルユニバースという地雷を踏んで以降離れていたが、評判良さげだったので鑑賞。

分かりやすさ重視ながら、タイムリープものSFに求めるツボを的確に突いた展開が楽しい。

そして何より、アルティメット
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.2

今年の100点満点ホラー枠。まさに現代版にアップデートされたバトル・ロワイヤル。

「こいつが主人公かな?」と思った登場人物が次々に肉片と化して死んでいく予測不可能な展開に、過剰なポリティカルコレクト
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地獄(1960年製作の映画)

3.8

アーティスティックな地獄の造形を観ているだけで楽しい。
三途の川の美しさ、地面から生える無数の手足のフェティッシュさ、人体の浮かぶ水槽の不気味さが好き。

地獄に行くまでの現世パートがちょっと長いかと
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.7

ここまで社会現象になると、流石に観ておかなきゃね、という義務感でアニメ版から通しで鑑賞。

まず前半の列車パート、Fate/Zeroのキャスター陣営や沙耶の唄を思わせる、無限列車のまさに悪夢的なビジュ
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ズーマ/恐怖のバチあたり(1987年製作の映画)

3.3

完全にキャラ映画。
緑の裸体に双頭の大蛇はインパクト大。

10年以上埋まってから復活して...みたいな大胆な時間感覚にびっくりしたし、血を引く娘が彼の前に現れて...という展開は面白い。
ただその後
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人間解剖島/ドクター・ブッチャー(1981年製作の映画)

3.5

「人間解剖島 ドクター・ブッチャー」ってタイトルがもう素晴らしい。

内容は、マジで食人族とサンゲリア掛け合わせましたって感じ。
ロメロとフルチの丁度中間くらいに汚いゾンビたちのビジュアルが好き。
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.5

黒沢清が快挙!ということで期待してましたが、正直それほど...って感じでした。

ホラーじゃないジャンルでも、鉄の扉、揺れる光、半透明の遮蔽物とかの黒沢ホラーモチーフがバンバン出てきたのは楽しかったで
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃ疲れるし、結局ほとんど理解できなかったような気がしますが、こんな趣味丸出しの企画をこんなデカい規模で映像化して、それをヒットさせちゃうって時点でノーランの勝利ですよね。

遠くから明らかに
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

4.0

流石に圧倒されたわ。
ライダーVSセイバーオルタは当然だけど、言峰綺礼が本気出すとこと、遠坂凛が最後使った剣のキラキラ感がめちゃくちゃツボ。

正直終わり方がよく分かりませんでした。けど、とりあえずみ
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