囁きのwhisperさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

囁きのwhisper

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クライモリ/間違ったターン(2003年製作の映画)

3.5

適度な展開、適度な描写。
実家のような安心感。

こういう全てが予想通りな映画も必要だよね。
カップルがイチャつくまでの繋ぎにちょうどいいんじゃない?

親密さ(2012年製作の映画)

3.6

長いっす。さすがに。
前半の劇映画パートでかなりお腹いっぱいだったので(その日映画館6本目だったっていうのもあるけど)後半の演劇パートはまさに自分との戦いって感じでした。

まずは第一部。直前に観てた
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PASSION(2008年製作の映画)

4.5

これは凄いぞ!!

前半は、なんかどいつもこいつもいけ好かない奴らだなと思って、映像の質感も安っぽいし、「タクシーの窓に手がドン!のカットがピークか?」と思っていましたが、中盤の暴力教室講義から一気に
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

4.0

タイトルとかポスターの印象から、「激突」みたいな逃げ場のないハイウェイを舞台にしたソリッド・シチュエーション・スリラーかと思いきや、どんどんハードなバイオレンスに巻き込まれていく目まぐるしい展開が超楽>>続きを読む

ポネット(1996年製作の映画)

3.7

子供たちの演技が上手すぎる。
この卓越した演技力によって、「神の沈黙」という重厚なテーマを子供たちの目線で表現する、という難しい試みを実現させている。

ヨーロッパの子供たちって、こんなにも早く信仰と
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山の焚火(1985年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

まずは、”山”という大いなる自然の中で日々暮らしている人々がいるのだという事実に圧倒される。今の自分の生活と比べて、到底そこで暮らしていくことなど想像できないと思いつつも、どこかあの景色に憧れる自分も>>続きを読む

DAGON(2001年製作の映画)

3.6

いあ!いあ!

クトゥルフ神話の影響下にある作品自体はけっこう観てる(映画じゃないけどブラッドボーンとかも大好き)けど、ガッツリ“H・P・ラヴクラフト印“の作品に触れたのは初めてかもしれん。

映画の
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デビルズ・ゾーン(1978年製作の映画)

4.0

これ好きですよ!

超能力にマネキンにサイコホラー展開にといろいろ詰め込んでますが、もう中盤の拘束石膏殺しにキュンキュンキュンです!!
額のとこからじわじわ乗せてくのがたまらん。
生きたままパーツがど
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魔 デビルズ・オーメン(1983年製作の映画)

3.8

すごいテンション!そしてすごい汚ねぇ!
ゲロ食いにウジ虫まみれのミイラがキモすぎ!

敵の従えてる使い魔達が超可愛い。
蜘蛛が毒をチューチュー吸うとこ愛おしすぎる。
蛇はマジっぽかったけど、蛇の毒って
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ベニーズ・ビデオ(1992年製作の映画)

3.5

観たいのはそっちじゃないのよ!
母と子サイドじゃなくてお父さんサイドなのよ!
まぁハネケの映画にその描写求めるのはお門違いってのは分かってるんだけどさ...

まさに「感情の氷河期」を体現するような感
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.8

一目見て「見るからに庵野っぽいなぁ」って思っちゃうんだけど、じゃあ例えばエヴァにあんな盗撮みたいなフェティッシュなアングルあるかと考えると全然そんなことはない。

俺が感じた庵野っぽさって一体何なんだ
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

4.4

「DEATH(TRUE)2」に関しては、一体誰に向けた総集編なんだ?って印象。
エヴァ観たことない人はマジで1ミリも分からないだろうし、観たことある人が復習のために観るとしても、時系列とかめちゃくちゃ
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.7

“異食症”ってキーワードと、画鋲を口に持っていくポスタービジュアルから、カルト映画っぽい感じになるのかなと思っていたのですが、現代を生きる人々に対する前向きなメッセージを持ったとてもいい映画でした。>>続きを読む

ヒットマン: エージェント47(2015年製作の映画)

4.0

続編というよりはリブートって感じなのかな?1作目より圧倒的に面白い!

「エージェントの強さは肉体ではなく頭脳にこそある」という言葉を体現するような、スタイリッシュでアクロバティック、かつアイデアに満
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ヒットマン(2007年製作の映画)

3.5

剥き出しのバーコードハゲ、ヒットマンとは思えないインパクト。
すれ違ったら忘れられないでしょ。

コロッと落ちる女とか、あの量の血飛沫で「やけに血が多いな...」程度の違和感しか感じないガバガバ展開な
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セックスハンター 性狩人(1980年製作の映画)

3.6

コーラ噴出シーン、どう考えても人間の腹の許容量を超えた本数入れられてて笑っちゃった。

銀のゴツい拘束具、足指舐め、マジックミラーなどエロい要素はありましたが、前半のコーラがインパクト強かったのと比べ
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マリアの受難(1993年製作の映画)

3.7

物語は重くて絶望感に満ちているが、軽快で独特なカメラワークと編集が楽しい。

産まれたてのあの子、ヌメヌメしてていやらしかったです。
ポコチンみたいな形状の人形も好き。

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.8

ババア怖すぎィ!

ガッツリビビらせにくる中盤以降も楽しかったですが、「何かがおかしいぞ」ってのが積み重なっていく序盤の雰囲気も素晴らしい。

マッマの一言で一気に映画全体の認識が覆るとこ鳥肌立った。
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P2(2007年製作の映画)

4.0

的確にホラーファンのツボを突いてくる、100点満点中100点の映画。

暗闇、美女、おっぱい、変態、犬!!
最高!!!

あと個人的に、エレベーターの水責めとか車体下圧迫とか、居場所が完全にバレててジ
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リュウグウノツカイ(2013年製作の映画)

3.7

JK3人にホテル連れ込まれる人生を送りたかった。
ツインテJKとさせてくれるならホームレスも悪くない。
JK集団に毎日拉致されて甘々いじめ生活送りたい。

正直女子の妊娠に対する感覚とか、どうしても理
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カレ・ブラン(2011年製作の映画)

3.4

構図、証明、美術とかの映像面は超クール。

謎の実験の数々(壁に背中つけて後ろに下がる、輪の中から出ずに攻撃を回避、無限受話器応答etc...)

ただ、物語というか世界観はそこまで響かず...

エビデンス -第6地区-(2011年製作の映画)

3.8

展開激ヤバPOV。

クライマックスにかけて世界観飛躍しすぎ。
映像の加工がガビガビしすぎ。
エンドロールのサイバー感が厨二病すぎ。

楽しい!!

遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.7

普通にモンスターパニックとして面白い。
CGになったクリーチャーも、これはこれで好きよ。

宇宙船がガッツリ登場したことで、エイリアン感(プロメテウス感)が強くなったね。

ラストの繋げ方もオシャレで
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肉だるま(1998年製作の映画)

3.8

昔パッケージだけ見たことあって、一時期ちょっとトラウマになってました笑

女優の演技、けっこう真に迫ってたなって印象があった。
「キャー」って分かりやすく叫ぶとこは棒読みだったけど、呻き声とか、瀕死に
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ザ・シャウト/さまよえる幻響(1978年製作の映画)

3.7

海岸に佇む謎の男、家に侵入する男、ピンクのネグリジェの妻、モロに「CURE」に影響を与えていることが分かる。

男の叫びは、確かに真横で食らったら死ぬなって思う強烈さだった。

ラスト、コーション(2007年製作の映画)

3.6

濡れ場がエロいって評判に釣られました。確かにエロかった。
脚をガッて折り畳んで身体ごと抱え込む体位がエロすぎました。

ラストのチアチーのあの判断、イーの心に一生呪いをかけるだろうな...

氷の世界へ(2016年製作の映画)

3.3

自分のセックスの下手さが学術的に証明されてしまう悲しさよ...

世にも奇怪な体位のセックスが見られます。

抱えられる子ペンギンが可愛かったです。

ラザロ・エフェクト(2015年製作の映画)

3.4

一発死ぬとこんなミュータントみたいになっちゃうの?

“死から復活したら?”ってアイデアと、“死後は最悪の思い出を永遠に繰り返す”っていう最悪の死生観は素晴らしいので、もっと形而上学的な思想をガンガン
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.2

劇場鑑賞を逃したので悔しい思いをしてたんですが、初見を配信にしたことで、劇場ではできない「一緒に叫ぶ」という楽しみ方ができた。

昔テニスやってた時のことを思い出す。近所に超上手い奴がいて、自分はそい
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

3.4

評判めちゃくちゃ良かったので期待しすぎちゃったのかも。
アニメ表現は確かにすごいし、欠点が思い浮かぶ訳じゃないんだけど、何故かそこまでノレず。

ストーリーが普通だなって感じちゃったのかな...?

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

時間SF超大作「テネット」の1億分の1の規模でありながら、同等の“時間に殴られる”感覚を与えてくれる、まさにアイデア勝負なミニシアター映画界の星。

というか、アイデアが浮かんだところでこんなの実際に
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死ぬほどセックスしてみたかった(1994年製作の映画)

4.0

「死人に口なし」を悪用し尽くした大不謹慎の数々。その果てに痛みと快楽、そして生と死の彼岸へと辿り着く。

90年代AV業界のカオスが凝縮封印された、まさに時代の聖遺物。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.6

とてつもなく上質で完璧な映画だと思う。
思うんだけど、あまりにも上品かつ静謐すぎて眠気との戦いだった。

ラストは見入った。今まで静かだった分、あの激しい曲と共に彼女たちの感情のギアもグッと上がる感じ
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罪の声(2020年製作の映画)

3.7

なかなか重厚なミステリーだった。

グリコ事件はキツネ目の男の顔写真くらいしか知りませんでしたが、ガッツリのめり込めました。

自らの背負った呪いに縛られ続けて生きてきた彼の姿が本当に痛々しくて、きっ
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映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

4.0

最強のキャラ萌え映画。
映像研、大生徒会、奇怪な部活動の部員たち、そして水崎氏のSPたちに至るまで、全員が愛おしい。

「アニメ制作を隠蔽するためにアニメを作る」という矛盾した熱狂の果てに、現実との折
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.0

前作の1億倍面白い!!
信じられないほど面白くなかった前作から、よくぞここまで...!

「願いを何でも叶える」っていう能力が壮大すぎてガバガバになっちゃってるクライマックスとか、欠点だらけだとも思う
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