どこか懐かしさを覚えるような画の質感、色合いがよかった。
主人公は企業の清掃スタッフとして働く女性。息子は独立しており、17歳の娘と暮らしている。地下鉄で寝過ごしてしまい夜の町に放り出されてしまった>>続きを読む
好きなのです、ウェス・アンダーソンが。
ストップモーションアニメになっても、安定のコミカルさ、情報量多めな画等、その世界観は健在!
もちろんキャストも豪華。
可愛らしいストーリーで、サクッと観られる>>続きを読む
ロングショットによる圧倒的な映像美と、パワフルなメッセージ。
幻想が現実になる恐ろしさは、巨匠からの警告にも感じられる。
冒頭は見たことがあるバーのシーン、タル・ベーラの世界にいることを実感する。ど>>続きを読む
ストーリー、シンメトリーとアシンメトリーな構図、ナイマンの音楽、美術と、どれを取っても好み!
至福の時を過ごせた。
主人公は、動物行動学者のオズワルドとオリバーという双子。
ある日、二人の妻が乗って>>続きを読む
シェイクスピアの戯曲「テンペスト」をピーター・グリーナウェイの解釈で。ナイマンの劇伴、番号付きで章立てときたら、まさにグリーナウェイ。
ファンタジーな世界観にすっかり溺れた。
豪華絢爛な上に、動き一>>続きを読む
オープニングに釘付け。
アートディーラーとして成功しているスーザンは、ある日元夫エドワードから一冊の本「ノクターナル・アニマルズ(夜の獣たち)」を受け取った。
読み進めるうちに、エドワードとの過去を>>続きを読む
大人になってからスクリーンでゴジラを観たのは多分初めて。久しぶりの御姿に、かなり進化を感じた。恐るべしゴジラ!
VFXの迫力、テーマソングだけでも観てよかったと思える。
エンターテイメント感満載で、>>続きを読む
勝手にサスペンスかと思っていたため、少々面食らった。
ストーリーは、5年間夫と離れたことがないガミが、夫の出張を機に昔の知り合い達を訪ねるというもの。
1人目 離婚して田舎に住んでいる先輩。人の本>>続きを読む
脚本の秀逸さ!
アメリカ西海岸で起きた、薬物と9100万円を積む密輸船爆破事件。
死者27名と大惨事の中、生き残ったのは大怪我を負ったハンガリー人と、事件を起こした容疑者グループの1人キント。
尋>>続きを読む
ファンタスティック・ビースト第二弾
相変わらずの動物達の愛らしさ、活躍っぷりが素晴らしい。
次作への布石もあり、いよいよクライマックスへ!
(実は「ダンブルドアの秘密」は鑑賞済みだが、本作を観て答え>>続きを読む
ギャスパー・ノエによる、老いと死をテーマにした映画。主演がなんとダリオ・アルジェント。
スプリットスクリーンを用いることで、同じ家にいながらも、見えない壁があり、分かち合えない何かがあることを示唆して>>続きを読む
原題A PERFECT ENEMY
ロスト・ボディもわからなくはないが、原題の方がよい気がする。
予想よりもスリリングで結構楽しめた。
途中からストーリーが読めてきたあたりが一番おもしろかった。>>続きを読む
ベルナルド・ベルトリッチ監督の代表作。
イタリア映画に出ているトランティニャンは初めて。
構図、光と影のバランスが美しく、それだけでも観る価値あり。ランプシェードが揺れるシーンが忘れられない。
舞台>>続きを読む
春になったらドラえもん。
地球交響曲(シンフォニー)のため、劇場鑑賞で正解。
ダイナミックさが感じられ、素晴らしかった。
伏線回収がうまい!
ピーター・グリーナウェイとはしごしてしまったのが過ち、笑。あと、土地勘があるため、平山の生活圏が気になってしまった(絵になるのは確か)。
そんな訳で、自然に見られるはずの演出が妙に目についてしまった>>続きを読む
ドストライクで好み!
1980年のTHE FALLSが大好きだが、1982年の本作も、監督らしい演出に、マイケル・ナイマンの音楽が最高。
美術も構図も美しく、堪能した。
舞台は17世紀の英国南部。ハ>>続きを読む
ロバート・アルトマン三作目。プレイヤーズの冒頭ショットは圧倒的に好きだが、ストーリー全体も含めるならば、今のところ一番好み。
不穏な空気感、劇伴にゾクゾクした。
キラキラと光るウィンドチャイムが印象的>>続きを読む
クリスチャン・ベイルに釘付け!ブラッドリー・クーパーも好き。
が、ジェニファー・ローレンス演じるロザンナのイカれっぷりがとかく素晴らしかった。
ストーリーの大枠はシンプルながら、様々な人がもつそれぞ>>続きを読む
インパクトあるジャケ写につられて。
戦うのかと思ったら、そっち!
もう1人の自分なのか妄想なのか、ひたすら意味がわからないが、しっとりするラスト。
妙な雰囲気がよかった。
目が覚めたら、とんでもない場所に!
10分のワンシチュエーションゆえ、理由は考えず、ひたすら臨場感を味わう。
なかなか悪趣味なラスト。
2024-40
最後まで強烈!
終わった瞬間の置いてけぼり感が半端なく、今再びじわじわとJLGロスに見舞われる。「完成しなかった映画の予告」という切なさ。
音響が故障したかのようなON/OFFは、心臓に悪い笑。
内>>続きを読む
タイトルに惹かれて、台湾映画の巨匠である侯孝賢作品を。
空気感溢れるカメラワークに、冒頭から釘付け。ミレニアムと騒がれた2000年からもう四半世紀。どうりでノスタルジック!
映画の街、夕張市の在り日>>続きを読む
ユアン・マクレガー目当てに鑑賞。
開始直後から引っかかるが、そのうちおもしろい展開がくるはず!と信じること100分…そのまま終わってしまった。
まさかのタイムトラベルものでもなく(実は父娘)、ストー>>続きを読む
フランスにあるラ・ボルドという精神病院を舞台に、そこで暮らす人々を映したドキュメンタリー。
年に一度のパーティーで行う演劇のために、スタッフも患者も、皆が準備をする。
歌う、楽器を演奏する、誰かにな>>続きを読む
実際に起きた、アメリカカンザス州での進化論とID説(インテリジェント・デザイン)にまつわる論争を発端に作られた、パロディ宗教。
モキュメンタリーかと思って観ていたが、ドキュメンタリーと知った時の衝撃>>続きを読む
史実を題材にした宮廷サスペンス。
普段あまり観ないテイストのため、冒頭は多少面食らったが、気づけば没頭していた。
予想よりもエンターテイメント感あり。
ギョンスの研ぎ澄まされた感覚を表すような演出が>>続きを読む
飛行機で鑑賞途中だった本作、ようやく再鑑賞できた。
圧倒的にゴージャスな指揮者リディア・ターに釘付け!マスキュランな立ち振る舞いやファッションの中に、垣間見える女性さという、バランスが魅力的。
聡明>>続きを読む
実在したP・T・バーナムを基にした、ミュージカル。歌は知っていたが、映像として通して観たのは初めて。
This is the greatest show!というだけあり、すっかり圧倒された。
ミュー>>続きを読む
何度目かはわからないが、久しぶりに鑑賞。いつ観ても飽きないおもしろさ。
なんと言っても、ケビンの愛らしさがたまらない。
(あと、ジョン・キャンディが好き)
隣に住むおじいさんとの交流には思わずグッ>>続きを読む
伝説のビクトル・エリセによる最新作!しかもあのアナ・トレント。
冒頭からしばらくはあまり感じなかったが、ストーリーが進むにつれ、「そう、この空気感」とじわじわときた。
ザ、正統派。
監督自身の人生>>続きを読む
ペドロ・アルモドバル監督の初期作。
カラフルな色使い、ファッションがオシャレ!
主人公は女優ペパ、同棲していた恋人イヴァンから旅に出ると留守電が入り、他の女がいるのではないかと勘付く。
逃げてばかり>>続きを読む
ランティモス監督らしい不穏さはありつつも、歴史に基づくストーリーのためか変態度は抑えめ。
広角レンズを多用したカメラワークが好み。画面に収まる窮屈さ、鍵穴から覗いているかのような感覚がたまらない。
音>>続きを読む
1978年のジョン・ギラーミン作品で予習したはずが、気づけば1年以上も経過してしまった。という訳で、普通に楽しめた。
1978年作は砂埃舞うエジプトだったのに比べ、本作は時折セット感はあるがカラフル>>続きを読む
7年かけて1人で作り上げたストップモーションアニメ。
エンドクレジットがほぼ1人!という、監督の情熱に脱帽。
冒頭の説明はあり、大枠としてのストーリーはとてもシンプルだが、次々登場する生き物に戸惑っ>>続きを読む
ダンス大会の優勝商品である新車を狙っている、老夫婦。
もうすぐ初体験を迎えようとしている、女子高生。
金銭スキャンダルを恐れている経済・財政大臣。
三者のストーリーがそれぞれ進む中、登場人物が少しず>>続きを読む
Teorema イタリア語で「定理」
4Kで色彩美を観られて感激。テレンス・スタンプのブルーアイが映えていた。
モーツァルト、モリコーネの音楽がよく合う。
ストーリーは、ある日やってきた青年をきっか>>続きを読む