topsy頭のジャネットはわれわれ気弱な人間の代名詞。神経質で、黒板の前で立たさせれトラウマをずっと抱えたりもすれば、菜食主義者などとおばに言われても弁解できず残り物の肉を隠れて食らう。そんな行き過ぎ>>続きを読む
音楽のせいもあるだろうが『恐怖の報酬』な感じがした。折り込みかたはともかくとしてメンバーそれぞれのパートがあり、扱ってるものも爆薬である。緊張感は当然すごいのだけど「Z世代の若者が環境破壊に対して」と>>続きを読む
さすがにTikTokerなんて出てくると時代を感じてしまうのです。長時間見てられない世代の使うYouTubeの劣化版だろ?という発想が最早許されざるものになってきているのだろうことから目を背けるのに必>>続きを読む
取り敢えずシャルル・プリニエという名前とカルロッタという名前を覚えようとした。覚えようとしたのだけど鑑賞後すぐに移動する予定を組んでいたので内容もろとも消えてったよ。そりゃググれば色々出てくるわけで「>>続きを読む
これはくそつまらんとずっと思ったのでした。だって、原作なんてものを知らないでも西片と高木さんがこうなって終わるんだろうと想像はつくわけだし、いつも通りの今泉。変な人物描けばそれ自体はうまく捉えているが>>続きを読む
①フランス人は誰でも踊れる
②フランス人は誰とでも喧嘩する
③フランス人は些細なことでも議論する
④フランス人でもしゃべらないことがある
ロメール平常運転の印象
フランス人が90分しゃべる。5分の映>>続きを読む
カサヴェテスに求めるものというか、劇映画の中で求められれる現実性と虚構のバランスというものを見たときにこれ以上のものって作れるものじゃないだろうと思った。それが現実ではないのだから如何に虚構をその枠の>>続きを読む
訴求力は極めて高いだろう。この事件自体を知りもしなかったし、司法がどうあるべきかということを再確認させてくれる。どうせ「結果何も変わっていないんだろう?」と鑑賞前に「飯塚事件」とwikiってる身からす>>続きを読む
これに対してまともに感想を言おうと思える都内のシネフィルはすごいと思う。
原作知らないしー、瀬田なつきは観たことないしー、何にもついていけないかなと思ったが、なんだよ悔しいくらい楽しめるじゃないか。原作のキャラクター的な造形ってものを恐らくかなり排してるんじゃないかってこと>>続きを読む
認知症について一般常識的な範囲内で詳らかに語られると同時に記憶喪失とそこからの回復を類似或いは対比的に描いているような体ではあるのだが、これをやるならピークと言える粘土と絵具で遊ぶシーンから再度の安藤>>続きを読む
当時の青春ものってすごくない?男のデカい糞が結びつけて、ばばあのションベンが優しさの象徴になるんだぞ。津軽の農村だなんて言ったって許されるのか!『楢山節考』みたいなことをこの上なく爽やかにやられた気に>>続きを読む
音楽、英語などを利用してお洒落にさすがのテンポを作り出す。しかしちょっと長い。むちゃくちゃな婚約の誓いからの清水、奈良岡の台詞には笑ったのだが、考えてみればその後も常識の軸からは常にズレていっていた。>>続きを読む
「彼らは、何をしているのか自分でわからないのです」
ただ使い尽くされたテーマが描かれているだけに感じた。反キリストだから聖書引用しつつ進化論に行き着いただけというような。
初の木村恵吾。冒頭のMV的な作りは画面を活かせていると思った。以降も多少はロングショットが映えるのだけど、感情込めた演技は近くで撮ってくれてもいい気がする。見えないんだもん。実際、何度か寄るときは寄っ>>続きを読む
現実により過ぎると途端にリア充感が溢れかえってきやがる。振られたら嫌じゃないと振る弱腰ぶりで、なんとか告ろうと決意したら友だちに先を越される。とうのうめちゃんは元サヤになれず。なんかこの狭い世界で青春>>続きを読む
冒頭の乞食の時点でどんだけ食わすんだ、どんだけ飢えてんだと期待させる。結局、画面狭しと動きが腐るほどあるわけでその内容がエログロかってことは関係なく楽しめる作品でした。母乳には吹いた。人間笑ってしまう>>続きを読む
この時期に満席続きで取り分けこの回が地獄のように暑く感じたので、涼しそうな舞台であるスクリーンの中に入ってしまいたいと思ったよ。という本音のような冗談はさておき、前日に観た『Playback』に唸らさ>>続きを読む
当然、その場では音楽のない即興で動いてるわけでしょう。どこまで決まっているかはわからないとしても波打ち際で撮る。最低限とするとおそらくあとは衣装くらいだろうか。どこをどう使うにしても潔い行為。
三宅唱を連続で観てるとこれは『THE COCKPIT』での共作が理由で音楽担当してもらったという感じがとてつもなくする。その点で先にこっちを観ていたら多少は意表をつかれるだろう気はするがそれでも多少。
映画としてやってることは巧いんだが音楽としてが微妙。画面内で彼らは何も言わないでも動きまくってるからフィックスで良いしそれはとても楽しめる。少し前に観た『鳳鳴 中国の記憶』とは決定的に違う必要性を感じ>>続きを読む
まあ、普通だった。部分的に美術に凝ったところがあるのだから自ずと撮影に凝りたくなるところだがそれほどでもない。筋の大枠ができたらあとは男女2人を使って好きなように撮れるわけだが、大したことをしている気>>続きを読む
常々思うのがアートハウスよりもエンタメのほうが難しい。特徴を掴めばいいのではなくて映画自体をわかってないとならないという気がするんです。言ってみれば良し悪しなんて自分にはまずわからない。『マッドマック>>続きを読む
『枝葉のこと』しか観ていないので、かなり久しぶりの二ノ宮作品だった。攻撃的な台詞が続く中で何も起きないのは彼らしいと思った。英治がしゃべりまくって口先だけという部分を象徴的に表すが、真面目に働いてもい>>続きを読む
テニスのことはさっぱりなので試合の運びがどうなのかはわからない。取り敢えずこれは、ElektrobankしかけたNIN。はじめのほうでゼンデイヤが「関係」と言っているが全体が心理戦なので試合そのもので>>続きを読む
あれ?おれ三宅唱の良さをわかってないんだなって感じがすごくした。『きみの鳥はうたえる』も『ケイコ 目を澄ませて』も動きもとても良くて惹かれた記憶しかなかったが、これは…もちろん悪いとは思わないのだけど>>続きを読む
なんかやたらとかっこつけて撮りたいんだなあとしか思わなかった。意図的とはいえ部分的に映像が劣悪すぎるし。
ただね、資料的にというか懐古って意味でだけはすごく価値を感じるのよ。あの酒屋は地下化される前>>続きを読む
『Here』よりこっちのが良かった。とはいえ、社会的弱者に目を向けた視点だなあとしか。シュテファン・ゴタにしたところで『Here』同様ルーマニア系の移民(フランス語かたことだった気がする)であり深夜に>>続きを読む
主演2人の尻と自慰を見せるSM的な作品。映画なのはわかっているが、リベンジポルノを考えると動画はちょっとやりすぎだと思う。
警察で解決する気のない事件は早々に記者の福地桃子に手渡される。自白強要だ7>>続きを読む
なんとなく予想は付いたが観測型の視点で一家の日常を主に捉えているだけ。暗視装置のような映像や最後の博物館の映像でアウシュヴィッツをそれとなく暗示しているのと音声のみしか収容所の出来事を感じさせることが>>続きを読む
この時代で彼らだから撮れたと思わざるをえない。人気がある程度なければならないし、同じポストパンクでも黒人音楽的に踊れないと画面内の動きにならない。トムトムクラブがあるのも飽きさせない要素としていい。>>続きを読む