QMさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.0

とても「今っぽい」。こんな世の中にこういう作品があることには救われるなぁという思い。誰も傷付かないし、良い人間であろう、そうすればみんなハッピーになれるっていう至極当たり前だけど現実世界で忘れがちな事>>続きを読む

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

3.5

雰囲気最高恋愛映画。
メグライアンの演技が古くさいけど可愛いから全部OK。ファッションやインテリアが一周回っておしゃれでその視点でも楽しめる。サムとジョナのお家も素敵すぎる〜〜

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

2.2

原作の繊細さがめちゃくちゃ好きだったので…
ただ、なんとなくストーリーラインをなぞって120分の枠に収められたものよりは、キーワードである"未来は過去を変える"を守り切るスタンスには好感。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.0

確かにジョーカーっぽい要素はある。けどジョーカーっぽさは二面性にあると思ってるのでそれでいうとこれはジョーカーではない。
精神の病って結構他人の判断軸よね (しらんけど) パプキンは自分軸を生きてるだ
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.7

RBG死去後、彼女の遺書を無視して超保守派の最高判事が指名されたが、任命式でもコロナ対策しなかったから感染者続してトランプも感染したのがRBGの念だよねって話が好きでnetflixでの公開を楽しみにし>>続きを読む

監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

4.0

IT業界にいる者として観た方がいいんだろうなと思って鑑賞したが、結論"ユーザー"の立場として皆が観た方がいい。

この作品で焦点となってるのはプラットフォーマー規制でも話題のgafaで、元中の人達が懺
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.5

大統領選を目の前に、観ておかねばと急いで鑑賞。

暴動は1人の言動から起こりうる

続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

4.0

時代が変わった。。。今ボラットやるとこうなんだ、、とイジりの視点の変りっぷりに感動さえおぼえる。

佐久間ゆみこさんがpodcastでチラッと言及してて、あの学生時代めちゃ流行ったボラット…?カザフス
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

2.8

最後、監督が「自分が作った(トゥルーマンの)世界には危険がない」って言ってたけど、TV showなら意図的にたくさんの奇想天外なアクシデントがあるはずなのに(確かに本当の命の危険にはしないだろうけど)>>続きを読む

そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

2.3

スカヨハのシズルがすごい。ということしか記憶がない。。

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003年製作の映画)

2.5

今観るとメイクもファッションも新鮮でかわいい。ストーリーは色々無理があるけどまだ"インターネット"な時代のすべてが良く感じる。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.0

レイが終始かっこいいお兄さんとしてスティービー目線で描かれてて涙が出た。
行き止まりの世界に生まれてと合わせて観るのがいいっていうのはイマイチ解らず。

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

シスターアクトみたいに生徒に反抗されるのかと思ったら小学生みんな素直。

10日間で男を上手にフル方法(2003年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

深く考えずリラックスして観れるハッピー映画枠。広告代理店と女性誌勤務がこんなにキラキラ描かれるのも時代。最近見ないけど00年代初頭まではこの設定多かった。恋ノチカラとか思い出す。会社にプライベートの電>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.0

あまりに出来すぎていてドキュメンタリーとして飲み込めてない。家庭内暴力・人種差別・貧困と、これらは縦割りじゃなくてきっとすべてひとつなんだろう。登場人物の境遇にそんな人付き合わなきゃいいのに!そんな場>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.0

スカヨハとアダムドライバーペアの妙。ストーリーはシングルからすると絶望感。バツつきの方々はわかりみがじわるのかも。

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.2

誰もが顔見知る小さな田舎町での地味な話。だけど本質しかないようなミニマルな感じが心地いい。特に人との接触が不自然に断たれてる今見たからか思いがけずすごく響いた。恋愛ってじつは相手がゴールじゃなく自分と>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

エンタメ作品を観たなー!以上!

という感想を直後もったが、きっとわかる人からすると作り込まれた作品なんだろうな。そんなことありえるかぁ?むちゃな〜。って所もあるんだけど、全体のまとまりの良さで気にな
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ビル・エヴァンス タイム・リメンバード(2015年製作の映画)

2.3

美と真実だけを追求しほかは忘れろ

アーティストの追求から生まれる芸術の美と真実をなんの犠牲もなく享受できる幸せ。裏っ側を興味本位で覗くもんじゃないなーという感想。素晴らしい音楽は地球を救うと思ってた
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さよならテレビ(2019年製作の映画)

2.5

メディアとしてのテレビというよりも、テレビによる報道が主たる焦点。ドラマやエンタメはそれはそれで新しいビジネス展開していっている印象だし。あくまでこれからテレビが報道機関のひとつとして機能するには、成>>続きを読む

NO SMOKING(2019年製作の映画)

3.5

銀座のレトロな映画館で。あなごせいろを食べて向かったが、ああホットコーヒーを買ってくるんだったと後悔する、そんな映画です。
ここで感想を終わらせたいピースフルな内容なんだが、チョイチョイ出てくる水原希
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

新宿のバーのカウンターで1人飲んでたら、30〜40代くらいの小洒落た男性2人組が熱く語り合っており、なんだなんだと耳を凝らすとずっとこのジョーカーの話をしてた。特に内容は覚えてないがこんなに語れる映画>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

2.5

あきれた。

追記: しいていえばエンドロールの主題歌が一番良かった。宮本浩次が元々主人公のモデルで、ハイスタ絡みと聞いて納得。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

2.8

原作では塵の人物像がその背景やキャラクターの独自性から最後まで一人だけ人物というよりアニメキャラみたいな印象だったのが、鈴鹿央士(新人)によって見事に輪郭が引かれたような感覚だった。生まれたばかりの動>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

映像美、音響美は多くの人がレビューされている通り。
個人的には、プライドランドを去ってプンバ&ティモンたちと暮らしてるシンバの生息を、長老みたいなお猿のおじさんが感じ取るシーン。アニメではキラキラっと
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

潜伏開始以降、身体に力が入りっぱなしで疲れた。

最後のあれはフィリップでしょう。。
争いを生む憎悪はどこから生まれるのかというと、欲なんだと思う。自分に欠落してること、損ないたくないもの、その状況を
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ナイトクルージング(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

置いてきぼり感。
最後、加藤監督の友人(佐々木さん?)が監督に感想を尋ねられて答えたのが恐らく多くの観客の感想となったのでは。

ピアニストの辻井伸行をきっかけにずっと「生まれながらの全盲の人」の世界
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.0

時間を間違えて冒頭30分程度観られず…

キービジュアルからドリーミーな感じの話かと思いきや、地道な生活の上に色んな感情が重なりあうような話。

人生、意味を求めてしまうし、求められもするけど、そんな
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