ドイツのファティ・アキン監督作品、実話に基づいたストーリーというので興味がありました。
基本、サクセスストーリーなんですが、難民問題、薬物犯罪、裏社会、音楽など雑多な要素がまぜこぜでかなりユニークでし>>続きを読む
1969年の伝説の音楽イベント、ウッドストックの3年前、1967年6月に3日間にわたって開催されたモンタレー・ポップ・フェスティバルの模様を収録した記録映画です。
この映像には24歳のジャニス・ジョプ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「原爆の父」
といわれる、理論物理学者ロバート・オッペンハイマー博士の半生をクリストファー・ノーラン監督が描いた作品で、オスカー7部門受賞とくれば、観たくなりますよ。
180分の長編ですが、見応えある>>続きを読む
オープニングタイトルのシンバルが揺れるスロー映像。
これを見ただけで期待感高まりましたよ。
ドラマーはバンドの中で特に目立つ存在とはいえないかもしれませんが、ドラマーがダメだとバンドが締まらないのは>>続きを読む
「キングスマン」シリーズは全部観ています。
あのシリーズには、ちょっとやり過ぎじゃない?と思えるところもあるんですが、英国紳士の気概を感じさせるマシュー・ボーン監督の演出には、いつも驚かされ、楽しませ>>続きを読む
リリーさん主演の映画、久しぶりです。
木村多江さんとの夫婦役は「ぐるりのこと。」(橋口亮輔監督)以来、16年ぶりだったそうです。
あの作品では、多江さんはメンタルに問題を抱える奥さん役でしたが、今回も>>続きを読む
巨匠、ヴィム・ヴェンダース監督作品で、主演の役所広司さんがカンヌで最優秀主演男優賞を獲ったことで話題ですね。
東京のトイレ清掃員の日常を淡々と描写する、静かな作品です。
役所広司さん演じるトイレ清掃>>続きを読む
衝撃的な作品でした。
見終わってからも、しばらく頭の中で市子のことを考えていました。
市子を演じたのが杉咲花さんで良かったです。
彼女の表情や眼差しに嘘が感じられないんです。だから余計に市子が怖かった>>続きを読む
前作の想定以上の大評判を受けての続編ですね。
基本的に前作の路線の踏襲なので、前作ほどの新鮮味は感じませんでしたが、今回は近畿圏を巻き込んでの騒動で、滋賀県が埼玉県的役割で大阪府と対決するという構図が>>続きを読む
この作品は、不登校の息子がいる寺井検事の一家、中学の同級生である桐生と佐々木、ダンスサークルの大学生たち、という一見何の関係もないような人々が、ある接点をきっかけにそれまでの生活が一変してしまう物語で>>続きを読む
7年前、TVドラマとして大いに話題を呼んだ「ゆとりですがなにか」の続編映画です。
登場人物がそのまま7年の時を経て登場します。
変化の早い今の時代に、7年という歳月は長いですねえ。
小学校に外国人転>>続きを読む
ジャズピアニストとしての南博さんは有名なので知っていますが、南さんが小説家としても活動していることは全然知りませんでした。多才な人なんですね。
そんな南さん原作の作品、池松壮亮さん主演というのでとても>>続きを読む
森達也監督のドキュメンタリー作品、今まで「A」『A2」「FAKE」「i-新聞記者ドキュメント」を観ています。
撮影対象者の内側に入り込んで密着する手法は、他にはないリアリティある表現手段で、いつも新鮮>>続きを読む
原作の漫画は読んだことないし、アニメも見ていませんが、実写版は前作の2作とも観ています。
今回は新たなキャストの登場もあり、なかなか面白かったです。
山﨑賢人さん演じる信とその仲間が絶対勝つことはわ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
岡田准一さん、綾野剛さんのダブル主演、磯村勇斗くんも出るし、藤井道人監督とくれば、もう、期待しかなかったです。
それなのに、観終わってみると期待外れ。残念でした。
まず、冒頭部分で岡田准一さん演じる>>続きを読む
岡田将生くんと清原果耶ちゃん、大好きなので個人的には観るしかない組み合わせです。
そして、山下敦弘監督、宮藤官九郎さん脚本なんだから、もう期待しかなかったです。
韓国版「1秒先の彼女」は観ていないので>>続きを読む
是枝裕和監督の作品は必ず見ています。
いつも子供たちの演技がすごく自然で良いですね。
多くの作品で、普通に生活している人々の日常の中に題材を見つけている印象があります。
今回は、先日カンヌ国際映画祭>>続きを読む
インド映画は何年か前の「バーフバリ」シリーズくらいしか観ていないんですが、日本の実写映画では不可能、そしてハリウッド映画とも全く違う圧倒的なスケール感、踊りと音楽は、さすが世界1位2位の人口の多い>>続きを読む
正直いって今まで、デヴィッド・ボウイの音楽に興味はなく、どちらかといえば奇抜なファッションや派手な外見からキワモノ扱いしていたと思います。
このドキュメンタリー作品は、デヴィッド・ボウイ財団公認という>>続きを読む
安倍晋三氏の銃撃というショッキングな事件からそれほど日が経たないうちにこの映像作品を劇場公開にこぎつけたこと、制作サイドには非常に重い決断が必要だったでしょう。
しかし、「新聞記者」「パンケーキを毒味>>続きを読む
渋さ知らズオーケストラ結成34年。
渋さ知らズって何?と思う人が日本人の90パーセント以上だと思いますが、
名前を知っていても実態を知らない人が残り10パーセントのうち、90パーセント以上だと思います>>続きを読む
この映像は、
原作ファンが観るか、
ジャズファンが観るか、
アニメファンが観るか、
で、感想が違うでしょう。
自分は、アニメは普通は観ませんが、音楽作品なので昨年は「犬王」を鑑賞しました。
この「>>続きを読む
プロボクサーとなった耳の聞こえない女性、ケイコが日々ボクサーとして、一人の社会人として、生活していく様子を描いた作品です。
と言ってしまえばひとことですが、なんと言っても主人公ケイコを演じた、岸井ゆき>>続きを読む
この作品は2020年に逝去したエンニオ・モリコーネ本人へのインタビュー映像を中心にして、その生い立ちとキャリアを、彼の音楽をよく知る人たちへのインタビュー、制作した映画音楽とその映像を交えて構成したド>>続きを読む
2014年に福井地裁で、大飯原発の運転差し止めを命じる判決が出たところからこの映画は始まります。
樋口英明裁判長の判決理由はシンプルなものでした。
我が国の原発の耐震性は極めて低い、よって原発の運転は>>続きを読む
役所広司さん演じる陶芸家、誠司の家族と、誠司と知り合いになったブラジル人たちのコミュニティをめぐる、喪失と再出発の物語です。
あまり予備知識がない状態で観たので、かなり振れ幅の大きい展開にちょっと驚>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
売れない作家とその友人の妻子との奇妙な同居生活が始まって…となれば、なんとなく結末がどうなるのか想像できます。
だから、あまり意外性のないストーリーではありますね。
物語のスタート段階では、登場人物>>続きを読む
このドキュメンタリー映像は、ジョン・レノンの幼少期から、ビートルズの結成に至った十代後半頃までの、リヴァプールで生活していた頃を知る人たちのインタビューを中心に編集したものです。
この映像を、ビート>>続きを読む
亡くなった夫「谷口大祐」が別人であることがわかった妻から、夫の身元調査を請け負った弁護士が、調査が進むにつれて明らかになる「谷口大祐」の素性と、彼をめぐる人々、そして弁護士、城戸自身の物語です。
石>>続きを読む
東京国際映画祭緊急上映で鑑賞。
急に上映が決まったせいか、映画館はガラガラで残念。もっと告知の時間があれば良かったのに。
ロシアのウクライナ侵攻が始まった直後から最初の数か月を追ったドキュメンタリー>>続きを読む
清野菜名ちゃん、松坂桃李くん、ときたら、2人の大ファン的には観るしかない、と思って鑑賞。
少女漫画の原作だとか、ジブリで映画化されたとかも知らず、そちらの方は見ていません。
そちらを知った上で観る人が>>続きを読む
荻上直子監督の映画作品は
「かもめ食堂」
から始まって、
「彼らが本気で編むときは、」
までは全部、観てきました。
「かもめ食堂」は、荻上監督のカラーを決定づけた名作ですが、個人的に「彼らが本気で編>>続きを読む
沖田修一監督の作品は、いつもどこかゆる〜い雰囲気があって、クスッと笑えるところもある、日常の一コマ一コマをつないでいく作風だと感じています。
この作品もそんな感じでした。
のんさん演じるミー坊がお母>>続きを読む
不本意ながら捜査本部から音楽隊に異動させられた元刑事が、新たな生き方を見出すまでのストーリーです。
これだけで大まかな流れはわかりますし、展開としてはほぼベタなのですが、観終わって意外にスッキリ!で>>続きを読む
大ヒットした前作の「トップガン」は昔、一回見ただけで、ストーリーははっきり覚えていないんですが…。 今回の「マーヴェリック」は、4DXで見るのがスゴイよ、と言われたので、4DX2D、初体験してみました>>続きを読む