らさんの映画レビュー・感想・評価

ら

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ソウルの春(2023年製作の映画)

4.3

近現代韓国史で一番ヤバい全斗煥を
韓国俳優で一番ヤバいファン・ジョンミンが演じる。
この時点で期待値最高潮の一本

「正義は勝つ」という幻想が脆くも打ち砕かれた韓国のターニングポイントを
真正面から映
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

映画が始まった瞬間に「勝ち」が決まる映画ってあって、
この映画も始まった瞬間にユーリズミックスの「Sweet Dreams (Are Made of This)」が大音量で流れ始めて
「あ、"勝ち"じ
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

3.7

タイトルの"Robot dreams" が「ロボットは夢見る」っていう直訳の意味なんだとわかった時、良いタイトルだなぁって思いました。
良いストーリー過ぎて、良い映画だったなぁ以上の感想が出てきません
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.9

魔法一家に生まれながら魔法が使えないミラベル。
「私の家族は素敵なのよ」と村の子供たちに喧伝するも、当然心中では納得がいっていない。
それでも、怒ったり涙を見せたりしないミラベル。

と、ミラベルの健
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.9

心霊系ホラーかと思いきや、
圧倒的フィジカルアクション活劇。

とにかくしょーもないジャンプスケア(ワッてお化けとかが出てくるやつ)がほぼ無くて好感高い。

アクションは門外漢なのであまり語れないけれ
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.2

D+で「クルエラ」
これは劇場で観たかった~

最近観返した「ゾンビランド」の頃とは比べ物にならない存在感を放つエマ・ストーン、、
Born to be badなクルエラの生き様を遺憾なく堪能できる傑
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岬のマヨイガ(2021年製作の映画)

4.1

えっ、、何故こんなに評価が低いの?

ここまで東日本大震災に真っ向から向き合って、それでいてエンタメとして面白いアニメがあっただろうか。
まずそのことに拍手を送りたい。

津波で流された街を歩くシーン
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

車椅子×喘息持ちの娘vs毒親

毒親持ちの方は観てほしい。

毒親役のサラポールソン、自分の母親と同じ目をしていました。

「全てあなたのためにやってきたのよ」
って全く同じこと言ってるし……

毒親
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.3

なんか、すごい良かった。

2015年から2020年にかけての物語。

劇中に登場する固有名詞を見るたび
「あぁ、あの頃こうしてたな…」
っていう想いが溢れてくる。

しんどさの種類は違うけれど、
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.6

今年最初の衝撃作。

朴正煕大統領暗殺をベースにしたサスペンス
シェイクスピア悲劇を想起させるような権力者の凋落、無常の復讐劇。

一切の隙が無い脚本なのに、ミンチマシーンだったり雨にずぶ濡れだったり
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FUNAN フナン(2018年製作の映画)

4.4

カンボジアに旅行して、首都プノンペンのクメールルージュ時代の博物館のようなところに行ったことがあり、
これはぜひ観たいと思っていた作品。

カンボジアの博物館(のような場所)で何が一番衝撃かといえば、
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滑走路(2020年製作の映画)

4.0

今年観た実写邦画では一番衝撃作だったと思う。

三人の登場人物の群像劇でありながら、
一つの物語に収斂していく意外性のある脚本、
場所や年代の違うそれぞれの物語を撮るカメラワークの多種多様さ、

監督
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.5

少し昔のフランスで、見合いのための肖像画を密かに描くために島を訪れた女性画家とお嬢様の恋愛映画。

とても美しい映画でした。

蝋燭と暖炉の明かりしかない屋敷の夜のシーン、
視線と視線だけで織りなされ
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

じぶんなんかが感想を書くのもおこがましく感じるくらい良かった……


それでも感想は書きます!


何よりもいちばん心にきたのは、
ヴァイオレットちゃん、本当に人間として成長してたなって……

ギルベ
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.9

戦争のWikipedia記事を読むのが大好きなのでとってもハマりました。

なんなら「ミッドウェー海戦」のWikipedia記事の実写化と言ってもいいのではないかという作品。

浄水器の故障ブラフやハ
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

何かになろうとして、結局何にもなれなかった男の、妄想世界のお話。

こういう男の悲しみを理解してくれる人が一体どれくらいいるんだろうか。

自分も生涯の終わりをこんな形で迎えるんじゃないかという不安に
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パヴァロッティ 太陽のテノール(2019年製作の映画)

4.4

オペラとか知らない?
いやいや、騙されたと思って、観てくれ!

三大テノールの王、ルチアーノ・パヴァロッティの伝記映画
その名前を聞いたこともなく鑑賞したのですが、こんな傑物が世の中にいたのを知らずに
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.2

「同性同士の友情はあり得るか?」

とかいうナンセンスな話題、よく耳にすると思うんですけど、
「んなのあるに決まってんだろーが!この映画観ろ!バー○%$カ!」

って感じの映画です。
傑作です。
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.0

カーペンターの「遊星からの物体x」でテンションが上がりまくった流れで鑑賞

あー、はい。

CGだとそんな感じになっちゃいますよね……



とはいえ、
ちゃんと本家のオープニングにつなげる終わり方に
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.2

すっごい面白かった……

CGが無い時代の映画って
特殊効果の執念が本当に凄まじい……

とにかく"The Thing"の存在感が凄い!

犬の姿から正体をあらわした形態の、パーツがポロって取れる感じ
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.9

観ている間中は、
「ホントバカバカしい話だナー」くらいにしか思わなかったけれど、
エンドロールのオアシスっぽい曲と哀愁漂う余韻を見ているうちに、
「実はこれ、どうしようもなく切実な話だったのでは?」と
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

4.0

ラヴクラフト作品、狂気の実写化!

とち狂っていて楽しかったです!


庭先に落ちた謎の隕石によって、だんだんと狂っていく一家の話ですが、

家長役のニコラス・ケイジが壊れていく様子が本当に良かった。
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悪人伝(2018年製作の映画)

2.9

タイトルの割に溢れ出す「「善人感」」が隠し切れていないマ・ドンソク兄貴のバイオレンス娯楽ムービー

前半の無差別殺人シーンがどれも暗くちょっとウトウト……

ここのところハイレベルな韓国映画を立て続け
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

4.1

昨日も今日も明日も壁を登り続ける小寺さん、
そんな彼女を見つめる近藤くんと、
何人かの生徒たちの群像劇。


多くのレビューで触れられているように
「桐島、部活やめるってよ」を想起させる清々しい学園も
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はちどり(2018年製作の映画)

4.3

文字通り世紀末の90年代。

団地、ポケベル、通学路の謎の工事現場、ブラウン管テレビ、ニュース

自分が生まれた頃の懐かしさと世間の息苦さを、
この韓国映画から同じように感じて
不思議な気持ちになりま
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WAR ウォー!!(2019年製作の映画)

4.0

インド映画のパワーがこれでもかと解き放たれた一本!

カロリー極大の2時間半があっという間に消化されていくこの感じ、たまらないです。

メタルギアソリッドの世界から間違えて出てきちゃったんじゃないの?
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透明人間(2019年製作の映画)

3.8

見えないけど、確実に「いる」


例えるなら、
部屋に出たごきぶりが、家具の下に姿をくらませた直後のような、あの嫌〜な空気。

そんな空気をバリバリ敷き詰めたサイコホラーでした。(褒めている)

寒空
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.8

荒野と戦場が似合う女、シャーリーズ・セロンが不死身の戦士として戦い続ける話

「死ねない呪い」だったり割とありがちな設定が多い印象でしたが、
戦斧と銃で一騎当千なシャーリーズ・セロンを眺めているだけで
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悪の偶像(2017年製作の映画)

4.1

なんだこれ、めちゃくちゃ面白いじゃないか……

二転も三転もする急展開ストーリーに、
一線も二線も超える登場人物たちのサスペンススリラー

次期市長候補の議員、
障害を持った息子を持つ父親、
在韓権を
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

「レディバード」のタッグと周りを固める豪華キャスティングで期待値高めだった作品
ようやく観れました


「若草物語」をベースにした作品と前知識としてあったものの、あらすじすら知らべず真っさらな気持ちで
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