これはトミー谷の一人勝ちだわ…。ダンスダンス☆ハバグッタイム!
"今風な"笑いを盛り込んだ予告編のノリがあまり好きではなかったのだけれど、本編は心配したほどは悪趣味なギャグは多くなかった、と思う。
大好きなロンドンのまちが素敵に撮られていたのが嬉しい。
公開時期が>>続きを読む
もともとスチルがとても美しくて気になっていた作品なのだけれど、撮影がとても良い。少しレトロな雰囲気もお洒落。ジェイの赤いマニキュア、窓を叩く雨、ピンク色の貝殻の端末、プールを赤く染める血。
「白鯨との闘い」ってこれ闘いにどうやって決着つけるんだろう?と思ったけどこの描き方はとても好きだった。
前作はあんまり感じなかったんだけれど、三馬鹿の馬鹿っぷりがわざとらしくてちょっと鼻についたような…。とはいえ充分笑わせてもらいました。クリストフ・ヴァルツの使い方勿体無い!
シングルマザーの寄る辺なさを描いた前半は胸がギリギリ締め付けられるようなリアリティがあるのだけれど、ホラー色が強くなる後半は展開が冗長で途中で飽きてしまった…
真の愛国者とは国粋主義者ではない、国が人道に対する罪を犯したらそれを認め償おうとすることだ、自分たちの国を自分たちで良い方向に導いていくんだ、それで初めて自分の国に誇りが持てるんだ、っていうなんつータ>>続きを読む
世界観は最初からわりと戯画化されているものの、あくまで現実とお話の世界は分けられているんだけど、女の子が飛行機を飛ばし始めたあたりから一気に現実とお話の境目が曖昧になり、それまでの戯画化が超現実的な域>>続きを読む
色合いや撮影が美しいし、アクションもダイナミックで好き。何よりボンドガールがすごく魅力的!カーチェイスシーンで運転手がボンドじゃなくてボンドガールなんて最高じゃないですか。60年代のファッションはやは>>続きを読む
「日本の女が君のどこに魅かれるか知ってるか?その胸毛さ。日本の男には胸毛が無いからな」っていうセリフがあったので、その後のボンドが日本人に変装するシーンで「こ、これはボンドさんの胸毛剃りプレイが来る…>>続きを読む
夢のためのちょっとした無理とか、誰かへの好意のためのちょっとした無理とか、そういうものが全部裏目に出て惨劇になっていくのが恐ろしすぎる。絶対に山には登らない……
感動系の話かと思ったら容赦なく辛い話だった…。それでも割れたガラス窓の隙間から覗く希望の美しさに少しだけホッとする。
自らの同性愛的な側面を否定するあまり「普通/正常であること」に固執し、全体主義に傾倒してしまう悲しさ。
全力で楽しいシスターフッド賛歌。前作より好きかも。When I'm Goneの使い方が反則レベルで良い。
ピーターパンというキャラクターの最大の魅力に蛇足どころじゃない設定を加えて説明したうえ、無駄に男女のロマンスを入れ込むという駄目なオリジンものの典型みたいなお話でした。期待していただけに残念。
前作はあの箱庭感が好きだったんだなー。ビジュアル的にハッとするシーンはいくつかあるけど、全体的に前作の方が好きです。
老いて美しさを失うことに怯えるベテラン女優の話と紹介されがちだけど、私にはあんまりそうは見えなかったな。むしろ自分の醜さや弱さを受け入れて成熟する話に見えました。