らいとさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

3.4

これはトミー谷の一人勝ちだわ…。ダンスダンス☆ハバグッタイム!

パディントン(2014年製作の映画)

3.7

"今風な"笑いを盛り込んだ予告編のノリがあまり好きではなかったのだけれど、本編は心配したほどは悪趣味なギャグは多くなかった、と思う。
大好きなロンドンのまちが素敵に撮られていたのが嬉しい。
公開時期が
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.0

もともとスチルがとても美しくて気になっていた作品なのだけれど、撮影がとても良い。少しレトロな雰囲気もお洒落。ジェイの赤いマニキュア、窓を叩く雨、ピンク色の貝殻の端末、プールを赤く染める血。

白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.3

「白鯨との闘い」ってこれ闘いにどうやって決着つけるんだろう?と思ったけどこの描き方はとても好きだった。

モンスター上司2(2014年製作の映画)

3.0

前作はあんまり感じなかったんだけれど、三馬鹿の馬鹿っぷりがわざとらしくてちょっと鼻についたような…。とはいえ充分笑わせてもらいました。クリストフ・ヴァルツの使い方勿体無い!

ババドック 暗闇の魔物(2014年製作の映画)

3.0

シングルマザーの寄る辺なさを描いた前半は胸がギリギリ締め付けられるようなリアリティがあるのだけれど、ホラー色が強くなる後半は展開が冗長で途中で飽きてしまった…

黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.5

真の愛国者とは国粋主義者ではない、国が人道に対する罪を犯したらそれを認め償おうとすることだ、自分たちの国を自分たちで良い方向に導いていくんだ、それで初めて自分の国に誇りが持てるんだ、っていうなんつータ>>続きを読む

リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

4.3

世界観は最初からわりと戯画化されているものの、あくまで現実とお話の世界は分けられているんだけど、女の子が飛行機を飛ばし始めたあたりから一気に現実とお話の境目が曖昧になり、それまでの戯画化が超現実的な域>>続きを読む

女王陛下の007(1969年製作の映画)

3.7

色合いや撮影が美しいし、アクションもダイナミックで好き。何よりボンドガールがすごく魅力的!カーチェイスシーンで運転手がボンドじゃなくてボンドガールなんて最高じゃないですか。60年代のファッションはやは>>続きを読む

007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

1.5

「日本の女が君のどこに魅かれるか知ってるか?その胸毛さ。日本の男には胸毛が無いからな」っていうセリフがあったので、その後のボンドが日本人に変装するシーンで「こ、これはボンドさんの胸毛剃りプレイが来る…>>続きを読む

エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.5

夢のためのちょっとした無理とか、誰かへの好意のためのちょっとした無理とか、そういうものが全部裏目に出て惨劇になっていくのが恐ろしすぎる。絶対に山には登らない……

名もなき塀の中の王(2013年製作の映画)

4.0

感動系の話かと思ったら容赦なく辛い話だった…。それでも割れたガラス窓の隙間から覗く希望の美しさに少しだけホッとする。

暗殺の森(1970年製作の映画)

4.6

自らの同性愛的な側面を否定するあまり「普通/正常であること」に固執し、全体主義に傾倒してしまう悲しさ。

ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

4.5

全力で楽しいシスターフッド賛歌。前作より好きかも。When I'm Goneの使い方が反則レベルで良い。

PAN ネバーランド、夢のはじまり(2015年製作の映画)

1.9

ピーターパンというキャラクターの最大の魅力に蛇足どころじゃない設定を加えて説明したうえ、無駄に男女のロマンスを入れ込むという駄目なオリジンものの典型みたいなお話でした。期待していただけに残念。

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

3.0

前作はあの箱庭感が好きだったんだなー。ビジュアル的にハッとするシーンはいくつかあるけど、全体的に前作の方が好きです。

アクトレス 女たちの舞台(2014年製作の映画)

4.6

老いて美しさを失うことに怯えるベテラン女優の話と紹介されがちだけど、私にはあんまりそうは見えなかったな。むしろ自分の醜さや弱さを受け入れて成熟する話に見えました。