Rさんの映画レビュー・感想・評価

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ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

4.5

ありがとう歌がうまい人が世界にいてくれて…!
善と悪が二元化できていた子どもの頃を懐かしく思うこともあるけど、大人になったからこそ気づく膨大なレイヤー数のおかげでこの映画はもっと楽しめた!特にグリンダ
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.5

オープニングからタイトルバックまでが最高。ははーん、ちょっとずつ変わっていくうちにしっかりなにかが変わると、部屋の間取りも反転するよね

ポカホンタス(1995年製作の映画)

3.9

先進国の"先進"とはなんなのか、何度目かに考えていた矢先の視聴!開拓民のモチベってやっぱり狂気では…
この題材をディズニーが扱うことのよさと、ディズニーナイズすることのよくなさが混在、しかしColou
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幽霊の日記(2025年製作の映画)

3.5

異次元構造物がどんなもんとして日常の中にあるのかが説明的じゃないのにすぐ理解できるし、その後の展開も引っかかるところなく見られるのすごい。言葉で説明するには複雑な世界線なんだけど映像によって違和感がな>>続きを読む

架空OL日記(2020年製作の映画)

3.7

女装とかほぼなんもしてないのにすんなり溶け込んでるのほんとおもろい、逆に最後の雰囲気の方が違和感を持つくらいに!

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.7

栗田科学、いい会社すぎる〜 「そしてバトンは渡された」を読んだ時もみんないい人すぎて嘘くさいと思った反面、情報よりも世の中はいい人にあふれていてそんないい人たちによってなんとか回ってるなとも思うので、>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

物理学以外のことには興味がなくて好奇心のまま研究したら核爆弾になってしまいましたの人かと思ってたら開発前から割と政治色があって(時代的なものかもしれないが)、精神分析学やサンスクリット語の本まで読んで>>続きを読む

どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

4.2

家族のこんな内なる部分を見せてもらっていいんだろうか?と居心地わるい気分で見た。
厳格で高圧的な父親像を勝手にイメージしていたんですが、ほのぼのホームビデオ的な雰囲気の中に明らかな異質が混ざっている感
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愚行録(2017年製作の映画)

3.8

かなしいことに、不幸も富も連鎖が基本…

田向夫妻レベルの愚行を辿ってきたエリート夫妻はけっこう沢山いて、そういう人達に限って自身の子が傷つくことには敏感だったりする(たいてい子もいじめっ子側である)
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

現実を鋭い切り口で表現してくれる整くんが居る世界観で泣かせどころ(?)がストーンに託されるとは思ってなかったけど、松嶋菜々子の麗しさによってスピ感とポッと出の子孫感が消し去られたフシはあった(死んだ親>>続きを読む

ルックバック(2024年製作の映画)

4.2

このストーリーが手描きのアニメーションでつくられていることの(そもそも原作が漫画で描かれていることの)、テーマへの厚みと説得力がすごい

あんのこと(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ブルーインパルスやオリンピックロゴと安倍さんの名前、杏ちゃんのなんともいえないリュックと服装や、実家の部屋の物量つくり込み、実際の文春編集部をロケ地として使用もしているところなど、ノンフィクション部分>>続きを読む

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.2

記憶のゴミ捨て場でジョイがちっちゃい頃の思い出を抱きしめてくれるところ泣ける、もうすっかり忘れてしまった膨大な物事を頭の中のみんなは覚えててくれているんだな…

ピート・ドクターがラジオでピクサーの制
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.2

4*TOWNの曲よすぎると思ったらフィニアスとビリーアイリッシュきょうだいの制作でそりゃよいに決まってた!
親は親であると同時に子でもある、親と子ってのはむずかしいね。誰もがパンダくらいわかりやすくt
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.9

いろいろと無理あるけど岡田准一の肉体(体力)ならなんとかこなせそう…となった。小道具としてのお札。

(2023年製作の映画)

4.2

肌とか爪とか髪とか服とか首とかぜんぶ現実的な汚さで、乾燥してるのに妙に水っぽい。おみゃ〜!

ムーラン(1998年製作の映画)

4.2

いいテンポときれいな起承転結、ぬるっとしたアニメーションとポジディブなメッセージ、YES・90年代ディズニー🔥(今更初めて見た)

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.2

こんなにもレポし甲斐のあるエピが垂れ流され続けることある?90年代生まれ不況育ちからすると、この頃のダイナミズムまぶしいや。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

淡々の中の汗と音がすごくいい、いいあつさだった

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.8

エイプたちの表情が本当にいい。個体識別できるくらいキャラデザしっかりしてるのスゴイな。いい三部作だった🦧

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

4.0

お手本のようなシナリオ!
コバっちが人間を恨むのは当たり前だから切ないよ…シーザーはたしかに強いけど、愛されて育ったからこその強さでもあるし…自身でどうにもできなかったことから生まれた負の感情を意思の
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

4.0

いつも丁寧に使われているもの、機械だって電線だってなんだって人間のつくったものは腕力でぶち壊してしまえばそれまでのこと、ただの物質でしかないのよね〜、物質だらけで疲れた脳みそに破壊がキラキラして爽快で>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

エキストラや脇役が光る映画だな〜 表情はもちろん、一言だけなのに昔の人っぽいと思わせるイントネーションで話してる人が何人かいて見事だった。

ゴジラの存在感、終戦から9年で"放射能を吐く大怪獣"の映画
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.4

捌き方かっこいいな〜
冴羽獠になりたくなっちゃうな

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

「カラオケ行こ!」の言い方、文字から音にするとこうなるのか〜と妙に納得!
未成年にとってこういう学校外の大人との関係って本来いいもんのはずなのに(反社はダメかもしれませんが…)、倫理観の怪しい大人が多
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.3

もうずっと大忙しの大盤振る舞い、あらゆる種類の見せ場をつくるために大盛りで駆け抜けていきました🌸毎年感謝です!!応援上映も待ってます!!

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.0

藤田真央さんが演奏していることを知って今更観賞!小説はだいぶ前に読みました。藤田さんが風間塵の担当だなんてピッタリすぎる!

文章化不可能に思われる音楽の話をあまりにもすばらしく文章にしてしまったもん
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

人を見世物にして興行を得た、という人物をモデルに夢あふれたミュージカルにするのってかなり難しいはずなのに、絶妙な主人公像で説教くさくなくていい!とまで思わせられてしまいました。
やらない善よりやる偽善
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

意外にもウィルとショーン以外の人のことが残っている、「一般人には私と君の差がわからないが、私にはわかる」の教授とか、「いちばんのスリルは玄関までの10秒」のチャッキーとか、飲みもの吹きこぼすスカイラー>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

指輪じゃなくて婚姻届ってのがいいですよね、公的書類のフォーマットほど現実を叩きつけてくるものはないので…

杉咲花さんの演技が凄まじいので市子として厚みがあって(若葉竜也ももちろんいい)、全体的に「ず
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ある男(2022年製作の映画)

3.5

柄本明に記憶もってかれる。最後で、なぜ全くの外野である弁護士を主役にしたのかちょっとわかった気がした

正欲(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作未読のせいか、この題材にしては薄味のような気も…

八重子の息苦しさだけ質が違う。下手したら極端な指向の人よりも雑で冷笑的な言葉を浴びさせられてしまいそうな"普通"との距離…苦手なのに好きになって
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