ruiさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

バットマンシリーズ喰わず嫌いでした。

white knightとdark knight
なんと私、ダークナイトを響きだけで「闇夜」と思い込んでいて、あれだけ「光の騎士」とか「彼が本当のヒーローだ」と
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水曜日のエミリア(2009年製作の映画)

3.8

何か親しみを感じる人って、前世で結び付きがあったからなんだって
仏教の教え輪廻転生の考えは美しいですね。

大切なひとは今を生きてるから、今大切にできるか
過ぎたものは変えられないけど、今を好きに生き
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

雨だからって傘をささなきゃいけない訳じゃないし、雨だから憂鬱な気分にならなくたっていい。
そう思わせてくれるよう

人って不思議だ。世間の評価にいつの間に染まって生きてる。本当の自分の野心に気付くこと
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.2

「ここで働かせてください」

金に目がない、湯屋で働く者たち。
働く目的さえを忘れてしまったハク。
愛欲しさに何でも物を差し出すカオナシ。
「いつかあの街に行くんだ、こんなとこ抜け出してやる」
そう言
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.6

天才子役…。子ども目線のキラキラ眩しい世界、大人と子どもでは全く別の景色に見えているのね。

純粋無垢で想像力豊かなムーニーの世界を守り続けた母親。本当に純粋な心を理解していたのは、母親と、ずっと見守
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.8

信念を貫いて、自らで選択したからこう強くあれるんだろうな
どの時代にもきっといた、女性差別や偏見の影で自らの魅力で影響を及ぼした女性。カッコいい

エルファニングの表情がすごく良い。

全員、片想い(2016年製作の映画)

3.9

思いの外、よくてビックリ。
4話目のスヨンの話し方、仕草、優しさがすごーーく好き。私女なんですけどね。好き過ぎてこの話だけリピートしました。

6話目の千葉雄大の話もなんかいい。選曲が程よくて線香花火
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.1

マルコが、2人の愛に触れて嬉し涙を流すシーンが好き。主人公たちの笑顔が素敵すぎ。

自分の実体験で、ベビーカーに乗せられたダウン症の子供とその親が前から歩いて来て、私の視線に慣れた反応をみせる親の表情
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

4.0

好きになるってつらい、高尚で美しい悩みさ

フランス語は分からないけど日本語訳されたセリフがぜんぶ素敵でした。普通に生活してるだけで感受性が最も豊かな14歳という時間。
10年後に「今の自分」を振り返
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.8

ラストシーンの尻尾のビジュアルやばすぎて鳥肌…

ヤシオリ作戦で無人新幹線を突っ込ませたり、ビルやクレーンを使うところ、日本人らしいしめちゃめちゃカッコいい! 政治が深く絡んで感情に従わないあたり、日
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グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

3.9

2年前に観たんだけど、今日みたいな気候の日だったからこの映画を思い出した。それくらいインパクトが強くてショックだった。

日本にいるから余計に理解し難い問題だと思うけど、日本人であるからこそ知っておく
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

現実的で心が痛むシーンが大半を占めているけど、観終わってモヤモヤ…ではなかった。優しさや思いやり、論理じゃなく、理性で人や物事と真っ直ぐに向きあうダニエルの生き方だからだと思う。

何かを決断する時、
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.8

スカーレットヨハンソンの美。コリンファースの声がこの静かな映画にぴったり…

セリフが少なくて、表情の微妙な変化とかちょっとした仕草で、背景にある主従関係による複雑な心情が見え隠れするの、リアルでもっ
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FREAKS フリークス 能力者たち(2018年製作の映画)

2.9

子ども目線での情報しかないのが不安と恐怖煽って、目が離せなくなる。
WOWOW付けてて「なんか始まった〜」みたいな感じで流してたのに、気づくと家族全員で観終わってた。

SFだからツッコミどころも多い
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卒業(1967年製作の映画)

3.1

主人公の心境が作品の進度と合致していて良かった。雰囲気も音楽もいいし、丁寧な作りで発信性がかなり強いと思う。

内容だけ取り出すと、主人公のキャラにはうんざり。
「卒業」するわけで、世間知らずだとか漠
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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

3.7

親って大変なんだなあー。
信頼は愛で築けるし、絆も愛で築ける。
言葉でいうのは簡単だけど、恋人とさえ深い関係を保つのが大変なくらいで、
「家族」となると…

何事も継続すること、そうしてやっと見つかる
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.7

「伝える」為に1人の兵士をカメラで追うけど、決して偏った視点ではないし何故かもどかしい、悔しい、そんな類の感情が生まれることがなかった戦争映画。不思議。

暗闇に打ち上げられる照明弾に照らされる廃墟が
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ショコラ(2000年製作の映画)

3.9

食べてみないと分からないです

フォレストガンプで人生をチョコレートの箱に例える話を思い出した

魅了されるまま欲望に正直に忠実に。
なぜ律しようとしてしまうんでしょうね、人間らしく大事な感情なのに、
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.9

映画館で観たかったなあ…

白黒からカラーになった喜び全開
パリへの強い憧れ
マティスの絵画のようなコンテンポラリーダンス、ガーシュイン手掛ける音楽
写真、ファッション、ダンス、思想…あらゆる芸術が一
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

4.0

雨のパリが1番いい匂いがするらしい

一途で純真なサブリナに心痛めるけど、幸せを自分から掴みにいくと考え改め、美しくなったサブリナの一途な心が揺れる瞬間、大人になる瞬間

戸惑いと切なさが口数少ない愛
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.1

最後のシーンが好き。
お城の立派な壁装飾をバッグに、こちらに歩いて来るブラッドリー。お城を後にするにつれ壁装飾の映る面積は大きく、音楽も大きくなって潔くFin。

ある意味では現実を示唆する壁装飾、キ
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

4.2

美。
音楽が素敵過ぎると思ったら、大好きなダニーエルフマン!
フェルメールの絵画に着想を得て生まれた映画なんだとか、、
すべてこの時代環境がそうさせる人間の貪欲な部分が、美しくも辛辣に描かれてると思っ
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.9

いっぱい泣いた。理由すごく言いたいけど言いづらい。
だから2回観て2回ともグッと来たところ↓

レイアがレンに語り掛ける際に流れるチェロでのレイアのテーマ。堪らない。
ランドが操縦するファルコン。
R
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.7

ティファニーの店員さん
「昔から変わらずあるものには温かい気持ちを覚えます」みたいな台詞、とても素敵と思った

純粋で素直で、自由奔放。
じぶんがどんな気分でいたいかで行動する
指図も命令も受けない
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.7

こんなに最高なパパ、現実にいるんだろうか…

父に恐怖を、グロリアに人生を教わった
グロリアの悲しい顔をする場面が一つもないの、違和感でもありミソでもある気がする。
愛情に溢れてて幸せな気持ちにもなる
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

4.0

「急ぐなら一人で、遠くへ行くなら仲間と行け」

周りの人が良い人ばかりなのは、彼の人間性がそうさせたのね
ひとりで夢を叶えることは絶対に出来なかったけど、彼の熱意と直向きさ、優しさと愛情で道を切り開い
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.6

周りの評判があまりよくないのであえて…

暇つぶしの感覚で観たのだけど、
めちゃくちゃ面白かった、というか、おふざけが過ぎません?笑
クリストフのMV風のシーンとか不安になるくらいにふざけ過ぎだし、本
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.3

ダブリンの街角、この響きがいい。

ありふれた日常、これまで交わることのなかった2つの人生が交差して、新しい人生の色の音楽や感情がうまれる。
その一瞬こそ華で、幸せで生きる歓び。

この時つくられる音
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