りゅうすけさんの映画レビュー・感想・評価

りゅうすけ

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フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

3.5

世間はそういうものとして受け入れるしかない我慢ポイントをマイケルダグラスに代わりにキレてもらって鬱憤を晴らしてもらおうという意図で作った映画なんですかね笑

随所にスカッとポイントがありのホラー要素も
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.8

個性派の凄腕の猛者が一堂に会するってだけで胸熱ですね。一人一人、スゲェ奴ってことを理解させるシーンにワクテカするものです。オールスターゲームですから彼らの軽口なんかもカッコ良く見えてきます。華麗な連携>>続きを読む

スノーホワイト(2012年製作の映画)

3.0

王様が素性不明の女が美人というだけで妃にするかなあ、が第一印象です。最初は何人もいる妾の一人になるのが定番でしょう。妾が映画的にタブーだったのか、とても小さい国だったのか。そしてこんな簡単に国は乗っ取>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

生きる希望をもらえた。
そんなことで?と思える些細なこと。
石神の心境はなかなか理解できない。

堤真一は石神になろうと彼の境遇や
性格に思考パターンも彼になりきったのかも。石神として感じたものを表現
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交渉人(1998年製作の映画)

4.3

物語と役者が高レベルで交わった時、素晴らしい作品が生まれる見本のような映画です。サミュエル・L・ジャクソンとケヴィン・スペイシーの名演技をご覧あれ。

立て籠り犯との交渉人という立場だけど登場する交渉
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ジョンQ 最後の決断(2002年製作の映画)

4.0

心臓外科医のレイモンド・ターナー役のジェームズ・ウッズは一癖ある悪人役のイメージが強い俳優だけどIQ180もある天才だったそうな。一度顔を見たら忘れそうもない特徴的な顔立ちで自然と視線は彼を追ってしま>>続きを読む

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.5

ボーンの続編という期待感の高みから焼き直しの様なストーリーに対する残念な気持ちの落差はデカい。アクションシーンにしても画面がガタつき臨場感よりイラつきが勝ってしまう。カーアクションにしてもボーンならで>>続きを読む

タイムリミット(2003年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

どんなタイムリミットが迫ってくるのかと期待して待っていたが・・・
そっちかーい笑

不倫相手に嵌められるという不細工な展開にデンゼルの慌て様と機転の利いた回避が結構笑えます。デンゼルのイメージから外れ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

見慣れたアニメ画とは程遠い絵の異世界ぶりに驚きましたね。出てくる動植物も独創的で眺めているのも楽しい世界です。
1973年フランス・チェコスロバキア合作の本作は人類の傲慢さへの風刺と知啓を描いた作品の
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フェイク シティ ある男のルール(2008年製作の映画)

3.2

プリズンブレイクが好きだった私にはアマウリー・ノラスコが出てくるだけで嬉しい。

突っ走る暴走警官トムにうまく飼い慣らせていると思い込んでいた上司のワンダー警部、チームだ、家族だという言葉に胡散臭さを
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最高の見せ場は何と言ってもロシア駆逐艦の海軍兵士達です。ハンターキラーに乗船しているアンドロポフ艦長の教え子たちだけど現艦長の攻撃命令に不服従で抵抗しハンターキラーに対するミサイル群を間一髪迎撃、つい>>続きを読む

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.5

見慣れた日本のアニメとは打って変わって独特な世界観です。日本のようでそうでない異世界の雰囲気が不思議な感じですね。調べてみればストップモーションで作っている驚きの作品でした。

元寇時の壱岐、津島を舞
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デンジャラス・ラン(2012年製作の映画)

4.0

デンゼル・ワシントン主演映画は程よいリアリティがあって彼特有の存在感に物語の期待感が高まります。その通りストレスなく最後まで観ることが出来ました。

デンゼル・ワシントンの魅力はその観察眼と合理的な行
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バニシング・レッド(1992年製作の映画)

3.0

銃撃戦でボコボコになっていくスーパーカー達、おそらく撮影用のニセモノだと思いますけど最初にもったいないと連想してしまうあたりロマンがないです、はい。

四角くて平べったいカウンタックは高速で実物を見て
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エイリアン(1979年製作の映画)

3.8

シガニー・ウィーバーが若い、美しい、それだけで満足です。

何度も見てる映画なので今更ですがフェイスシールドを溶かして顔に貼り付いている未知の生物に不用意過ぎて見ていられないですね。最初に見た時はエイ
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ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

トミー・リー・ジョーンズの魅力は何と言っても捜査チームのボスとなり犯罪者の心理を読み機転を利かせた即断即決の緩急激しいボス感だと思います。今作もトミーリー節は大いに出てるのだけど小手先に終始し肝心の「>>続きを読む

フューリー(2014年製作の映画)

4.0

戦車対戦車のリアルなバトルは見応えがあったし飽きることなく最後まで観ることが出来た良い映画です。戦争映画はリアルに描けば描くほど戦争の非情さや虚しさが際立つ結果となってどうして戦争は無くならないのかに>>続きを読む

ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

3.2

あの隆盛を誇ったマクレーン刑事も歳を取りました。初代から実に25年の歳月が経っているそうな。あまり無理するなよと心配した刹那ダイハードシリーズで無理すんなと心配する方が無理だと理解して失笑ものです。>>続きを読む

アウトロー(2012年製作の映画)

3.6

元陸軍狙撃手ジェームズ・バーの担当弁護士ヘレンが誘拐されたとわかった電話のシーン、実行犯の男との主導権争いが最高ですね。
犯人が人質をたてに指定の場所まで誘導しようとするとジャックは証拠は手に入れた、
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

4.3

ファンの期待を裏切りたくないヴィン・ディーゼル、今作はさらにぶっ飛んだ内容になってます。車もぶっ飛ぶというか空を飛びます。飛ぶというか落下ですがもう笑うしかありませんね。掴みからラムジーを救い出すまで>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

アンソニー・ホプキンスの演技は凄いですね。彼の役作りに掛けた情熱が自信となって表れているようでした。人肉を食べるという趣向だけは理解しがたいものがあり彼も苦労したのかどうかは興味あります。
レクターと
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

4.0

後悔と影牢

シリーズを通して深い後悔が横たわっておりランボーは自責の念に苛まれ続けている。ただ静かに穏やかに暮らしたいと願う彼だった。

しっかりお爺ちゃんになってしまったランボーを再び復讐の鬼に仕
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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.5

大統領暗殺とシークレットサービスものは結構な数見ているので少し辛口になってしまいます。テロ側視点で主要ターゲットであるアメリカ大統領に対しての初動が手ぬるい。結構な数の偽装警察のテロ要員を動員している>>続きを読む

アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

リーアム・ニーソンが強すぎて「おかしいだろ、お前何者なんだよ!?」「なんせ元特殊工作員て設定が多いからな。」なんてやり取りがあるはずも無く普通に格闘しとります。このへんがジレンマになってしまうのもイメ>>続きを読む

レッド・ライト(2012年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

うさぎは寂しいとしんじゃうという俗説がありますが真っ赤な嘘だそうで複数飼うと縄張り意識があるのでケンカになっちゃうそうです。
ま、それは良いとして、あんたが超能力者だったんかーい笑
同類の人間を捜すた
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デジャヴ(2006年製作の映画)

3.6

果てしない人類の夢 タイムトラベル
勘の鋭いダグ・カーリンは白雪姫と言われる次世代監視システムを見せられ即座に過去に影響を与えられることを見抜いてしまう。ちょっと待ってほしい。私ならこの人類最大の発見
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レギオン(2010年製作の映画)

3.0

壮大でゴージャスにしてほしい題材ですね。舞台がこじんまりとし過ぎているし神の兵が洗脳一般人とかゾンビ映画ですか。人類を滅亡させる理由やらも説得力に欠けます。大天使ともなれば眩いばかりの光につつまれて白>>続きを読む

シャドー・チェイサー(2012年製作の映画)

3.0

とどのつまり面白いか否かなんですよね。カーチェイス、銃撃戦、CIA含めた謎の組織などおもしろくなる要素はあるんですが垢抜けない映画でした。
ブルース・ウィルスは登場するんだけど終始スカしていて彼の魅力
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リーガル・マインド 裏切りの法廷(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「なんてコンパクトな映画なんだ」レイシーの無実が確定した時の感想です。裁判所の前にレイシーを断罪するプラカードを持った人達が結構いるなど引っ掛かるところが多かったけれどこんなものかと思った。その矢先レ>>続きを読む

陰謀のセオリー(1997年製作の映画)

3.3

妄想癖に取り憑かれた頭の少しおかしい中年男に何度も押し掛けられるアリスことジュリア・ロバーツの身になってどうぞ。

メル・ギブソンの焦って話す要領の得ない話に根気よく付き合うアリスですが我々も一緒に序
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NO EXIT/ノー・イグジット(2015年製作の映画)

3.0

低予算B級映画ですが、、、まあそこまで悪くないが良くもなくとりあえず最後まで鑑賞できました。コメディにするかホラーにするか全振りしてくれた方が良かったと思います。キャラをしっかり立たせたのは成功だった>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.0

IMFという組織名からして無茶なわけですがスパイアクションの限界を求めている本作、本当、ようやります。
序盤からロシア高官に変装してのクレムリン潜入と手品みたいな映写装置です。トリックに気付いた時の警
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デーヴ(1993年製作の映画)

4.5

僕は一度でいいから一番偉い人になってみたい!
例えば?
大統領になってみたい!

子供の夢のような事が起きてしまう、映画だから成せる話がこの映画です。観終わったころには清々しい幸せな気分になる事でしょ
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スパイ・レジェンド(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ピアーズ・ブロズナンといえば007のイメージですね。憧れを全部詰めるとジェームズ・ボンドになりますから彼はカッコ良かった。リモコンボンドカーを操るシーンではミサイルやらマキビシで追手を蹴散らしパンクも>>続きを読む

インポッシブル(2012年製作の映画)

3.8

長男ルーカスがもう少し大きくなったら家族旅行には付き合ってくれなくなるんだろうなあ、3人の子育てこそ大変だけど家族として一番幸せな瞬間だよね、などと呑気に構えていたら突如始まる大津波の惨劇でした。木を>>続きを読む

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.0

ひとつひとつの試みや設定がうまく昇華できずにあまり魅力的にならないのが残念でした。思わせぶりなシャーロットの若い時の家やメアリの赤毛、黒猫も拍子抜けに終わっていてもったいないですね。