HayYoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.9

原作未読、旧アニメ未視聴で鑑賞

結論から言うと満足だった

スラムダンクの主人公が桜木花道だというのは流石に知っているが
本作は宮城が主人公のポジションになって山王との試合中に彼の過去の回想が混じり
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

イケメンに一目惚れした主人公がイケメンのために頑張りその道中で様々な人に会って成長していく…と要素だけを抜き出すとジブリの「千と千尋」っぽい映画だった
ただこちらは主人公がJKなのが、ああ新海監督だな
>>続きを読む

トロール(2022年製作の映画)

3.5

北欧の怪獣映画

話や登場人物は怪獣映画のテンプレ通りだが
だからこそたまに垣間見えるご当地要素が
面白かったかな

どうせならもっとノルウェー要素を出してハリウッド要素を薄めればオリジナリティある作
>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.2

ブラックジョーク満載の登場人物にまったく感情移入できないタイプのやつ

ジョークがはまれば面白いんだろうな
実際場内では笑ってる人多かったし

自分は笑いどころがわからず
真剣に見ちゃった
けど多分そ
>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.8

シュリ役のレティーシャ・ライトの演技が最高だった

主役ボーズマンの病死という悔やまれる事態を迎えた本作で
レティーシャはそれまでのお転婆な妹君から
指導者と復讐者の間で葛藤する少女へと
見事に変化し
>>続きを読む

今日もどこかで馬は生まれる(2019年製作の映画)

3.7

競馬が見せる夢と現実

去年2021年には馬券の売上が3兆円を超えた巨大産業競馬
そのうちの1割=約3000億は国庫へといくのだからその経済力は計り知れない

それゆえにサラブレッドはたくさん生まれた
>>続きを読む

オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

3.8

相変わらずの白石ワールド炸裂

相変わらずホラーというかモンスターパニックだし

相変わらず白石くんはどんな時でも撮影を忘れないし

相変わらず霊能者が本当に強いし(ただしすぐ死ぬ)

相変わらずネ…
>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

原作既読

殺し屋シリーズの登場人物では本作に出てくる蜜柑と檸檬が一番好き

正真正銘ハリウッド版マリアビートル
ハリウッド版なので一部大胆な原作改変もあるけど全くの許容範囲
なんなら原作より好きな展
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

これは面食らった

予告を観た時は
あー『サイン』みたいな感じね

そう思って観たら意外や意外
本作はジョーダンピール版の
『ジョーズ』だった

こんなファンキーなUFO映画は観たことない

前作『ア
>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.2

なんか求めていたものとは違った

冒頭の、主人公が携帯見ながら車運転してあっぶねーするところで嫌な予感はしたけど

ちょっと個人的には好きになれない主人公だった

三十路過ぎて無計画で無責任
いや本人
>>続きを読む

ノー・シャーク(2022年製作の映画)

3.5

タイトル通り、本当にサメは出てこない

サメに食われたいと思ってる女性が
ビーチで延々とモノローグを垂れているだけの映画

文学サメ映画なんて評価してる人がいたけどたしかにそんな感じ

短編の小説に映
>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.4

前半中盤にかけて次々と登場人物が出てきてみんな何か燻っているものを抱えてて
それが一体どのように物語に帰結するのだろうとワクワクして見ていた

しかしラストは「え?そこで終わるの?」というのが正直な感
>>続きを読む

カーター(2022年製作の映画)

3.7

なんかシリアスなスパイアクションものみたいな雰囲気纏っているけど
最初の15分ずっと半ケツで戦う主人公を見て気づく人は気づくだろう

この映画はバカ映画だと

監督の考えたぶっ飛んだアクションを披露す
>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

3.5

邪教信仰とか地下通路とかワクワクさせてくれる要素はいっぱいあったし
今のSNS社会を上手くとりこんだ展開については感心したけれど

POVものとしてみると大分違和感…
POVなのにやたら編集がされてい
>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.7

前作『炎の王国』で提示された人と恐竜の共存は可能か?という難題に
どう答えを出すのか気になった本作

結論から言うと
角を出来る限り丸められて無難な結論に落ち着いてしまったかなという印象

序盤はバイ
>>続きを読む

グレイマン(2022年製作の映画)

3.8

『ウィンターソルジャー』の作風で描くアクションもの
時折挟まるジョークやぶっ飛んだアクションの数々は
マーベル映画のノリがだいぶ含まれていてネトフリ史上最高額という製作費も納得の破天荒っぷりを見せてく
>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.8

ソー・シリーズで一番好きかもしれない

戦闘はもっさりしてるし
演出とか話の展開もなんか一昔前というか王道ヒーローって感じなんだけどそれが観てて心地よかった


叫ぶだけで面白いヤギと
嫉妬する様子が
>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.0

とにかく色々と過剰

始まりのロゴからして金ピカの装飾がすごいし
撮影、編集、演出ぜんぶ派手
役者の演技は良かったがカット変わりがあまりにも目まぐるしくて感情移入する前に映画から弾かれてしまう

とこ
>>続きを読む

FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.7

アフガニスタンでA-haの『take on me』が流行ってたなんて誰が知ってただろう

そんな知らなかった難民たちの現実がアニメーションと実写のモンタージュで見えてくる

時折混ざり込む実写映像によ
>>続きを読む

恋は光(2022年製作の映画)

3.7

小林監督は漫画の世界を実写にするのが上手だなと思う
今まで手がけてきた作品も口調や行動が独特でまるで舞台のセリフと演技なのだが
それを違和感なく映画の世界に馴染ませている

特に印象的なのは登場人物た
>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.8

前半の和やかなムードがあれよあれよと陰鬱な雰囲気へと変わっていくのは流石の吉田監督作品

序盤のちょっと痛い女の子と良い人なだけのおじさんの初々しい触れ合いはもはや壊れるための布石
ジェットコースター
>>続きを読む

ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行(2021年製作の映画)

3.6

映画のモンタージュで見る映画の論文、あるいは旅行のような作品

映画の見方、楽しみ方
映画が自分たちに何を与えてくれるか改めて気付かされる

監督と好みの合わない部分はありつつも
そんな面白そうな映画
>>続きを読む

スパイダーヘッド(2022年製作の映画)

3.3

薬をいつでも投与できるモバイルパックのデザインとか設定は好きだけど

ストーリーの方は可もなく不可もなく…
というよりだいぶありきたりで盛り上がりの起伏に乏しい

意外とメッセージ性があるのかなと思い
>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.0

役者の演技、撮影や照明の技術は素晴らしかった

でも本当にそれだけ

肝心のストーリーが驚くほどお粗末

前半と後半でなんの繋がりもない

親父の意味深な発言
犯人の性癖
娘が見た卓球場での幻
なんの
>>続きを読む