隼人さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ハイ・フォン: ママは元ギャング(2019年製作の映画)

3.5

怒れる母は強し。ベトナム語は新鮮。「ママは元ギャング」っていうアメリカのホームコメディみたいな邦題だけはやめて欲しい。

ひとつの太陽(2019年製作の映画)

3.5

派手さは無いけど味わい深い台湾映画らしいヒューマンドラマ。お兄さんの言葉にあった「太陽はいつも公平」の意味を考えさせられた。動物園のシーンでこちらに向かって突撃してきたゴリラが一番の衝撃映像

サイコキネシス 念力(2017年製作の映画)

3.8

アベンジャーズの次回作にはぜひこのおじさんを入れて欲しい。
自分に超能力があるって気づいて真っ先にマジックショーの面接に行っちゃうアホっぽさが溜まらなく好き。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

ゲームで全クリした後、主人公のレベル上がりすぎてもう敵がいない、みたいな映画。HPとスタミナが上がりきっちゃってる。

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.4

アゲアゲのラテン系ミュージカル映画。オープニングからタイトル出るまでがすごい良かった。ただ、長い映画なので、途中、休ませて〜って思った。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.7

蚤の市を歩きながら季節の移り変わりを表すシーン、素敵。
ジュリア•ロバーツは本当に綺麗。主人公と同じように舞い上がったり、傷ついたり、腹が立ったりした。冴えない書店員であるはずのヒュー•グラントもまた
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マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

3.6

ロアルド・ダールの原作は読んでないけど、ずっと気になっていた。映像も子役の子も可愛らしい。これといってお気に入りの一曲が見付けられなかった。

アメリカから来た少女/アメリカン・ガール(2021年製作の映画)

3.8

BGMがほとんど無くて静か。だからこそ自然な演技に引き込まれた。特に母親役の役者さんの演技がすごく刺さる。三人でアイス食べるシーンは泣きそうになった。終わり方も良い。

レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳(2010年製作の映画)

3.1

アクションはさすがのドニーイェン!コスチュームはアレだけど(レイザーラモンHGを彷彿とさせる)戦闘シーンは本当にカッコいい!
歴史物じゃないから細かいことは良いけど、日本軍に軍服着た女性兵士がいるのだ
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.7

短い映画だからこそ一切の無駄なく作られている。事の発端となるスーパー→駐車場までの展開とスピードがリアル。
報復の方法はその後の展開を考えると分かるけど、ちょっと手間かけ過ぎで、そこだけリアルさから離
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バトルフィールド・アース(2000年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

気づくと変な映画ばっかり見てしまう。虐げられていた人々の反乱ていうのは胸熱の鉄板だけど、敵の文明の力を強制的に与えられたことがきっかけっていうのはどうなんだろう

弱くて強い女たち(2020年製作の映画)

3.4

台湾の景色が見たくなって鑑賞。静かな映画だけど、そこに見え隠れする台湾の家族観や慣習が興味深かった。

凶悪(2013年製作の映画)

3.4

おぞましいの一言に尽きる。見ていていや~な気持ちになっちゃった。実際の事件のウィキペディア見てもっといや~な気持ちになっちゃった。

クライシス・オブ・アメリカ(2004年製作の映画)

3.3

突拍子もない設定だけどアメリカならギリギリありそうっていうのが怖い。

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.7

尾野真千子が主演っていうだけでなんか良い映画な気がする。
冒頭からずっと残酷なまでにつらくて、これどう終わらすんだろう?いっそ『人魚伝説』みたいになったら嬉しいな、と思いつつ、ハラハラしながら見ていた
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ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.5

こういう映画は冤罪とかが多いけど、『ミッドナイト・エクスプレス』の場合、主人公が取ってしまった行動にも問題があるところが面白いところ。発端となるシーンと併せて考えると、”逃げる”という行為の意味が複層>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.6

Netflixで作業しながら見るくらいがちょうど良い。映画館の空気が気になる・・笑
深夜にやっていた『新解釈日本史』が好きだったから、ちょっとだけ期待していたけど、映画でこのノリはきつい。「絶世の美女
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アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

3.8

見終わったあとの切ない余韻が味わい深い。アンソニー・ホプキンスの名演はもちろんだけど、子役がすごい。観覧車のキスシーン、どきどきしちゃった

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.9

前作見て面白かった記憶が漠然とあるだけで内容は全く覚えてない。伏線がしっかり効いてて楽しい。謎解き後の展開も予想外で面白かった。

キング・オブ・スタテンアイランド(2020年製作の映画)

3.8

久々にしみじみ良い映画だった。
どうにも生きづらくてこのままじゃいけないって自分でも分かってるんだけど、どうにもならなくて。そういうちょっと人より不器用な若者のもやもやが優しく描かれていた

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.7

豪華なVシネマくらいの感じで見始めたけど、役者陣の技量に魅せられた。とくに坂口健太郎のサイコボーイ。終わり方も良かった。最近、『タイガー&ドラゴン』ずっと見てたから、岡田准一の渋さに感涙。

モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン(1979年製作の映画)

3.6

Always Look on the Bright Side of Lifeを聴くためだけに見た。
聖書に詳しければどこをパロディにしているのか、もっと分かって楽しめると思うけど、キリスト教以外にも左
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

前作見たのがずいぶん前だったので世界観とストーリーの大筋をローディングするのにだいぶ時間かかった。気づいたらジョニデじゃなくなっているし。ハリーポッターのすごいファンっていうわけじゃないけど、原作にも>>続きを読む

ゾッキ(2021年製作の映画)

3.9

原作まったく知らなかったけど、なんか妙に引き込まれた。こういう系の映画はハマる時とハマらない時の差が激しいけど、不思議とこれはハマっちゃったなあー。

ミスト(2007年製作の映画)

3.6

本当にその終わり方しかなかったのかなーって思ったけど、よくよく考えたら、その終わり方じゃなかったらこの映画を知ることもなかったし、そもそも見ていなかったんだろうなー

スモール・ソルジャーズ(1998年製作の映画)

3.8

全然知らなかったけど面白かった
敵のおもちゃたちの兵士としての獰悪さとおもちゃであるがゆえの滑稽さがいい感じにマッチしていて、日常の道具を加工して作り出す”兵器”も多彩で飽きない。

我が名はヴェンデッタ(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

娘を警察に保護してもらうっていう選択肢は無かったのかな、なんで進んで危険に巻き込んでんだろう…ってずっと違和感あったけど、終盤でパパ自身も娘を巻き込んで人生を台無しにしたことをずっと後悔してたんだろう>>続きを読む

オンブレ・デ・アクシオン:伝説のアナーキスト(2022年製作の映画)

3.3

どこまでが自分の欲望でどこまでが大義なのかの線引きは実際すごく難しい。ただ、仲間や周りの人間を信じられなくなったときがアナキズムの終わりだと思っている。
モデルになった人物はともかく、この映画の主人公
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.5

物語の焦点がどこにあるのか今一つ分からなかった。自由の大切さを訴えたいのかと思ったらダークソウルに出てきそうなモンスターが出てくるし、密告の理由もそこに落ち着いちゃうんだーっていう感じ。
隔靴掻痒の感
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ザ・ビッグ4(2022年製作の映画)

3.7

アルファがすごい可愛くて好きだった(主人公でもいいくらい)。
ベタだけど並んでスローで歩いてタイトルバンッ!はかっこいいよね。時々入るくどいおふさげも慣れればそれなりに面白い

スペシャリスト(1994年製作の映画)

3.4

映画だと爆殺ってもっぱら敵側がやる卑劣な攻撃手段のイメージだけど、それを主人公側が専門にしてるって言うのが面白い。特にパーキングのシーンが緊張感あって良かった

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.4

バットマンシリーズはこれまでの映画もスピンオフドラマ「ゴッサム」も全部良いから、そのぶん期待値が高まってしまう。リドラーは新鮮だった。

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.8

「去りがたい それが生だ」
Filmarks1000本目の映画を何にしようか迷ったけど、これで正解だった。人生の素晴らしさ、生きることの尊さを改めて実感する。
でも、娘のジョー・ブラックに対する恋は、
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.7

学校を休んだ朝を思い出すストップモーションアニメ。吹き替えで見たけどピノッキオ役の子、歌も演技もうまかった。
大人も満足させる良い終わり方。

ラビリンス/魔王の迷宮(1986年製作の映画)

3.7

映画を見ているはずなのにミュージカルの舞台を見ているみたいだった。セットとか人形のデザインとかが凝っていてすごい。「悪臭の沼」は画面越しに臭気が伝わってくるくらいの迫力。これはCGじゃできない。

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.9

映像が綺麗でずっと見ていたくなる映画。西加奈子さんの小説好きなので、映画化されるとしたら沖田修一監督の実写が良いなーって思っていたけど、アニメも良かった。