隼人さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.7

学校を休んだ朝を思い出すストップモーションアニメ。吹き替えで見たけどピノッキオ役の子、歌も演技もうまかった。
大人も満足させる良い終わり方。

ラビリンス/魔王の迷宮(1986年製作の映画)

3.7

映画を見ているはずなのにミュージカルの舞台を見ているみたいだった。セットとか人形のデザインとかが凝っていてすごい。「悪臭の沼」は画面越しに臭気が伝わってくるくらいの迫力。これはCGじゃできない。

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.9

映像が綺麗でずっと見ていたくなる映画。西加奈子さんの小説好きなので、映画化されるとしたら沖田修一監督の実写が良いなーって思っていたけど、アニメも良かった。

隣のヒットマン(2000年製作の映画)

3.4

歯医者っていう設定がしっかり物語の鍵になっていたのが良かった。ブルース・ウィリスはこういう役似合う。

土竜の唄 潜入捜査官 REIJI(2014年製作の映画)

3.0

良くも悪くも下品・・笑
ただ、岩城滉一の振り向きざまの「てめえ、今、俺に殺気放ったろ?」はしびれるくらいかっこいいので必見。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

良かった〜、そういうエンディングで!
内容が内容だけにこれで救われないラストだったら観たのを後悔してた!鹿の角強い。

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.9

最後の最後まで面白さたっぷり。『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『スナッチ』あたりの初期のガイ・リッチーが帰ってきた感がある。

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

3.9

ひとことで言うのは難しいけど、良い映画だった。
ジョン•アーウィングが原作って知らなかった。なぜ、タイトルが孤児院の方ではなく、リンゴ園のサイダーハウスなのか、色々考えさせられる。
原作も読みたい

ビッグバグ(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

どことなく星新一っぽい感じで良かった。前半の家のAIたちの行動はちょっとわかりにくいところがあったけど、後半は面白かった。特にオチが人工知能のヒューマンエラーっていうのが最高に皮肉が聞いてて面白い。

ラスト・キャッスル(2001年製作の映画)

3.7

ロバート・レッドフォードがヒーローになって筋肉で悪徳看守たちをなぎ倒して最後みんなで「ウォー!!」ってなる映画かと思ったら、案外深い映画だった。反乱も力で押し通すのではなく、元軍人ならではのアイデアに>>続きを読む

フランクとシンディ(2015年製作の映画)

2.3

何故かNetflixのマイリストにずっと入っていたので見た(他の人のレビューにも同じようなこといっぱい書いてあって面白かった)。
最後のライブシーンが良かっただけに中身のグダグダが残念。もっとうまくま
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ムッソリーニの財宝を狙え(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ボルサリーノが財宝も女も取られて「ムキー」ってなっているところをパルチザンに捕まってムッソリーニと吊るされるのが見たかったのに、あっけない最期にがっかりした。

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.8

前情報一切なしでなんとなく見始めた映画が思いのほか面白かった時は嬉しい。途中から眠さも忘れてスリリングさに引き込まれてしまった。もう少し村ならではの罠的なギミックがあってもよかった。

八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.6

やがて来る別れを知っているからこそ、島での穏やかな暮らしのシーンは悲しかった。別れのシーンではついつい同情してしまいそうになるけど、かおるちゃんの必死で「母親」を呼ぶ声を聞くと、改めてものすごく残酷な>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.7

「あなたが普通じゃないから世界はこんなに素晴らしい」「時として誰も想像しないような人物が想像できない偉業を成し遂げる」
この言葉が印象に残った。アラン・チューリングの伝記映画としてすごく良く出来ている
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

今までにないタイプのホラー映画。ストーリーも映像も凝っていたし、何より1960年代のロンドンが素敵。ネオンライトと闇夜の雰囲気もすごくマッチしている。

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.0

ゴジラ対コングっていうよりサンダ対ガイラを思い出した。小栗旬が思ったより出番少なかった。

スクール・フォー・グッド・アンド・イービル(2022年製作の映画)

3.5

ハリー・ポッターとディズニー映画が混ざったような世界観。ソフィーが可愛かった。新しいものを描こうとしているようで、あと一歩のところで定型に収まってしまった感がある。

第九分局(2019年製作の映画)

3.0

台湾の死者にまつわる習俗、幽霊観が端々に見られたのは良かった。

サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

3.6

メハル・・みんなが集まって助け合うことで自分も助かること。
いい言葉だなって思った。日本でいうところの「もやい」かな。

クルエラ(2021年製作の映画)

4.1

見る前から絶対好きな映画だと思ってたけど、期待を超えてとんでもなくよかった。音楽も衣装も良いのはもちろんだけど、自分の中の悪に向き合ってヴィランに成長するストーリーが丁寧に描かれてた。とくに、噴水に向>>続きを読む

先に愛した人(2018年製作の映画)

3.0

お母さんの演技がすごかった。終盤うとうとして結構重要なシーンを見逃した気がする。なんか、バリ島の歌うたっていたのは覚えている・・

ハリガン氏の電話(2022年製作の映画)

3.3

前情報なしで見たから途中で、あ、そういう映画なんだ…って驚いた。勝手に心温まる系かと…。色々解釈ができてジワジワ怖くなってくる。

エスケープ・フロム・L.A.(1996年製作の映画)

3.7

単純明快なストーリーで面白かった。スティーブ・ブシェミのあの軽薄な感じすごい好み。退廃的な世紀末感もロッキー・ホラー・ショー味があって好きだった。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.4

デビッド・リンチ版で砂漠に置いてけぼりにされた思い出があるので不安になりながら見たけど、かろうじて最後まで一緒に連れて行ってもらえた。

ヘヴィメタル/ヘビー・メタル(1981年製作の映画)

3.5

メイドインアメリカの大人のアニメ。実写だったらダサいだろうなぁって思うシーンもこのアメリカンコミックの絵柄だとちょっとカッコいいのは不思議。

喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

3.5

水川あさみの怒る演技が迫真すぎてこっちまで胸グーってなった。

全体的に織田作之助の小説っぽい。
オダサクの「夫婦善哉」とこの映画の違いって何だろう…って考えると、やっぱりことばの違いなのかなって思っ
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.9

クリント•イーストウッドやっぱり良い。まだまだ沢山映画撮って欲しいし、もっと出て欲しいけど、最後のシーンでなんとなくこれで最後かなぁって予感を感じてしまってすごい切ない気持ちになった。

アテナ(2022年製作の映画)

3.3

始まってからタイトルが出るまでがうぉぉぉ!って感じで最高だった。
フランス国内の政治事情に無知すぎて、ストーリーの核心に触れる問題がいまいち分からず。

星明かりを見上げれば(2022年製作の映画)

3.4

子役の子すごい可愛らしいし、いい話なんだけど、感動的なシーンで流れる「ここで泣いてください」みたいなBGMが若干興ざめだった。あれがなければもっと感動できたと思う。
主人公の男の人、三島由紀夫に似てい
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.5

いい邦題。
黒い影が学校に行く子供を必死で止めようとするんだけどすり抜けちゃう描写が切ない

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

2.4

前作でもうちゃんと理解して見ることを諦めてしまったけど、せっかくだから最後まで見ようと思った。映像は相変わらずすごいけど、さすがに新鮮味がなかった。

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.3

あまりにも絶望的過ぎる状況の中でよく正気を保っていられたなって思う。もし自分が同じ状況に陥ったらと思うと・・真っ先に自死を考える。4年後・・っていうナレーションのあとにすっかり島の住人になっていて思わ>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

この映画のすべてが愛おしい。近くの映画館で今日が最後だったので、沖田修一&のんファンとして見逃せないと思って時間つくって見に行った。好きなことを追及するすべての人の勇気になる映画。

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.5

最新作を見るために順番に見ているけど、やっぱり難しい。6割くらいしか理解していない。でもアクションはすごいのでアクション映画として楽しんでいる。2,000年代にこの映像はすごい。

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.6

警察も軍も掌握している敵のボス、ルパン三世の悪キャラみたいだな~って思いながら見ていた。色調が街の雑多な雰囲気とあっていていい感じ。