ウディ・アレンの脚本、台詞を聞いているだけで安心します。
マンハッタン風景は相変わらず、素敵。バーバラ・ハーシーが中でもとても懐かしい。
ナタリー・ポートマンの演技を見ようとして、夫、前妻、彼らの子のウィルとの関係も浮き立ってきます、脚本、良かったです。皆んな言いたいことが言えますね。
セントラル・パークのスケートリンクなど、初冬の風景>>続きを読む
マンハッタンで働く“新しい”女性、ジル・クレイバーグの『結婚しない女』、確かに一世風靡しました。半袖Tシャツの部屋着,が新鮮だった記憶。
ナタリー・ウッドもマックイーンも本当に初々しく、生き生きとマンハッタンの若者たちを演じきっていて、移民の街ニューヨークの描写もとても良いです。
ただ、ラブコメといっても結構シビアな場面、内容で意外でし>>続きを読む
サマセット・モーム『人間の絆』
より。キム・ノヴァクの熱演、ローレンス・ハーベイの優男振り、とても苦くも切ない恋愛模様に心動かされました。
終始南部の空気と風を感じる映画でした(住んだことは無いけれど)。ほぼ米アーカンソー州の州都リトル・ロックでのロケ、のよう。
アシュレイ・ジャドはそれで、ずっとTシャツにジーンズ姿、雰囲気中々です。恋>>続きを読む
マイケル・チミノ監督、ロバートート・デニーロ、クリストファー・ウォーケン、強烈な映画でした。ルーレットシーンは若い時より、今の方がまともに観れないかも。名作。
ソフィア・コッポラ監督初監督作品。どこかピンク色が漂い、内容はあやうい感じが監督はお好きなのかな。面白く観ました。
ジュシュ・ハーネットは自閉症の青年を好演。カップルで生活するのは難しいですね。でも一生懸命さが充分に伝わります。
ただインコなど鳥が苦手なので、部屋中何羽も飛び交っているシーンはご勘弁を!でした。
ウイリアム・ホールデン、ジューン・アリスンなど、当時の錚々たるキャスト達が共に生き生きとした演技、面白く観ました。
監督ロバート・ワイズ、脚本アーネスト・レーマン、天才たちはこの後『サウンド・オブ・ミ>>続きを読む
中々良いです。特別ミュージカルやダンスファンというのでは無いのですが、ハリウッドの初期のダンスシーン(ブロードウェイから監督を招聘)は興味深句、面白く観ました。勿論アステアは優雅に、一連のタップダンサ>>続きを読む
素晴らしい、味わい深いビージーズのドキュメンタリー。丁寧に深く、音楽家、音楽関係者へのインタビューなどで構成、中身も濃く、感動も深く、久し振りにビージーズの音楽も堪能しました。
『マサチューセッツ』>>続きを読む
イタリア映画かフランス映画の雰囲気も有り、本当に面白く観ました。何といっても加藤大介の名演が素晴らしく、台詞の数々をこなしていきます、凄い。
主人公の田宮二郎も藤由希子も独特の演技が良かったですが、全>>続きを読む
展開も良く、テンポも良く、映画の面白さ、堪能しました。
組織やスパイの悪どさ、全キャストの演技を満喫です。高松英郎の
軍隊上がりというのか上官ふうの振る舞い、根性、圧巻でした。上田吉二郎、船越英二も本>>続きを読む
シュールなのかブラックコメディなのか奇を衒っているのか、全て“ホワイト・ノイズ”なのか、解からぬままに終了する。バームバック監督が原作(未読ですが)から、望みの場面だけを並べたような印象、暫し退屈しま>>続きを読む
午前10時の映画祭で再見。ライザ・ミネリが何とも可愛く、当時に何度も聴いたミュージカル曲が心地良い。マイケル・ヨークも素敵な若者風情。名作です。
正に逞しきかな、マリー・クワント! ロンドン、文化的黄金期の一景。
要所でロケ画像もあるけれど、ほぼ室内劇の趣きで、確かな脚本の真面目な作品。何と言っても、ユル・ブリンナーの情熱を秘めた恋、健気さに泣けます。デボラ・カーのキリッとした美女の風情は、冷たい台詞も映えるク>>続きを読む
スティーブ・マックイーン、もう一度観たい。音楽が中々良くて、印象的。
アメリカ人作家の原作があって、パリ13区へと流れる物語。白黒画面によって、30歳代前後の若者たちの恋愛模様が確かに綴られた感。ノラと元ポルノ女優とのウェブからの関係、意表を衝いて面白く、しみじみとしま>>続きを読む
邦題の『林檎とポラロイド』がとても詩的で素晴らしい。主人公の叙情も良いし、映像の明暗の効果など、雰囲気が抜群。内容は詩的なものを損なうこと無く、もう少し深いところも欲しかったかな。
スタンリー・キューブリック監督作品とは言っても、カーク・ダグラスの制作、指揮下にあったというが、素晴らしい史劇となっている。三時間の大作とはいえ、脚本のダルトン・トランボの達者さか、展開も良く、活気に>>続きを読む
スコセッシ、デ・ニーロ、ライザ・ミネリ、そしてニューヨーク、更にニューヨーク、ニューヨーク🎵 大分昔ですが、観る前から胸一杯でした。
卵も大き過ぎて、グロも嫌だけれど、この生き物だけでなく、家族も元々が精神ホラー風味…全体纏まりません。
大人女性のお洒落なファンタジー。ディオールの制作室でのシーンに何故か感激。レスリー・マンヴィルのファンなので、今作もその演技を堪能しました。
荒んだ状況からの、アレクシアとヴァンサンの出会い、交情、素晴らしい表現力に圧倒されました。
マックイーンとフェイ・ダナウェイの抱擁シーン、カメラがグルグル廻る、印象的でした。二人共、素敵過ぎます。音楽も良くて、お洒落な作品でした。
タイトル・バックの絵もお洒落で、家族たちの1日、フランス映画のような趣きもあって、中々でした。ジャクリーヌ・ビセットが官能的。最近まで現役で活躍している由、流石の女優魂です。
導入部も展開も良く、一気に面白く観ました。宮澤賢治の『注文の多い料理店』的雰囲気を漂わせ、ブラックな世界に誘導されますが、意外性のある描写には少し欠けるような。ラストも平凡かな。映像はお洒落で密室劇の>>続きを読む
後半は特に、恋人同士サイモンとパティの独断場、熱演に感動。食事への雑さはアメリカの雑さ。家族たちもパンクで、台詞もとても良く、演出の妙、面白かったです。
やはり、ヒュー・グラントが居ないとと思いつつ、その通りでしたが、それでも流石にレネーもコリン・ファース、パトリック・デンプシーも達者な演技。展開もスムーズで楽しめます。