ぴぴぴんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.0


原作も主題歌(の原曲)もまさに私にとっての青春でした。なのに、これだけ好きが詰め込まれているにも関わらず消化不良感が凄かった…。

だからといって監督が原作を無視していたわけではなく、主人公夏芽とコ
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彌勒 MIROKU(2013年製作の映画)

2.7

作品の雰囲気は好きでした。文学を映像化した、という印象。ただ、話自体はのめり込むことが出来ず、瞬間瞬間で気になる場面だけ頭にすっと入ってくるというような感じ。

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.2

自分は偶然女として生まれて、中身も女だけれど、自分で女を選んで生きている、生きていきたいって改めさせられた映画でした。

リリーのリリーとしての自我や欲が徐々に目覚めていく様子が分かっていくのが凄いな
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おとぎ話みたい(2014年製作の映画)

3.4

ところどころ歪だな、って思ったけれど、その歪さも含めて青春映画でした。きらきらした青春、というよりはくすぶっている目を背けたい現実的な過去の記憶、という青春でした。

地方から都会に出た自身の経験を重
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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

3.7

安定してこのシリーズは好き。
ただ、本編との繋がりがあったのでドラマの番外編としては良かったけれど、これを短編として映画館で上映したのはどうだったんだろう、と疑問です。まあ製作元のイギリスではテレビ放
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浮き雲(1996年製作の映画)

3.9

アキ・カウリスマキの作品って、見た後にジャンルはコメディと言われるとびっくりするけど、これはコメディだって認識してから鑑賞すると笑えてくる。面白かったし、最後は明確なハッピーエンドだったので、見て良か>>続きを読む

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.3


個人的に好きな俳優さんが沢山出ていたので眼福だ、と思い視聴しましたが、するりと最後までみることができて楽しかったです。

桜田ひよりちゃん可愛かった…素直さが置き去りにされないようにしなきゃな、と思
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恋する惑星(1994年製作の映画)

4.0


ファンタジーとして見れば最高でした。特に後半の物語、女の子が可愛くって、ロマンチックな台詞とハッピーエンドな展開。現実的なツッコミを入れたら途端に冷めてしまうと思うけれど。
音楽もすごく良かったし、
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

3.6

凄かったです。実話なんだ、と知りながらみていたのもあるけれど、感嘆してしました。ここまで究極に自分の問い(やトラウマ)に向き合って行動出来る自信は私には全くありません。

「幸せを現実に出来るのは誰か
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.0

こんなに深く愛情を注げる人になりたいと思うし、出会えたらいいなと思わせてくれた映画。

どんなに辛い危うい状況でも子供と妻を第一に想って行動するグイドは素敵だったし、自身は対象じゃなかったのに二人を追
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.9

最近のディズニーによくある、昔のディズニーが描いてきた勧善懲悪を覆して、今迄スポットを当ててこなかったキャラクターや、視点から新たに素直に学ぶことができる素敵な作品でした。ディズニーだから安心して見ら>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.7

すっかり忘れていたけれど、思春期に母を憎んでいたこと、あったなぁと思い出してしまった。こんなに長いこと憎んではいなかったし、許せないこともされなかったけれど。
理不尽なのに抗えなくて、歩み寄ろうと努力
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ジヌよさらば かむろば村へ(2015年製作の映画)

3.0

良くも悪くも大人計画だなーという作品。彼らのくだらない笑いが好きな人は楽しめると思います。わたしも好きなので笑いました。終始だらだらとお話は続き、最後にちょっと良い話のようにぐいっと上げてきます。愛ら>>続きを読む

おんなのこきらい(2014年製作の映画)

4.0

ふんわりしていて、きらきらしていて、それが眩しすぎて毒々しい。そして面倒くさい。表面だけではなく、「かわいい」の良いところも悪いところもみせていて面白かった。これだけストイックに貫けるものがある女の子>>続きを読む

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.5

観る前からこんな如何にもお涙頂戴ものでは泣かないぞ、と何故か意気込み、斜に構えながら鑑賞しました。
なので、やっぱりなーというぐらい不幸が重なるのに明るく明るく前向きに生きる二人を凄いと思いながらも物
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未来を生きる君たちへ(2010年製作の映画)

3.9

因果応報。復讐は何も生まないし、報われないっていうことを親子の関係、他者との関係、デンマークとアフリカの難民キャンプという場所や視点を変えて教えてくれる物語。

大人のそれぞれの事情も理解できる年齢に
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食堂かたつむり(2010年製作の映画)

2.9

予想外にファンタジーすぎて戸惑っていたらおわってしまいました。柴咲コウは綺麗、仕草とか。御飯も美味しそうで、そこはみていて癒されました。

ハッシュパピー バスタブ島の少女(2012年製作の映画)

3.4

ハッシュパピーの生きていく力強さ、浸水していく島の世界観は観ていて凄いと思ったけれど、お父さん達の島への強すぎる執着に共感が出来ず、物語全体へは寄り添えないまま終わってしまった。