1962年、東西冷戦下のアメリカ。声を出せない女性、イライザは、アメリカ政府のとある研究施設にて、清掃員として勤務していた。そんなある日、研究室の一室に、ある謎の生命体が運び込まれているのを目撃した>>続きを読む
アフリカに位置する小国、ワガンダ。大量のビブラニウムを保有するそのワガンダにて、ヘルムート・ジモの起こしたテロにより命を落とした父、ティ・チャカに変わり、新たな国王として即位したティ・チャラは、国王>>続きを読む
僕たちは、ひとりひとりが、違う。
この映画を見て、僕はそんな当たり前のことを終始考えていたのでした。
本作で主演を務めている、コメディアンのクメイル氏の、奥さんとの馴れ初めの実話をもとにした本作>>続きを読む
さびれた港町、魚深で、役所の職員として働く月末は、ある日、この街に移住してくるという6人の男女の受け入れを上司から命じられる。性格も年齢もバラバラの6人、一人ひとりと顔を合わせる月末だが、やがて彼は>>続きを読む
1960年代、イギリス。ロックミュージックの放送が制限されていたこの時代、北海洋上で違法にロックを公共の電波に流し続ける海賊放送局、「ラジオロック」。その船にある日、クスリと喫煙で退学処分となってし>>続きを読む
実在の女賞金稼ぎ、ドミノ・ハーヴェイの半生を描いた作品。
今は亡きトニー・スコット監督ですが、彼のスタイリッシュな画作りは流石というもので、個人的には兄のリドスコよりも彼の方が好きなんです。二人>>続きを読む
実在のサーカスの興行師、P・Tバーナム。幼い頃から人を楽しませるのが大好きだった彼は、貧しい幼少期を過ごしながらも幼馴染のチャリティと結婚し、彼女との間に娘をもうけた。そしてついに、念願だった、世界>>続きを読む
この間、日テレの「映画天国」で放送していたのを鑑賞。
エドガー・ライトの作品の良さってなんだろう、と思ったとき、やっぱり僕が思うのは、彼の映画はとにかくテンポが、それもアクションシーン的なパート>>続きを読む
最愛の娘を殺されたにもかかわらず、捜査が一向に進展しないことに業を煮やした女性、ミルドレッド。そんな彼女が、警察に対する怒りのメッセージを、町はずれの3枚の広告版に張り出してしまったことで起こる、彼>>続きを読む
クリストファー・ノーラン。現在進行形でハリウッドで活躍する映画監督の中で、彼ほど「天才」という称号にふさわしい監督はいないでしょう。僕は、彼の映画を見に行くときは、天才の頭を覗きに行くような気分で観て>>続きを読む
「半径3メートル以内の題材で映画を撮る」
僕はこの作品を観て思い出したのは、宮崎駿のそんな言葉です。
本作は、デヴィッド・リンチ監督が、自らの幼少期から、画家の道に進むことを決意し、創作に明>>続きを読む
2018年度新作映画6本目。
1967年の夏、一軒の酒場の摘発に端を発した、5日間にわたるデトロイトでの暴動を描きます。
キャスリン・ビグロー監督のドキュメンタリータッチは本作前半部分で>>続きを読む
昨年度、劇場鑑賞映画65本目でした。
前作『リアリティのダンス』を未鑑賞のまま臨んだ本作は、僕にとって、初めてのホドロフスキー作品となりました。1929年生まれ、88歳のホドロフスキー監督は、偶>>続きを読む
「ティム・バートン監督の最高傑作といえば?」
そう質問されたとき、おそらくもっともベタに帰ってくる答えといえば、本作でしょう。御多分にもれず、僕にとってもそれは同じで、ティム・バートン監督の作品>>続きを読む
戦争映画の革命的な一本、のみならず、スピルバーグ監督の最高傑作の1本でもあるでしょう。
冒頭のノルマンディー上陸シーンはまさに衝撃そのもの。戦争映画において、戦場をどう描写するか。いかにして、観>>続きを読む
日本映画の最高傑作の1本ではないでしょうか。
本作を初めて見た時、終戦のその日を必死に生きた日本人たちの、あまりにも生真面目で必死な姿に、思わず襟を正したくなるような思いで鑑賞しました。1945>>続きを読む
昨年度、45本目の劇場鑑賞作品。
これ、間違いなくエドガーライト最高傑作です。
最初のこの導入は見事の一言。音楽を聴きだした途端に天才的なドラテクを発揮する主人公、ベイビー。彼のキャラクター>>続きを読む
ヒース・レジャー
彼がなくなって早10年。その死を聴いたとき、思わず「ウソだろ?」と。まだ28歳という早すぎるし。そんな彼が、代役なしで演じた最期の役となったジョーカー。若き天才俳優がスクリーン>>続きを読む
三島由紀夫の原作を読んだのは確か高校生の時です。当時、「文豪」と名のつく作家の小説を読み漁っていた僕は、「有名な人だしなぁ・・・」というくらいの感覚で、何冊かまとめて読破したものの、あまりに観念的か>>続きを読む
昨年度、017年4本目の劇場鑑賞作品でした。
一応マーベル作品は全て網羅しておりまして、予告編を見て、これは3D版を観なければ、と思い、少しばかり奮発して少し離れた映画館にて3D上映版を鑑賞した>>続きを読む
昨年度の2017年、3本目の新作鑑賞映画でした
遠藤周作の沈黙を映画化するという話に関して言えば、かなり前からニュースになっていたような記憶があります。その都度、制作開始と制作中止のニュースの繰>>続きを読む
2018年、劇場鑑賞4本目の新作映画
アキ・カウリスマキ監督の作品、引退作にして、本作が初めての1本です。国を捨てざるを得なくなった人々、そんな彼らを待ち受ける現実が描かれます。
この映画の>>続きを読む
またもや数年ぶりに再度の鑑賞となった、デヴィッドリンチ監督作品です。
久しぶりに観たのですが、「え?この映画、こんなに格好良かったっけ?」と、まずそのスタイリッシュさにびっくりです。
もうタ>>続きを読む
2018年、劇場鑑賞(新作映画に限って言えば)3本目
ヴィム・ヴェンダース監督の作品といえば、僕が観たのは『ベルリン、天使の詩』『パリ、テキサス』の2本だけ。久しぶりの、彼の作品の鑑賞となりまし>>続きを読む
本作を鑑賞したのは1月1日。新年一発目のサービスデーを利用して、2本続けて映画を見たときの、2本目の作品がこちらだったのです。
もうぶったまげました。
本作の松岡茉優さんはもう本当にすごいで>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
デヴィッド・リンチ監督の映画で、イレイザーヘッドに次いで好きな本作。ただ今リマスター版をリバイバル上映しているので、いい機会にと映画館の大画面で再度鑑賞。
以前テレ東の深夜放送で放映しているのを>>続きを読む
当時はまだ過去のものとするにはあまりにも時期が近すぎた、湾岸戦争を描いた作品です。役作りなのでしょうけれど、この時のデンゼルワシントンの太り方はちょっとびっくりします。
役作りといえばもう一人、>>続きを読む
トム・ハンクス、多分ハリウッドスターの中で一番打率高いと思うんですよ。「本当にはずさないなぁー・・・」なんて。この人の出る映画ほとんど全部面白いですから。
『ボーン』シリーズのグリーングラス監督>>続きを読む
2017年に映画館で観た2本目がこの映画でした。
レフン監督の映画を見たのは今回で二度目。一度目は2011年の『ドライヴ』。その公開当時、僕は正直、メチャクチャにはまった、というほどには嵌りませ>>続きを読む
2017年、最初に映画館で観た1本でした。
レースシーンの迫力はさすが香港映画・・・というか、いまだに80年代の、ジャッキー全盛期と変わらぬメンタルで映画作ってる香港の映画人に敬礼です!もう笑っ>>続きを読む
僕の大好きなデヴィッド・リンチ監督の長編デビュー作。この度、立川で4Kリマスターでのリバイバル上映があったので、およそ10年ぶりくらいに再度鑑賞に行った次第。
そしてそんな10年ほどのブランクを>>続きを読む