アクションもの・スパイものの原型のような作品なのかなあなどと思いながら鑑賞。
度々、倫理的な難しい判断に迫られる展開は見応えがあった。
「自由を説くことと、自由であることは別。」
…「自由の国」を標榜するアメリカで、こんなこと言われたら困ってしまうな。
革ジャンを着込んだ筋骨逞しいおじさんたちが、陽気にハーレーを乗り回す映画かと思っ>>続きを読む
出演者が豪華。一見、有名な役者さんとは無縁そうな、こじんまりおシャレムービーなのに。
子供のころ、パックマンやドンキーコングにハマった大人たちが作りたかった、夢の映画なのかなあなどと妄想したら、勝手に胸が熱くなった。
久しぶり観たアクション映画だったので、いかにもアメコミな展開が心地良い。
ティム・ロスの悪役は、ちょっとイメージが違った。
仕事、友情、恋…と、いろいろ詰め込みすぎた結果、いずれも中途半端な描写になってしまったような印象でした。悪役の心理も、理解に苦しむ。。
とはいえ、「フラッシュダンス」や、「フットルース」に通じる80>>続きを読む
「アメリカの高校では、プロムは大正義」なのだろうと思っていたので、ダンスなんてとんでもないという保守的な街の雰囲気が意外だった。たしかに、アメリカの田舎が保守的であるとは、聞いたことがないわけではない>>続きを読む
兄を鼓舞する妹の姿がよかった。
スポーツの試合だけじゃなく、身近な人も応援できるのって素晴らしい。
ハッキングって、部屋に籠ってやるものかと思っていたから、かなりアクティブだったのが意外だった。
ハリウッドでリメイクされることが決まっているようですが、それも納得のスリル。どんな仕上がりになるのか期>>続きを読む
最初のモンスターの足がチラっと見えたところで、それまでの緊張が一気に緩んでしまった。
「トレマーズ」では、モンスターのチープさは全然気にならなかったのに、不思議なものだ。
なんとも不思議な映画だった。
時を超えて愛される映画というよりは、その時代にだけ消費されることを良しとした映画というべきか。
最初は、正直なところ、「なんだこれは」って思ったけど、一周回って貴重な>>続きを読む
時間が通貨の代わりっていう発想は面白いなあ。
…でも、考えてみれば、例えば、映画を観るのだって、料金の他に、上映時間に相当する自分の余命を支払っているといえなくもないのか。
現実の世界だって、時間>>続きを読む
ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、それぞれに対して持っていたイメージと違う演技に魅せられた。
脳内の風景が変わっていく描写などは、いかにもSFっぽくて好きだなあ。
「怖そう」よりも、「痛そう」が上回る。
とくに、ありもので縫い合わせるシーンなど、まるで我が身のことのように悶絶して、思わず倒錯的な性癖に目覚めてしまうのではないかと不安になったくらい。
ハラスメントは、人の尊厳を蹂躙するもの。
ただ、権力を持てば、人がそれを濫用しないのは難しいのだろうな。
こうした闇は、世界のあらゆるところに存在するに違いない。
元ネタ(昔のテレビ番組)ありきの映画なので、その周辺の知識がないとなかなか楽しめないのかも。スティーブ・カレル演じるキャラとか、全く分からんかったし。
でも、撮影現場はめちゃくちゃ楽しそう。エンドロ>>続きを読む
思いがけない展開で、いつかは考えないといけないなあと思っていたテーマに向き合うこととなった。
自分のことであれば、結論は決まっている(と思う。ただ、いざというときに実行できるかは分からない。)。家族>>続きを読む
ジェームスが、猫(ボブ)のおかげで立ち直れたことが、かえって、その他大勢の麻薬中毒者の回復の難しさを浮き彫りにしているように感じてしまった。
もちろん、セカンドチャンスは誰にでもあるはずなのだとは思う>>続きを読む
スリラー要素のある作品を観る機会があまりなかったので、それなりに楽しめた。
ただ、サム・ライミ監督ということで、やや期待しすぎた感もある。
夢を追う1組のカップルが次第にすれ違って…という設定は、ベタではあるけれど、それだけに、万人が共感するストーリーになりそうな予感もしたのになあ。。観終わったら、痴話喧嘩だけ見せられたような気持ちになっ>>続きを読む
中高生のころ、「ファミリー・タイズ」と「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が大好きだったので、マイケル・J・フォックスが出てるだけで安心感が凄い。
温かい人々との交流には憧れるけど、行動がいちいち筒抜>>続きを読む
ヒドい展開とちょっとイイ話で、差し引きすると、”ヒドい”が上回っている。
サムネイルの写真が秀逸。
なにごとも、タイミングを逸すると、リカバーするのは大変だなあと。
お節介すぎるくらいの友だちがいるのはちょっと羨ましい。
安心して観れる。
冒頭のクレジットに名前がなかったら、スタンリー・トゥッチには気付かなかっただろう。
タイトルどおりのストーリー。
想像を超えた展開があるわけではないけれど、地味にハラハラが続く。
恋心を秘めた友情というのは辛いな。
もう会えないのなら諦めもつくけど、会えちゃったらダメだよねえ。
周りの人も傷つけるし、いいことは何もないけれど、やめろと言われてやめられるわけでもなし。
映画好きの人が観る映画っぽいなと思って、勝手に敷居を高くしていたのです。
そのせいか、構えてしまっていたようで、もっと楽な気持ちで観ていれば、素敵な物語を堪能できたんだろうなあと思いました。
ハリウッド映画で、ちょくちょく名前が出てくるハワード・ヒューズについて知ることができたのはよかった。
ただ、長くて、途中、少し苦痛を感じる瞬間もあった。
悪ふざけ成分高め。
女性を小バカにした発言の数々は、公開当時だったら、時代錯誤を逆手に取って、ぎりぎり笑えたのかもしれないけど、さすがに今(2022年)だと厳しい気がする。
それにしても、出演者が豪華>>続きを読む
レトロでスタイリッシュな雰囲気にやられた。
しかし、揃いも揃って、みんな不思議な髪型。
特筆すべきはエイミー・アダムス。これまでちょっと苦手だったけど、目が覚めるような美貌とセクシーさと熱演にすっか>>続きを読む
夫婦の物語。2人が幸せならきっとそれでいいのだけれど、夫のモラハラな感じは、見ていてやや辛かったなあ。
サリー・ホーキンスは、芯の強い女性を演じるのが上手ですね。
小説を読んでいるような気になる作品。
ずーっと同じ場所を撮り続けているというエピソードがすごく好き。