だいごろーさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

サプライズ(2011年製作の映画)

2.5

Netflixで鑑賞

釘の二段仕掛けのトラップは笑った。ミキサーはブレインデッドを思い出す。

火口のふたり(2019年製作の映画)

3.4

@新宿武蔵野館

ご飯がとても美味しそうで、その延長線上に「営み」が表現されてるのが良かった。

宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.8

アマゾンプライムで鑑賞

先日「未知との遭遇」を観て以来、久しぶりにこの作品を観たくなって観た。

ニックフロスト&サイモンペグのコンビだけでもう楽しいのに、ポールの声でセスローゲン、ヤバ目のFワード
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ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.5

@新文芸坐

こわれゆく女・木村多江と夫リリーフランキー、結婚してからの十数年間を描く。
木村多江が子どもを亡くしてから徐々に精神を病んでいく夫婦の話と並行するように、法廷画家のリリーフランキーはさま
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ハッシュ!(2001年製作の映画)

4.2

@新文芸坐

橋口監督長編映画3作目。

田辺誠一、高橋和也のゲイカップルも愛おしいし、その2人と片岡礼子の関係性にも希望を感じる作品。コミカルでテンポも良く、橋口監督の会話劇のセンスも抜群に面白い。
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渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

4.2

@新文芸坐

橋口監督オールナイトにて。
やっぱり橋口監督は素晴らしいです。今回のオールナイトで長編3本を久しぶりに観て、寡作だけど傑作しか撮ってないんだなと改めて思いました。

あのクラスにいる女子
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.8

@TOHOシネマズ錦糸町

前作ボヘミアンラプソディーより良かったと思う。タロン君も好演。ジェイミーベルとの兄弟のような友情が良かった。

ドッグマン(2018年製作の映画)

4.0

@ヒューマントラストシネマ渋谷

これは必見です。街(ロケハンの時点で最高)で犬専用のトリマーを営む主人公。おとなしく、ひ弱な彼とは対照的な暴力的でキレると手がつけられないシモーネと腐れ縁でいつも一緒
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アス(2019年製作の映画)

3.6

@Tジョイさいたま新都心

「ゲットアウト」のジョーダンピール最新作。前作越えはならず残念でしたが、ルピタニョンゴの怪演は良かった。自分の理解力が足りないだけですが、その世界の理論がよく分からず、最後
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2013年製作の映画)

4.2

DVD鑑賞

コワすぎシリーズ4作目。これは文句無しで傑作です。トイレの花子さんという皆が知っている話からよくここまでアイディアを詰め込んで面白くできたなと感心さえします。
タイムリープ、ワンカット風
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

3.8

DVD鑑賞

コワすぎシリーズ3作目。今回は沼に出るカッパを捕獲しようとします。
今作は白石監督の作品ではおなじみの霊能力者が出てきます。誘き寄せ、力を弱めるのは霊能力なんですが、結局最後は工藤が金属
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

4.0

DVD鑑賞

シリーズの中でも相当好きな作品です。今回は廃墟となった病院で撮られたビデオに映っている震える幽霊を追うんですが、そこから始まり、投稿者のグループのうち、1人に異変が出始めたあたりから物語
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.5

DVD鑑賞

久しぶりに友人と鑑賞。白石監督のコワすぎシリーズ一作目。
視聴者の投稿を手掛かりに幽霊や妖怪、都市伝説に迫っていくモキュメンタリーなんですが、なんといってもその魅力はそのプロデューサー工
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.8

@新宿武蔵野館

随所にセンスを感じるポップな作品。プロデュースにペドロアルドモバルが参加してるのも妙に納得した。

帰れない二人(2018年製作の映画)

4.0

@新宿武蔵野館

待望のジャ・ジャンクーの監督最新作。
原題の「Ash Is Purest White」がなぜか井上陽水の曲みたいなタイトルになった時はズッコケましたが、作品自体は素晴らしいです。前作
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未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

4.2

@新文芸坐

やっぱりスクリーンで観ると格別でした。音階を奏でることで宇宙船とコミュニケーションを取る方法もなんかロマンがあって良い。マザーシップの迫力に圧倒されました。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

@TOHOシネマズ新宿

Rosemary's Fuckin Babyに笑いました。

タランティーノは昔から大好きで過去作はほぼ全て観ているんですが、今作はその中でも相当好きな作品になりました。傑作
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.2

@シネマカリテ

うーん…80年代を描いた「ストレンジャーシングス」に便乗した感はありつつも、こうもレベルが違うなとなんかかわいそうになる作品でした。

ストレンジャーシングスはあの愛すべきキャラクタ
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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

3.8

@テアトル新宿

こんないくらでも気持ち悪く描けそうな話を、高良健吾の熱演でとても真っ当な話に思えたのは流石。イケメンなんだけど、誰からも忘れられた孤独な男というのも妙に納得感があるような地味さ加減も
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ロケーション(1984年製作の映画)

4.5

@神保町シアター


傑作だと思いました。森崎東監督作。
ピンク映画撮影のドタバタを描いた作品かと思いきや。

プールのシーンから主演女優の過去が徐々に明らかになっていき、後半、人生と映画が重なり、ホ
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東京裁判(1983年製作の映画)

4.5

@ユーロスペース

小林正樹監督渾身の大作(4時間30分!)
メインは東京裁判ですが、日露戦争から、日本の敗戦、その後の冷戦まで日本の近代史総ざらいの内容なので知ってること知らないこと含めて勉強にな
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真昼の不思議な物体(2000年製作の映画)

4.2

@早稲田松竹

アピチャッポン特集にて。
タイの一般の人たちにマイクを向け、「不思議な物体の話」の続きを考え、自由に語ってもらうというドキュメンタリーでありながら、その語りを映像化するという不思議な作
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

4.0

@新宿武蔵野館

マーダーズのパフカルロジェ監督最新作ということで、並みのホラー映画とは一線を画す作品になってました。
これでもかと精神的にも肉体的にもボコボコにされる美人姉妹とともに、僕も打ちのめさ
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.8

@UPLINK吉祥寺

結構好きな映画でした。閉店後の銭湯で死体処理をしているという設定も、なるほど確かに血の処理とかしやすいし、燃やすところもあるしなと納得できる、ありそうで無かった設定だと思います
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マーウェン(2018年製作の映画)

3.8

@シネクイント

ロバートゼメキス監督作でスティーブンカレル主演なのに全く話題にならず本国でも酷評、日本でも一瞬で上映終了になりそうだったので観てきました。
言うほど悪くもなく、人形相手の暴力描写や唐
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アラジン(2019年製作の映画)

3.2

@TOHOシネマズ日比谷

ディズニーの実写化の流れは正直苦手で、過去の栄光にしがみつく金の亡者なんだと冷めた目でみてしまうんですが、アラジンはガイリッチーが監督で、ウィルスミスが頑張ってそうなので観
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.8

@シネスイッチ銀座

少年はなぜ両親を訴えたのか。
なぜ少年はナイフを握ってしまったのか。

過酷すぎる状況の中、少年は懸命に生きます。ラスト、彼は初めて世の中に認められる存在となります。その笑顔だけ
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.2

@TOHOシネマズ新宿


チャッキーが殺しを覚えるのが「悪魔のいけにえ2」ってのがレザーフェイスファンにはたまらなく、名シーンが大スクリーンで観れて嬉しかったです。
映画自体はまあまあとしか言えない
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.5

@TOHOシネマズ日本橋

トイストーリー1〜3は大好きで、あんな完璧な終わり方をしたあとの続編ということで蛇足にならないか不安だったんですが、正直いらなかった気がします。
おもちゃの自立とか、子ども
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よこがお(2019年製作の映画)

4.0

@テアトル新宿

大変不穏で、恐ろしい映画でした。
深田監督は前作がよく分かんなかったんですが、淵に立つに並ぶような作品を撮ってくれて嬉しいです。

最初から映画に違和感があります。その違和感が不穏さ
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シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

4.8

@早稲田松竹

イ・チャンドン監督特集にて。イ・チャンドン作品は傑作揃いだと思うんですが、これが個人的には一番だと思います。

愛する夫を交通事故で亡くした主人公は幼い息子と、夫の故郷である密陽に引っ
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XYZマーダーズ(1985年製作の映画)

4.2

@新文芸坐

サム・ライミ×コーエン兄弟。想像以上にバカで呆れつつもやっぱり好きだわ。悪ふざけしてる時のサム・ライミはスペルしかり死霊のはらわたしかり最高。ブルースキャンベルがゲスト出演してるし。
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ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

3.8

@国立映画アーカイブ

赤木春恵追悼上映にて。
大好きな森崎東監督の現時点での最新作。公開当時はまだ森崎監督を知らなかったので、今回の上映は良い機会だと思い、観てきました。

認知症がテーマの作品を撮
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.0

@TOHOシネマズシャンテ

デヴィッドロウリー監督はア・ゴーストストーリーに続き、また傑作を撮りました…!
一人の俳優の引退作としてはこれ以上はないんじゃないかってくらいリスペクトと愛情の詰まった作
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