10歳という時期のストレス、残酷さが、大人目線の子供では無く、子供目線の子供の社会として描かれている。これまで観たことのない秀作。
そういえば自分にとってもこの頃が1番傷ついていたな、って思い出されま>>続きを読む
ライトに観られる作品でありながら、テーマとなる人種差別が、登場人物それぞれが抱える葛藤や、家族愛や、恋愛を通じて上手に描かれていている秀作。
主人公のオッサンがかっこいい
音とライブ感を表現しているアニメーションが素晴らし過ぎる。
10代の時に観ていたら、きっとブッ刺さっていた。
スカしてもなく、やり過ぎてもなく、全編通して自然と心にスッ〜っと響いてくる。
その感じがとてもよかった。良作です。
女の子ふたりのゆる〜く等身大のキャラクターと、見応えのあるアクションシーンのギャップに心踊らされる。
アクションに関しては子供の頃にジャッキー映画のアクションシーンばかりを何度も観ていた感覚を思い出>>続きを読む
25年振りに観た。
どのシーンを切り取ってもオシャレ映像で、ストーリーはとことんメンヘラ世界に突っ込んで行くだけという作品。
当時は岩井ブランドもあってカッコいい映画だったけど、時代の流れか、オッ>>続きを読む
緊張感の続く展開に最後まで目が離せなかった。
ただ、後味はスッキリしない。
親の愛みたいなテーマがしつこくグイグイ表現されているのだけれど、
物語の設定や表現の仕方がとても上手で、終盤では純粋に心に響いてくる。
良作と思います。
みんながギリギリのところで生きてる。
そんな中でバレエが「抑圧されたものからの解放」として象徴的に写り、踊る姿に涙が止まらなくなる。
ただ、ラストへ向かう終盤のストーリー、それだけが、個人的にはや>>続きを読む
常にポジティブに展開していくストーリーで、親と子をテーマにした深い感動と、観終えた後には温かさが残る映画でした。
物語の構成も巧みで、ミスリードを誘いながらの伏線回収が素晴らしかった。
巧みに組み立てられたストーリーの中で、必死に怪物探しをしている前半戦と、視点が変わり少年期のピュアな感情を描いた後半戦。
時系列の並べ方、見せ方、リンクした感じがとても魅せられる映画。
校長室での保>>続きを読む
この容赦の無さが、観ていてとても切なくて苦しくもあるのだけれど、最後まで一瞬も目が離せないストーリー展開は、韓国ノワールの代表作と言われるのもよくわかる。
心乱される良作です。
ホームセンターで働く夫とコールセンターで働く妻。
庶民的な範囲で描かれる物語はとても親近感があり、自然と入り込んでしまう。
誇張しすぎた表現と、もう少しコメディに振り切ってもいいんじゃないかという>>続きを読む
スリラーであり、コメディでもあり、多少強引な誘導はあるものの、それは織り込み済みでの見せ場が沢山。
「ハッピー・デス・デイ」同様、大好きなノリ。
海に面したステキなお宅、ロマンチックなシチュエーションにロマンチックな風景。
恋人のいるお互いが惹かれあって実る恋とその後に訪れる苦難。
ロマンチックの教科書みたいだけど、これはこれでステキな映画。
1分1秒にストーリーがギュウギュウに詰め込まれた、何でもありの超エンタメ映画。
どんな戦争映画よりも生々しく、いろんな角度から「生きる」と「死ぬ」が描かれている。結局残るのは悲しさと虚しさ。
戦争の虚しさが最も象徴的に表現された映画だと思った。
悲しい時代背景を子供目線で描いた、ファンタジックでありシリアスでもありアーティスティックでもあり、絶妙なバランスのステキな映画。
音楽も映像も心地よく響いてくる感じがとても良く、かといって退屈なストーリーでないところがいい。
何度観ても飽きない気がする。
コングやゴジラに感情を持たせてる感じがどうもスッと入ってこないまま終わった。
映画館で派手に観るに限る映画。
やたら走ってる映画。
途中までは昔のSABU監督の映画みたいで期待値がどんどん上がっていったが、
後半、完全にバイオレンスとアクションにシフトされ、個人的には早く終わればいいのに・・・と思ってしま>>続きを読む
統合失調症という病気を真っ直ぐ捉えながらも、描くテーマは普遍的なもので、ちゃんとそれが伝わってくるし、ちゃんとした青春ドラマになっているところが素晴らしい。
衝撃的なラスト。
そこに辿り着くまでの長い振りに耐えるだけの価値があるオチです。
テーマの為に、これだけ振り切った描写で映画にできるのはある意味では韓国映画の強みなのかもしれない。
「いったい何を観させられてるのか」と思うシーンばかりだったが、それもひっくるめての「悪魔を見た」な>>続きを読む
歌を通して、彼女の成長と家族の大切さを温かく表現したドラマ。
物語の構造は定石の作りだけれど、ラストは涙が止まらない。
終始、長澤まさみに怒りを感じるばかり。それだけ名演ということなのでしょうか。
容赦のない非情さに度々打ちのめされるのだけれど、その展開の速さと、ストーリーそのものの面白さは圧巻。
アドレナリンぶち上げられた。
パート1も良かったが、パート2は確実に1を超えた。
とても印象的なシーンが多い映画
人と交わることの難しさや孤独感をドライブとその背景全体で表現している感じが特に印象的。
役者論の会話や、何故ドライブなのかなど、いろんなメタファーが散りばめられてい>>続きを読む
パーカッシブで心地よい音楽とパワフルなパフォーマンス、そしてシンプルだけど巧みな舞台演出。
多くの人が夢中になる理由がわかります。