竜どんさんの映画レビュー・感想・評価

竜どん

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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.8

行こう行こうと思ってる内に最終週。
ムムム音響の世界超深ェ。
普通に観てると気が付きにくい映画における音響の重要性を解り易く説明してくれる。スピルバーグ・ルーカス・リンチ・ノーラン豪華巨匠達がズラリ並
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

2.6

美術(建築)に隙が無く、映像構成も凝り凝り(オープニングショットが鮮烈でカッチョイイ)、音楽の使いどころも上々『花のサンフランシスコ』が胸にクる。流石はA24作品、作り自体がエモーショナルだ。
…が、
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.5

仲間や家族が言葉遊びで繋がっているので台詞の字数は多いが、各々の感情を言葉の力に頼らず表現しきる構成はグザヴィエ・ドランの真骨頂。言葉にしづらいホントに微妙な心の機微が画面から伝わってくる。
一緒の時
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鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

2.9

香港ノアールとはまた違った田舎町ノアール。
常に鳴り続けるソウルフルなナンバー・九龍城砦跡の様な村民達の雑多で湿った生活感・雨と暗闇とネオンのギラギラのコントラストが猥雑でオシャレでカッコいい。退廃美
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ヒットマン エージェント:ジュン(2020年製作の映画)

3.0

クォン・サンウの三枚目キャラは好感がもてるし、アクションや特殊効果は丁寧に作られて迫力もある。ウェブトゥーン風のアニメカットインも今っぽくて新しい。…が、主人公本人も家族も味方も敵さえも隙さえあればギ>>続きを読む

メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ良い。
そんなにR&Bやソウルミュージックに詳しくなくても楽しめる!みんな観ろ!
ドキュメンタリーとしても非常に面白く秀逸。当時を語るMOTOWN「ファミリー」、収蔵映像も豪華で必見。
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

いや難解。展開も速過ぎて置いていかれてしまう。主人公の目的・敵の目的・両者の立ち位置・TENETの意味・アルゴリズムの機能・目の前で流れる事象ですら何が起きてるのやら作品の持つ意味の半分も理解できない>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.0

手紙送り主達の回想は作品の良さを改めて思い出させてくれて冒頭から涙が溢れそうになった。テレビ版鑑賞組の心の琴線に触れない訳が無い。ズルい笑。
移ろいゆく時代の流れの中、人の感情が「分からない」少女が「
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.1

日米両雄の視点から描いていて、戦勝国アメリカ万歳映画のみになってない点は新しい。…が、群像劇的で視点があっちこっち飛び過ぎて主人公がいまひとつ誰だかはっきりしない。史実なだけに双方共にさほどドラマチッ>>続きを読む

カウントダウン(2019年製作の映画)

3.2

見たら死ぬ使ったら死ぬ。古いところで『着信アリ』『リング』的なコンセプトなのだが、今時っぽくアプリ上のカウントダウンで表現することで使用者に刻々と迫りくる死の恐怖を視覚的にダイレクトに感じさせることに>>続きを読む

シチリアーノ 裏切りの美学(2019年製作の映画)

3.0

前半実にスピーディーにパレルモ派が殺されていく様はイタリア版『仁義なき戦い』(カウントアップが怖い…)。登場人物がかなり多い割には説明的描写が薄くあっさり退場していくキャラも多いので、予め有名どころの>>続きを読む

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.1

余命宣告された重病患者の残された日々というよく見る類の物語ではあるが、映画的にドラマチックなイベントやクライマックスがある訳ではない。リチャードにとって残された日々の意味は「何かを成し遂げる」ではなく>>続きを読む

狂武蔵(2020年製作の映画)

2.6

直近で観た坂口拓は『バーストマシンガール』だったので、痩せてね?と思ったのですが9年も前の素材だったのですね。若くて当たり前だw

武蔵の背後からの肩越しショットが多く視点が画一的過ぎで武蔵の表情も全
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

主人公コンビ・モリーとエイミー秀才ガリ勉設定だけど、全然内向きじゃなくって変な方向に前向きでヌケてて面白くて可愛い!二人の息の合ったかけあい最高!何スか♪何スか♪何スか攻撃www

一度きりの高校生活
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ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

2.3

最近日本ではこういうB級感溢れる設定の伝奇ホラーがあまり作られなくなったし、端々に表れる中二病全開の表現も嫌いではないが…イマイチ。

アン神父のスタンダードな悪魔祓い(「主の名において命ず」ってやつ
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.9

SMTのバースデークーポンが切れてしまいそうだったので事前情報無く何となくチョイスしたタイトルだったのですが……最っ高じゃないですかーーーッ☆☆☆
冒頭の「水かけゲーム」バカを共有できた青春時代を思い
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

2.4

題名が全てを物語る。
前半ディックの死因が分からない内は読めない展開と主人公(?)ジークのしょうもない嘘と稚拙なゴマカシにハラハラクスリできるものの、後半死因が割れてしまうとそのコントみたいな下品で不
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8日で死んだ怪獣の12日の物語(2020年製作の映画)

3.2

コロナ禍が物語のド直球の骨子になっておりタイムリー、登場人物達の設定が演者本人とほぼ同一なので緊急事態宣言時仕事が出来ずに家に籠もってた各々の生活が垣間見える様で楽しい。現実世界との違いは地球に怪獣・>>続きを読む

T-34 レジェンド・オブ・ウォー 最強ディレクターズ・カット版(2018年製作の映画)

4.3

実は初鑑賞。3時間越えの超長編と覚悟していたが、体感30分はブラフじゃなくホントあっという間☆☆☆最高!

戦車戦に特化したアクションが激アツ。『ガルパン』を実写化したらこんな感じ?って戦闘シーンにオ
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追龍(2017年製作の映画)

3.4

ド兄さんとラウ兄さん2大おっさんスター夢の共演香港ノアール!
『挽歌』シリーズよりも重苦(おもくる)要素が少なく、家族愛・仲間愛に熱く燃えるアウトロー達のR&Bに乗せた活躍が軽快にしてファンキー。
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.1

前作未鑑賞。サメ映画はZ級と決めつけて低ハードルで観たのだがなかなかどうしての秀作。海底洞窟と盲目ザメの組み合わせは好相性♪「閉暗所」「酸素欠乏」「モンスター」の迫り来る恐怖のトリプルパンチ。密着する>>続きを読む

イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

4.0

完結を鑑賞したついでに、レビューしてなかったなぁと思い再鑑賞。

サービス精神旺盛な章。
イップ師匠vs単騎・多人数(多過ぎ)の両方が存分に楽しめる。タイソン(ボクシング)・ムエタイ・詠春拳(門派が違
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透明人間(2019年製作の映画)

3.0

「透明人間」というと自らを実験台に後戻りの出来なくなった科学者の悲哀と狂気が描かれるコトが多いが、本作は「透明人間」の妻を主人公にその視点で展開。つまり「見えない」透明人間を「見る側」の視点で構成され>>続きを読む

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

3.9

ドニー師匠の『イップ・マン』はやっぱアガる。
カンフー映画不況の時代、ブルース・リー→ジャッキー・チェン→リー・リンチェイ(ジェット・リー)以来ひっさしぶりに自分の功夫欲を大いに満たしてくれるシリーズ
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アンチグラビティ(2019年製作の映画)

2.7

『ワールドエンド』等々気が付くとロシア作品が封切されてる昨今。ゲーム画面の様なサービス精神旺盛なVFXを開始直後から惜しげ無く披露。案外自分が見たい世界を今描いてくれてるのは露なのカモ。

コンセプト
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.5

同名長編同時上映にて鑑賞。
長編版より人種差別的テーマに特化していて衝撃。
白人の家族も黒人の家族も個々で見れば幸せなふたつだった筈なのに、理不尽な意識が憎悪の連鎖を繰り返させる。
短編だからこその絶
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

2.5

唖然。この作風は実験的なものなのか、本当に糞なのか?

主人公ベルナー本人の認識と現実が乖離し過ぎていて観ているコチラも混乱してくる。「綿密な計画が出来ている」としながら全ての行動がいきあたりばったり
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

2.7

冒頭や節目節目に挿入される入れ墨の除去手術シーン。
実際レーザー照射時に伴う痛みは相当なモノらしく、劇中主人公のそれに耐える様は観ているこちらの背中にも冷たい汗が吹き出してくる。
「人は、生まれ変わる
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

2.5

想像してたのと違った。
コレは救出劇ではなくて復讐劇なのだな。
第一作目から踏襲される同シリーズのテーマは「怒り」であるが、怨讐に囚われただ只管己の全エネルギーを相手の殺戮に注ぎ込むランボーの冥い目が
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.8

世界的名著『若草物語』を映像化。
超有名であるが故多くの方が粗筋を認識されているであろう作品であるが、細やかに表現された衣装や小道具・舞台背景・色彩でアメリカの懐かしき良き時代を再現しつつも、現代的な
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ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.1

人種差別を中心に、出生・性別・病歴・夫婦間の価値観の相違等々登場人物各々が抱える様々な人間の「違い」による軋轢が我々の胸に突き刺さってくる重い作品。

主人公ルースは「アフリカの北朝鮮」とも評されるエ
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ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

2.0

人物描写が粗い…というか、登場人物各々の役割がいい加減過ぎて、導入で(なんとなく)張られていた伏線が全く回収されることなく終わってしまう。主人公の幼少時トラウマやストーカー気質彼氏設定必要だったか?折>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

ユルい。ジム・ザームッシュ作品は『ゴースト・ドッグ』以来20年ぶり位に鑑賞(『パターソン』は未鑑賞)『GD』もユルかったけどここまで変な作風ではなかったよな。
アダム・ドライバーとジム・マーレイの主人
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ブラッドショット(2020年製作の映画)

3.0

緊急事態宣言発令後約2ヶ月ぶりの劇場鑑賞。
イオンシネマで殆どが再上映作品の中、新作らしい新作は本作のみだったので選択。すいてるだろうとは思っていたがまさかの一人貸し切りとは…初体験。

ヴァリアント
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囚われた国家(2019年製作の映画)

2.8

どこかで見たことがある様な無い様な世界観。エイリアンに地球を制圧されたその後の世界を受け入れた側(体制)と反旗を翻す側(寡勢)の「人間」同士の対立が描かれ、SFというよりはサスペンスの趣が強い。地味。>>続きを読む

CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.1

切り口は斬新。ゾンビ化(正しくは凶暴化)がウイルス原因による病状なら治癒も記憶の保全もあり得ることで、「回復者」が殺人を犯した「犯罪者」として差別の対象となる世界観も実際に起きそうでリアル。
人間であ
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