素晴らしき哉、人生!に負けず劣らずのクリスマスムービー、結局人にどれだけ優しくできるかがその人の人となりを決める。
全体的に政治的な思惑が絡まっていて、サンタサンは常に自腹を切らせるというエゲつない(>>続きを読む
ハリウッドを震撼させた映画、芥川原作だけど厳密には藪の中という作品で羅生門ではなかった。正直あの羅生門が来ると思っていたので、想定外のラッキーで期待の遥か彼方を超えていった。
あのなんか違うボレロも個>>続きを読む
リンマヌエルミランダの楽曲が持つキャッチーで力を感じるヒップホップ調のミュージカル楽曲は正にオンリーワン、出来れば英語字幕とかで見たかった。
自分が愛してやまないミュージカル"ハミルトン"で何度も聞い>>続きを読む
B級映画を久しぶりに観た、テンポ感ある小粋な前半とは打って変わって、午後のロードショーのような本物のB級が押し寄せる。
良いキャスト使って何してんねん笑
労働者の戦いの歴史が垣間見える。資本主義において我々を守ってきたのはアウトローチックな労働組合とストライキの存在。
黙って働くか権利のために苦汁をなめるか、資本主義社会における真のヒーローに焦点を当て>>続きを読む
腐った街チャイナタウン、正義も希望もない汚職と不信感に満ちた街。
一見成金っぽいジャック・ニコルソンが正義漢を演じているのは新鮮で、いつもの顔芸控えめで渋かった。
人間の嫌な部分が垣間見えるイヤーな映>>続きを読む
安定のA24映画界に確実に爪痕を残していく。
強烈な画とストーリーの中、頭がおかしくなってゆき、訳のわからない状況になってもなんの解説もなく話は進んでいく。最早どこに意思があり、誰の意志なのかも分から>>続きを読む
その辺のギャング映画とかよりも遥かに出てくる登場人物は全員クズ、他人を利用し引きずり下ろす事しか考えていないタイプの人間たち。感情移入は出来ないが振り切っていてエンタメとしての質は高い。
映像も画も歌>>続きを読む
真夜中のタクシー、歩み出すもの、苦しみを抱えるもの、夢のあるもの、金のあるもの、、移動という短い時間で彼らの時間は交差し、そして地球は丸いので皆が等しく朝を迎える。
基本的に演技は抑えめで派手さはない>>続きを読む
韓国映画のサスペンス、流石の面白さ。グロさと過激さのバランスを上手くわきまえている。
昔のDNA鑑定の酷さを考えるとあそこで私刑を果たしていれば...って思ってしまう。ただやったらやったでセブンと同じ>>続きを読む
あの老婆が瓶入れるシーンくらいしか三部作の共通項ないけどあそこでせせら笑う嫌な男には成りなくない笑
この3作目、自分はあのフェリーの事故は物凄い奇跡でそれが謎のタイムリープを起こして、退官判事は彼らを>>続きを読む
チート級に難しい、彼らの愛の物語。
彼らが共有するのは憎悪なのか純愛なのかそれすらも分からない、ただこのよくわからない独特な世界観にハマり始めている自分もいる。
ビフォートリロジーで圧倒的な美しさを放>>続きを読む
トリロジーの中で最高峰と言われているトリコロールの一色目、アマデウスとかもそうだけど芸術の中に交響曲とかが入ってくると自分の理解の範疇を超えてしまう。登場人物のフランス人らしい綺麗で繊細な感じは、らし>>続きを読む
本当アイルランドがイングランドと共に歩んできた歴史って地獄だな...ブレイブ・ハート的なレジスタンス系かなと思っていたら途中からイデオロギーの衝突になり、どちらの立場もなんとなく分かる分、テディの判断>>続きを読む
やっぱマーベルは最初のイントロがかっこいい。スター・ウォーズのシンプルな"Lucasfilm"も好きだけど、世界観全開のマーベル・スタジオのコミック調の奴は痺れる。
キャスト刷新で挑んだ今作、本来公開>>続きを読む
教育に恵まれた富裕層程何故か将来の選択の幅は狭く、そしてその選別は"教育"によって行われるという矛盾を孕んだ階級社会。
親は教育を放棄し、エリートを育てるために我が子から思考力を奪っていく。確かにお勉>>続きを読む
綺麗な映画に目がない自分、大自然×家族×ロードムービー×カラフルでポップな色、でハマらないわけが無かった。
バッハとかヨーヨー・マとかクラシックばっか聞いているかと思いきや唐突に大好きな"Sweet >>続きを読む
音楽と映像は楽しいけど、主人公の子が凄い嫌だった。黒人のパーティーに招待されて「私すすんでる!」って...差別のない平等社会を理想郷とかではなく、トレンドで格好いい事だと思うのは現代人から見て流石に感>>続きを読む
27歳っていう絶妙な年齢設定、人生まだまだこれから!っていう思いとそろそろ安定しないと!っていう思いが交差するタイミングなのかもしれない。
この作品ではかつての友人が上手く行っている中で自分だけ取り残>>続きを読む
アクション映画かなと勝手に思っており見てこなかったが、予想を裏切る良質サスペンスだった。
個人的にはデイビッド・フィンチャー感全開でめっちゃ好み、「セブン」「ゴーン・ガール」同様描写はかなりきついけど>>続きを読む
ブラッド・ピットは画になるな〜、中身そっくり変わっても変わらずに愛され続けるのはブラピクオリティの外見だから笑。
ほぼ主演はアンソニー・ホプキンスで、彼が二十年以上も前から今と同じようなキャラクターを>>続きを読む
無駄なものを取っ払ったら残ったのは"人だけ"、つまり演者と観客だけだった。シンプルだし基本歌だけだし、破綻しかねないフォーマットだけど、人のパワーを感じるのには最高の環境だったのかもしれない。
枠にと>>続きを読む
実話なのか、、あのリアルな時間経過のプロセスは真相に迫っていた者たちの歯がゆさを表していたのかもしれない。
フィンチャーらしさに期待するとこれじゃない感凄いけど、後世に残すという意味では彼が撮る意味が>>続きを読む
爆笑コメディ、ガイ・リッチーとクライムは抜群の相性。
f*ck, c*ntばっかで、イギリス英語で悪口を学びたい人はボキャブラリー上がりそう。
映画館で久しぶりに爽快映画を見れた気がする。
終始嫌な空気が流れていた、コニーは何でもない人に不幸を運びすぎる死神の様。
弟の為にあれだけ屑になれるのは逆に才能。
自分より弱い者に対する接し方ってその人の本質が表れてしまうのだと思う。過剰な保護や搾取や自由の剥奪、平等とはどうあるべきか改めて考えさせられる。
いつも一生懸命で、愛を持って接してくれる存在である彼ら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
有名なマーリンの殉職シーンを見るために鑑賞。
死んでいった敵が信念持ってたり人殺す気はなかったり、大統領の判断も民主主義的には実はありなんじゃないかと思ってしまう笑
大統領が代わって元薬中が継ぐってや>>続きを読む
ポール・ダノやっぱ良い役者、好きが増した。ちょっとやばい若者っていうポジションは彼の独壇場だと思う。新作バットマンのリドラー楽しみ。
この映画は正直めちゃくちゃで傍から見ると犯罪行為にも近いけど(とい>>続きを読む
4時間があっという間、逆にこれをどうやって2時間の尺にしたのか。秀作が大人の事情で凡作になってしまったのが3年前の作品なのだろう。意地のディレクターズカット、やって大正解。
フラッシュとビクターの過去>>続きを読む
認知症という本来絶対に感知し得ない体験、5W1Hから怪しくなっていき最後には自分という存在まで分からなくなっていく。
名前と顔が一致せず、時間間隔が飛び、適切な空間認知が出来なくなっていく、この難解S>>続きを読む
ベイビー・ドライバー的なライトなやつか、、と思ったが登場キャラが闇を抱えたディープな作品で想定外の面白さ。そしてライアン・ゴズリング×寡黙な男、難しい役柄だけど微妙な表情の使い分けが上手かった。
場面>>続きを読む
バードマンがオスカーの作品賞をとった年、伏兵の"boyhood"、タイプは全く違うが間違いなく映画史に残る。
リンクレイター監督って本当時間の魔術師だと思う、キャラを12年間実際に熟成させるって本当に>>続きを読む
これ何がすごいってジョージフロイドさんが亡くなったのがこの映画の後って所、デモの流れまでが一緒過ぎて阿鼻叫喚。
フィクションの世界では警官にも同情が買われていたが現実では容赦ない判決が下されている、現>>続きを読む
ロマネスク建築の名残が残るイタリアを舞台にした景観美を魅せつけてくるような作品。そしてその圧倒的な美の中で一際輝きを放っていた主演ティモシー・シャラメ、彼のナチュラルな美しさなくしてこの作品は無かった>>続きを読む
おそらくチャップリン作品の中で一番評価が高い作品(imdb 8.5)、評価に違わず非常に質の高いハートフルコメディだった。
今までチャップリン作品を観ていて思うのは彼は純愛を描く天才なんだな、と言うこ>>続きを読む