塩けんぴさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.7

キャストが豪華。ビビアンスー、久しぶり!笑
助かることがわかっているから気楽に見れる。ミシェル役の子が普通の可愛い子って感じで良かった。

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.8

身代金を払いたくない大富豪。
払ってしまえば他の孫たちにも危険が及ぶ、という理論はわからなくもない。でも、「金は空気のようにたくさんある」と言いながら、もっと稼ぎたいという欲を隠さない。
投資や節税以
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アウトポスト(2020年製作の映画)

3.7

圧倒的に不利な場所につくられた基地で戦う兵士たち。何のために命をかけているのかわからなくなる。
銃弾が飛び交う中に飛び出していくのは“勇気”なんて言葉じゃ表現できない。
上官のタイプが違うのが面白い。
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.7

過去と現在を行ったり来たり。過去の3人パートが本当に若い頃の3人みたいで素晴らしい。
ドナがモテるのはわかるなぁ。だからといって次々と…という気はするけれど、楽しそうだからいいか笑
最後の大団円で全て
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.8

とにかく楽しい。ABBAは名曲揃い。
ストーリーは仕様もないけれど、ミュージカル映画は音楽と映像を楽しむものだと思っているので、これで良し笑
名優たちの振り切ったバカ騒ぎがとても良い。

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.7

ホテルvs警察という構図ではあるけれど、あからさまに喧嘩することもなく、基本的には協力姿勢で進むのでとても見やすい。
お客さんを幸せにしつつ逮捕を目指すというのは面白い設定だし、俳優陣は豪華だし、ちょ
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.8

犯人や真相は早い段階でわかるけれど、逃走劇や真実を突きつけるときの緊迫感によって最後まで楽しめた。
主人公無双。ほとんど無傷。安心してぼーっと見ていられる。
深夜〜早朝だからって21の橋を全部封鎖する
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.0

記者と組んで雑誌の一面を飾る刑事。出世欲が強く政治に長けた刑事。女性への暴力は許せないが自分は暴力をフル活用する刑事。3人のキャラがとても良い。
よくある展開だけれど、反目し合っていた2人が共闘するシ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.9

セリフが少なく、場面が行動の途中でスパッと切り替わる。目線と絵、きれいな景色だけで構成される画面が美しかった。
画面から強い意思が伝わってきて、「しっかり見なければ」という感覚になった。
絵と音楽とと
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.7

1作目しか見たことがないけれど、「そういえば交差させてたなぁ」「階段!」とか、知ってるからテンションの上がる場面があった。
マシュマロマンは随分と小さくなってしまった笑
科学最高。

サマリタン(2022年製作の映画)

3.2

前半は低予算のアメコミ映画のようだったけれど、終盤のスタローン大暴れシーンはとても好きだった。
彼の正体はすぐにわかるし、ストーリーは粗だらけ。それでも、敵の多さに辟易しながらも相手を倒していくスタロ
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ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.5

1人でいるのが好きだったのに、あんなにアウトドア派に振り切って続くのかな?自転車は楽しそうだったな。
ジェクシーの声が無機質だからこそ狂気を感じた。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

ブラピはちょっと脱力した役が良く似合う。アクションは激しいしキレキレなのに、どこか抜けていてお茶目。
レモンがとても良かった。トーマスから全てを学んだだけあって見る目がある笑
ミカンとブラピがホームに
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.6

トイストーリーを知らなくても楽しめるSF映画。知っていると、おもちゃのバズとのつながりが感じられて楽しい。
今まで見たり読んだりしたことがあるSFがギュッと詰まっている感じ。伝えたいメッセージが明確。
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.8

冒頭の堅実な逃走に心を掴まれた。
その後の心惹かれ合う2人のパートも自然。子どもとの関わり方も素敵。
後半のパートでガラッと趣が変わるのが良かった。やたらと大きい武器で小さい部屋に攻撃をしたり、ぐちゃ
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.4

歌はとても良かった。
ストーリーにはノることができなかった。
嘘も方便の“方便”の域を超えてしまっているというか、真実を言うタイミングは何度もあったのに、自らその機会をスルーし続けていたことが残念。お
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

60年代音楽の使い方や服装、全体的な色合いがオシャレ。入れ替わりながらのダンスが素敵。鏡を使った演出も良かった。
バックダンサーとして出てきたときは、私もショックを受けた。落ち始めたら止まらないのね。
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.6

団地のシーンが好き。次々に湧き出てくる敵をなぎ倒し、ラストは足場を利用したアクション。狭い壁の間を降りながら敵を倒すシーンに興奮した。
ヨウコの5秒もかっこよかった。
無駄に長いなぁと思う場面もあった
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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

3.3

ノリきれなかったなー。集中して見続けることが困難だった。
最後に驚きパターンの映画だけど、そこに至るまでの過程に魅力を感じなかった。いらないエピソードもあった気がする。
主人公の憑依っぷりはすごかった
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1944 独ソ・エストニア戦線(2015年製作の映画)

3.6

ドイツとソ連に翻弄されたエストニアの人々。ドイツ軍に所属していたと思ったら、今度はソ連軍に徴兵されたり。エストニア人同士で戦わなければいけない虚しさ。
姉を通して、前半と後半で主人公が変わるのが興味深
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.9

苦しいなぁ。あんなに愛し合っていたのに。幸せそうだったのに。
気づかないうちに、気づいているのに見て見ぬふりをしているうちに、少しずつズレていく。夫婦って難しい。
結婚式で流した涙と、離婚が決定的にな
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.8

アクションが適度にグロくて良い!プレデターの多様な武器と多彩な攻撃がかっこいい。
1作目を観て回復の仕方に驚いたのを思い出した笑
ナルがいかにしてプレデターの弱点を見つけるのかを丁寧に描いていた。すべ
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評決のとき(1996年製作の映画)

3.8

名優たちの共演。見応えがあった。
最終弁論の最後の言葉にハッとさせられた。
ただ、あの一言で全てが覆ってしまうなら、法律とはなんなのか…という気もする。家を焼いたり殺そうとしたりした彼も“報復”な訳だ
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.7

良くも悪くも“エンタメ”って感じ。
旧シリーズの3人との出会い方がご都合良過ぎだけど、それもまた一興。ジェフ・ゴールドブラムの脚が長い!
恐竜たちとの追いかけっこは大迫力。地味にイナゴが恐怖。
メイジ
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ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)

3.5

不勉強ゆえにソビボル強制収容所のことを初めて知った。どこの収容所でも同じような悲惨なことが行われていたんだなぁ。
エンタメとしては、ラスト30分のハラハラ感が凄まじかった。逃げるも地獄、従うも地獄。命
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ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)

4.0

このストーリーがおおよそ事実だってことが恐ろしい。
この時代の人たちからすれば、男の子の世継ぎは必須だし、結婚が政治的な意味をもつのは当たり前。そんな世の中で、ブーリン姉妹が家族に翻弄されたり、王を翻
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スターリングラード(2000年製作の映画)

3.7

『同志少女よ、敵を撃て』を読んで、この戦いに興味を持ったから鑑賞。
想像以上に泥沼の激しい戦闘。街が街じゃなくなっている。
ロシアは女性も戦闘に加わっているという事実や、1人の狙撃手をヒーローとするこ
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エリザベス:ゴールデン・エイジ(2007年製作の映画)

3.4

エリザベスの内面にフォーカスしているので、ラストの「これにて一件落着」感にいまいち納得がいかなかった。
エリザベスが神聖なパワーを発揮し、孤独な女王としての覚悟を決めたということだろう。
衣装は前作よ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

家族の中で1人だけろう者じゃないことが、“頼られすぎる”という弊害を伴うことになるとは。
とても明るくて幸せそうだけれど、世間とは関わらずに生きる家族。ルビーの自立を通して全員が成長できて良かった。
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エリザベス(1998年製作の映画)

3.6

エリザベスが女王としての覚悟をもつまでのストーリー。
もともと気品とオーラは備わっていた。そのうえで女王として生きるために政治的な判断をしたエリザベス。政略結婚をしなかった背景が描かれていた。
いつの
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.9

受け入れない人もいるだろうけれど、仲間を見つけた。きっとその仲間の輪は広がっていくんだろうな、と思える物語りだった。
友情が嫉妬になって喧嘩したり、お互いの興味の範囲が変わったり、2人の関係性が微笑ま
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プロメア(2019年製作の映画)

3.9

CGの質感が自分とは合わないかなぁと思っていたけれど、開始早々からクライマックスかのような戦闘シーンで、あっという間に引き込まれた。
常にクライマックスかのような熱量。とにかく圧倒的な熱量。
敵との共
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親愛なるきみへ(2010年製作の映画)

3.5

サヴァンナは良い子だなぁと思っていたのに。ラストの展開はどうなんだろう…。
物理的な距離が離れれば心の距離も開いてしまう。だから隠し事をなくすために手紙でやりとりしようと決めたけれど、結局は会えない辛
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.7

2時間何を見ていたんだ?!という気持ちにはなった。つまらないわけではなく、“ぐいぐい迫ってくるタイカワイティティ”って感じ笑
アスガルドの現状。強いジェーン。子供を操るソー。1人だけド真面目なクリスチ
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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.8

見ている私も催眠にかかってしまわないか心配になった。
人物たちの動き全てに意味があるように感じた。無感情で人を殺める姿は狂気的だけど無機質。不思議な感情になった。
佐久間さんのあたりからラストまで、気
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

“無視する”という手段にでる母親が本当に嫌い。娘の就職先について絶望的な評価をくだしたり、褒めたら死ぬ病気なのも最悪。
レディバードが、17歳くらいの頃に感じるあるあるをギュッと詰め込んで、可愛いけれ
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