塩けんぴさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.8

若き日のお父さんが、真面目だし優しいし強い。ボスっぽくなり始めてからの表情がすでにゴッドファーザー。
一方のマイケルはなかなかうまくいかず。ファミリーがファミリーではなくなってしまう悲しさ。

エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

3.7

強い大統領。自らハイジャック犯を成敗していく。
ただ、犠牲も多かったなぁ。パラシュート大作戦のときには、巻き込まれて放り出された人もいたし、大統領のためなら命までなげうつ人も。
絶対に勝つとわかってい
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

こういう生き方も選択肢の1つなのかもしれない。なんとなく“自由”なイメージがあったノマドワーカーの実際の生活は、結局は同じことの繰り返しだったり、人とのつながりを重視していたりで、想像とは違った。
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

3.8

ロビンウィリアムズの一人芝居を堪能できる作品。
家族って難しい。ダウトファイアという役になりきることで、理想的な関係を築くことができたんだなぁと感じた。掃除をしながらキレキレダンスをしているところが可
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.6

タランティーノ作品とは相性が悪い。好みではなかった。ただ、長時間にも関わらず飽きることはなかった。
ブラピのキャラクターは好き。スタントマンであり、親友であり、雑用係であり。自分を卑下していないところ
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.8

想像以上にアクションシーンが多くて大満足。サクッと観るのに丁度いい。
両手が拳銃とくっついたら生活に支障がでまくり。ドアノブさえ回せない笑
ゲームの世界のようなアクション。
ニックスがカッコいい。
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.6

愛の形は様々ということか。
ジェーンの覚悟は相当のものだったろうし、当事者のホーキング博士は絶望を感じただろう。それでも2人で子供たちを育てあげたのはスゴいことだなぁ。
エディ・レッドメインの演技が輝
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.1

最初から最後まで緊迫した状況が続く。
3つの視点が時間軸を異にして進んでいき、ある一点で交わる。その瞬間は歓喜だったけれど、それも一瞬のこと。
ここからまだまだ戦争が続いていくことを知っているから、見
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チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年製作の映画)

3.4

ディズニーガチ勢じゃないから小ネタがわからなかった。
ただ、現実と2Dと3Dをごちゃ混ぜにしても違和感なく受け入れられるのはディズニーの凄さ。
修正前のソニックがいた笑

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.7

好みは前作。今作はそもそも何故ループするのか突き止める話。
お前が主役?!と一瞬焦った笑 ループ経験者は物分かりがいいし、科学者も物分かりがいい。
ダニエルはどこにいてもダニエル。
マルチバースが当た
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

主人公のキャラクターが良い。ビッチだけど悪い子ではない塩梅がちょうど良い笑
絶対にループするとわかった後にちょっと遊んでみるのは世の常wただし、今回のループは痛みをともなうから厄介。
そういえば、体の
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.7

ガンダムが白い悪魔と呼ばれる理由がわかった。ラストの戦闘シーンは、なぜか敵目線になってしまって恐怖を感じたw
モビルスーツの動きが滑らかで、戦闘に迫力がある。ドアンが強い。
カツレツキッカやマクベには
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.9

長回しの映画という感想。ラストの展開での長回しは臨場感があって良かったし、一気に静かになるのも引き込まれた。
ジャスパーがとてもいいキャラクターだった。飄々としているようで、愛情深い。
主要キャラクタ
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.9

妄想と過剰な自信と行動力。全てを兼ね揃えた厄介なファンが、特別な一夜を手に入れる。
パプキンが行動を起こさなかったら機会は二度と訪れなかったかもしれないし、あんなことをしなくてもタイミングは巡ってきた
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.9

チャーチルが首相になって27日間の記録。ダンケルクでの作戦までを描いている。
戦時下であり、劣勢の中でリーダーシップをとるのは大変。今でこそリーダーとして素晴らしかったと言われているみたいだけれど、当
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.8

特に前半のテンポ感と、2人のすれ違いが好きだった。コミュニケーションが下手なダーシーが可愛らしい。
母親が、自分は“繊細”だと言い張っているのがおかしかった。どちらかといえば図太い。嫌いなタイプ。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

とにかく最高!
前作をきっちり踏襲した作品。開始1分で興奮ポイントがやってくる。私はカタパルトにいる人になりたい。
マーヴェリックが若い子たちを見守る物語りかと思いきや、マーヴェリックが大活躍するマー
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

3.9

ファンタジーの中にリアルがぎっしり詰まった作品。
自分の思い通りに相手を動かすことができるという気持ちが傲慢さにつながる。相手に求めてばかりで自分自身が変わらないままだと、いい関係は築けない。
2人が
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.3

まさかオスカーアイザックが演じていたなんて!キレキレのダンスが胡散臭さを倍増させていた。
ストーリーに驚きはない。“AIが人を超える”的な流れ。終始静か。ラストもわざと音を聞こえないようにしていたのか
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ダニー・ザ・ドッグ(2005年製作の映画)

3.8

徐々に人間らしさを取り戻していくジェットリーが子供のようで可愛らしい。ピアノと触れ合った時の目の輝き!
戦い方に関してはいつものジェットリーという感じ。デスマッチは相手の格好が“まさに”で面白かった。
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ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

3.6

語りの部分が多めだったけれど、テンポが良くて見やすかった。船の偽装のテンポ感が好き。
ジャレッドレトが若くて綺麗。一般的な道徳の持ち主だったからこそ、兄に乱されてしまった弟。可哀想に。
戦争で稼ぐ人や
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スニーカーシンデレラ(2022年製作の映画)

3.7

音楽が好き。THEミュージカルって感じで気分が明るくなる。
ストーリーはシンデレラなので、義兄弟はムカつく。もともとのシンデレラも、義姉妹が嫌い故に『シンデレラ』という作品自体が苦手に思っていたから、
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僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

4.0

とても心地いい映画だった。
父親がいないことを心の底では気にして生きているけれど、周りの人たちの優しさに包まれて素直に育つJR。
伯父さんがかっこいい。学歴はなくても、生きていくうえで重要なことを甥っ
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

最初はどこか無邪気な青年って感じだったのに、2年後には成功したけれどお金に取り憑かれた人になってしまった。
そもそも1人殺めているし、罪を重ね続ける。でも同情したり、人としての道徳はあるようにもみえた
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.8

胸糞悪い事件を取り扱っているし、暴力による自白の強要が凄まじいけれど、エンタメとして面白かった。
この人だ!と思った人が違った時の喪失感。近くにいるはずなのに姿が見えない怖さを感じた。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.5

私の好みのど真ん中の作品。
ホラー風の演出がとても好き。マーベルがホラー?と疑っていたけれど、予想以上にホラー演出がハマっていた。追う側をワンダにやらせるなんて!
個人的に思い入れのある、別世界の住人
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

全然スッキリしない。そしてスッキリしないことがこの映画の伝えたかったメッセージなんだろうと思った。
ポップな色遣いは可愛らしいけれど、キャシーがあの頃のまま止まってしまっていることを示しているのかな。
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.8

頭はいいけれど自信がなくて臆病。自分には他の人よりも多くの選択肢があることは薄っすらわかっているのに、今の居心地の良さから抜け出せない。
ウィルの友達がいい子達。“立派な”大人から見たらゴリラかもしれ
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フェイス/オフ(1997年製作の映画)

3.9

顔を取り替えて捜査を始める…と思いきや、早々に違う展開がやってくる。
アクションが派手。銃を撃つときに無駄に跳ねたり回ったりするのが“映画!”って感じで好き。飛行機だったりモーターボートだったり爆発だ
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グッドモーニング、ベトナム(1987年製作の映画)

3.8

怒涛のひとりおしゃべり。残念ながら字幕を読んでもジョークの意味や本質は理解できなかった。それでもロビンウィリアムズの様々な声色を使い分けてのDJっぷりは見ていて楽しかった。
女の子へのアプローチの仕方
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.9

前半の罵詈雑言がすごい。大声でスラスラと相手を罵り続ける教官がもはや面白い。言われ続けた方はたまったもんじゃないよなー。彼がおかしくなるのも無理はないよなー。
後半はまさに戦場が舞台。ミッキーマウスマ
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.8

通信を復活させるまでの工程がとても良かった。自分の身は“知識”と“体力”で守る。
絶望的な状況でも軽口を叩いたり、おどけたポーズをしたり。宇宙にいくには強靭なメンタルがなきゃ駄目なんだな。
地上組の人
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

4.0

前半の豪華絢爛な新婚旅行の見せ方が好き。ブークが登場人物たちを一気に説明するセリフがあるけれど、その説明を聞かなくても個々の動きや表情、ちょっとしたセリフでキャラを明示していたのがとても良かった。
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.8

とにかく楽しく観れる映画。こういう子ども向けの映画は癒される。
ソニックがとってもおしゃべり。1人で野球をしているシーンは可哀想になった。
映画マニアの設定が良い。X-menのクイックシルバーオマージ
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.9

心温まるファンタジー。野球選手を知らなくても楽しめた。
夫婦関係がとても良い。夫の夢に前のめりで協力する妻。なかなか出来ることじゃない。周りから馬鹿にされても、信じてもらえなくても続けるってスゴい。
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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.5

ペンタゴンペーパーズを鑑賞後、ウォーターゲート事件について少し調べてから鑑賞。
情報を流していたのが、まさかの副長官。こんなに強力な内部告発者はいないだろうな。
あくまでFBIを守り、国を守るための行
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