takesさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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キングダム(2019年製作の映画)

3.9

原作を知っているからこそ、この作品が実写化することを強く反感を持った。この作品の登場人物達それぞれが持つ独特の存在感、カリスマ性は原作でしか表現出来ないと感じたからだ。
しかし映画を観て、原作に近く、
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.5

マンガチックな脚本があまり好きになれなかった。恋愛要素抜きで見ると内容の薄い映画。演者、製作陣は質が高く良かった。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

題材が韓国独特の格差社会を題材にしたもので、ある種の創造の世界の話を見ているような非現実感がこの物語の面白さを増長しているように思う。アカデミー作品賞を取っただけあり、総合的にクオリティの高い作品。格>>続きを読む

ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

これまでの作品を大きく超えていると感じた。度が過ぎた悪事、警察車両でのカーレース、見方に警察も加わり何が正義かもわからなくなる始末。アベンジャーズやアルマゲドンのパロディ感もあり、振り切った面白さがあ>>続きを読む

ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.6

怒りをテーマにお馴染みのアクションで楽しめた。が、これまでの作品を超える点がなかったので物足りなさを感じた。

ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.7

1度同様の爽快感。個人的には1よりもストーリーがシンプルで楽しめた。、

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.6

スピードが全ての世界観が新鮮なカーアクション。
音楽や描写も独特かつハイセンスで良かったが、その独特の構成にのために理解が追いつかないシーンが多くあった。

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

4.0

ドン底と大逆転劇をとにかくリアルに描くザ•池井戸映画。
良くも悪くも映画らしさが無いが、脚本、キャストが素晴らしく見終わった後の満足感が高い。
死亡事故を題材にしているだけに暗いシーンが多いが終始惹き
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

構成、描写、役者、音楽など総合的に優れた作品。そして何よりも脚本。最後に出てくる格言がこのストーリーの全てだと思う。第一子の誕生を控えている身として学ぶことが多く、心に響いた。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.8

美しいの一言に尽きる作品。ジャンレノとは最高に渋いし、若いナタリーポートマンは最高に可愛い。2人のぎこちない関係と完璧な殺し屋という題材にギャップがあるがそれが調和しているようでもあり、洗練された作品>>続きを読む

宇宙兄弟(2012年製作の映画)

3.5

好きな漫画、好きなキャストだけに映像が安っぽかったのが残念だった。
最後は良かった。

世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方(2014年製作の映画)

3.6

恐らく初めて観たドイツ映画。
社会的弱者である子供と老人が、つまらない大人を見返してしまうというコンセプトが強く、芯のある作品。
笑いながら見られて暖かい気持ちになった。

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

主人公の半生における複雑な心理状況を体験したような、新しい映画の形を観たような感覚。監督の他の作品も観てみたくなった。

映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.8

想定していたよりずっとずっと深い話だった。イジメをしていた者が主人公というのが斬新であったし、その苦悩の描写が実にリアル。当たり前のことを考えさせられる、背筋がただされたような気がする。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

男なら誰でもワクワクしてしまうゲームやメカを題材にした映画。この手の未来予想的な作品の弱点ともいえるが、ストーリーに隙が多く、観終えての満足感は薄かった。
ただ、CGのクオリティは今まで見たどの作品よ
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.6

マークザッカーバーグがFacebookを作り、成功するまでを再現した作品。
ノンフィクションなだけに映画的な展開を期待すると、ややありきたりなサクセスストーリーのようだが、マークザッカーバーグに関心が
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.8

カッコイイ女性ダンサーの世界観が新鮮で、かつストーリーがはっきりしておりまさに名作の貫禄。
個人的には、展開がはっきりしているストーリーにもう一癖あってもいいかなと感じたためやや厳し目の評価。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

素晴らしい!60年代のアメリカを舞台に、センスのあるコメディ要素、スリルのあるシーンやアクションもあって、言葉では表現しきれない気持ちよさが随所にあった。BGMもセンス◎。プラピとデカプリオのコラボは>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.8

エルトン・ジョンの半生を描いた作品。ボヘミアンラプソディーの監督の作品ということもあり、似ているびょうしゃがあったが、構成が違い、こちらの方がミュージカル色強め。主演の演技力、歌唱力はさすがプロといっ>>続きを読む

東京家族(2012年製作の映画)

4.1

タイトルの通り、どこにでもあるような家族の物語。
コミニュケーションが便利になったことで人間関係が希薄になりがちな今の時代だからこそ価値がある。
どこにでもある家族のありきたりなやりとりが、温かく、心
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天気の子(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

前作の『君の名は』が、想定外の展開、伏線回収の連続だったことで最初のインパクトが大きかっただけに、今作は裏切りがなく、伏線回収の様な気持ち良さも少ない物足りなさを感じる結果となった。
しかし作画の美し
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.9

唯一無二のオリジナルサウンド、
両親や兄、ヒロインのどこか陰のある脚本
ジョンカーニー節炸裂といった作品。
80年代アイルランドのレトロなファッション、音楽、時代背景が加わってよりセンスある作品に仕上
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.9

ジョン・カーニー監督の作品を観たのは、大ハマりしたはじまりのうた以来2作目だが、こちらも作風に通づるものがあり、良かった。展開に派手さはなく平穏であり、この作品を番人向けにしたものがはじまりのうたとい>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.2

音楽を題材としており、素晴らしいアクションがあるわけでも劇的などんでん返しがあるわけでも無く、他の名作と比較するのは難しいが、観ていてこんなに気持ちが良くなった映画は無いと言えるほど心踊る映画。この映>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.1

最初から最後までハラハラな展開が続くハイクオリティアクション。振り切った世界観と汚い中にも美しさのあるシーン描写にハリウッドの本気を見た気がした。未来の地球という設定にも強いメッセージ性があり、間違い>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.1

設定は病のヒロインを扱ったベタなもので期待せずに観たが、良かった。ネタバレを避けるため内容については書かないが、情景描写が非常に上手く、知らない監督の方だったが他の作品を見てみたいと思った。

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

4.1

面白い。映画序盤に実話に基づいた話と紹介があり、よくあるドキュメンタリー調の映画かと思えばそうではない。しっかり起承転結があり、常にハラハラ感のある爽快アクション?で常に引き込まれた。また、トムクルー>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

名作。作品全般が30年以上前の作品とは思えないクオリティであった。
『昔はなんであんなことできたんだろう』そんな誰もが覚えのあるノルタルジックな気待ちをそのまま映画にした様な作品。
少年達のバイタリテ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.9

戦時を生きた1人の女性を描いた作品。独特の柔らかいテイストで当時の生活模様が表現されており、引き込まれた。ストーリーは戦争の厳しさを女性の感情とともに描かれており、その無情さに心を打たれた。今の世に残>>続きを読む

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.3

良くも悪くも設定に現実味がなく、かつエキストラの棒読みが気になってしまい、引き込まれる面白さがなかった。
しかし、現代人がいかに文明の利器やインフラに頼りきっており、それを失った時に無力なのかを知る資
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