デヴィッド・フィンチャー監督の作品だと思って見ると肩透かしを食らった感じになる。
自分の思想を終始語っているから字幕で疲れた…。
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ヤン・シュヴァンクマイエルの作品と引き合いにされがちな作品だけど、個人的にはこっちの気持ち悪さの方がこたえた…。
まず最初に出てくるケーキの中から虫が湧いてくるのも、白い顔の女の人も不気味すぎる。
そ>>続きを読む
人種差別の歴史は遥か昔からあって、この作品でも問題を抱えているのは大人たちだった。
それなのにパッケージは子どもの顔というのはただでさえ濃度の高い20分以上に訴えかけるものがある。
『桜桃の味』の終わり方があまりに衝撃的すぎて、どういう監督なのか知りたくて三部作を見た。
なんとなくの雰囲気は分かったけど、あまりに独特な作風で楽しむには鍛錬が必要とされそうな…。
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子供の声を全く聞かない大人たちに終始いら立ちを覚えた。
子供には子供にしか分からない不安や焦燥感がある。
大人になってその気持ちを忘れてしまうばかりかバカにするような態度を示されるのは、子供にとっては>>続きを読む
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これほどまでに真に迫った愛を描いた作品に初めて出会った。
お互いをかばい、許し、慰め合うなんてそんな生ぬるいものじゃない。
交互に写されるチェン・ニェンとシャオベイの取調べ室での供述シーン、2人の嘘に>>続きを読む
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ホロコーストから逃れ、家に帰りたいだけなのに行く先々でひどい目に遭う少年。
首から下を埋められカラスに襲われ、自殺を目の当たりにし、次々襲い来る苦難に少年にも少しずつ醜悪な心が巣食っていくのがつらかっ>>続きを読む
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パッケージの感じから夢見がちなファンタジーSFだと思ったらがっつりディストピアでびっくりした。オーウェルの『1984』を思わせる徹底された管理社会。不都合なミスがあっても完全に抹消される。間違えられて>>続きを読む
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『アリス』『オテサーネク』に続きヤン・シュヴァンクマイエル3作目鑑賞。
立て続けに観たくなるほど癖になる世界観。
終始意味不明で何が起きているのか分からなかったけど、悪魔を呼んでは追い返し呼んでは追い>>続きを読む
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探して、待って、すれ違って。
これほど人と人との間にくっきりとした境界線が見えた映画は無い。
自分に理解できない人は理解できないまま。誰かが真相を知ることもない。
家族だとか、血の繋がりなんて理由は時>>続きを読む
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有名な頭爆発シーン、かなり序盤だったから油断しててびっくりした。
最後の超能力合戦、めっちゃぐろいけどお互い必死に念じ合っててなんか笑っちゃった。
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スリラー系ホラーだと思ったらそれだけじゃなくてラブコメ要素も入ってておもしろかった。
殺される度に同じ日をループするのを利用して犯人探しをする過程でどうせみんな忘れるからって裸で校舎歩き回ったり平気で>>続きを読む
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『アリス』を観て気になったので。
やっぱりこの監督のセンスがとても好きだ。
気持ち悪いけど嫌じゃない、絶妙なラインを突いてくる。
いくら我が子のように育てたものでもあそこまで暴走したら擁護しきれないと>>続きを読む
正直初見だと全然わからなかった。
なんかわからんけどすごいことが起きてる…って感じ。
解説読んでもう一回見返したい。
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軽い気持ちで見始めたのに、子供たちが決められた型から外れてそれぞれの特技を活かして成長したステージ演奏では思わず涙が出た。
サマーが美人でかわいい。
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不快感5000%みたいな映画だった。
ドライブ中、家族仲睦まじくクラシックの曲当てクイズやってたらタイトルと同時に唐突なパンクロックが流れるし、しかもこの曲が息子を追い詰めるシーンやラストシーンでも使>>続きを読む
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途中までは好きなタイプの静けさのある映画だと思っていたけど、ラストが唐突であまりに難解すぎた。
穴の中に入った時、雨が降っていたのは絶望的な意味合いだと思っていたけど、イランでは春によく雨が降るから春>>続きを読む
ホラーだと思ったけど違った。(ある意味ではホラーだけど)
老人から見た世界は生きづらすぎる。
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独特なテンポと世界観、めちゃくちゃおもしろかった。
B級のようでしっかりした作品。
何度も喧嘩するのに地球に帰れるチャンスを棒に振ってでもキン・ザ・ザ星人を見捨てずに助けて優しい。
クー!って思わず言>>続きを読む
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成功して満ち足りているように見える人にも何にも埋められない孤独がある。
仕事が忙しくてもご飯一緒に食べたり泳いだり、めちゃくちゃいい父親じゃんと思っていた矢先クレオが車の中で突然泣き出してやっと気付い>>続きを読む
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はじめはつまらなくて観るのをやめようかと思った。
痛みで“生”を感じることに共感ができなかったから。
だけど物語後半でタイラーの正体が分かってからはスリリングでおもしろかった。
観終わって考察読んで伏>>続きを読む
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ウニと親友が万引きした時、ウニの父親の店を親友がバラしたことも、謝らなかったことも最初は全然理解できなかった。でもそれは幸せなことだったんだと思う。日々暴力に晒されている彼女たちの気持ちが理解できなか>>続きを読む
シンプルで色鮮やかな服に飾りたっぷりの帽子、街並み、全てが可愛い!
ミュージカル映画はあまり得意ではなかったけど途中からは何も気にならず楽しめた。
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好きなことを自由にやってる人間に憧れて真似したくなる気持ちはめちゃくちゃわかる。
でもその人たちのバックグラウンドまでは真似できるものでは無いから同じことをしても同じ気持ちを得られる訳でもない。
憧れ>>続きを読む
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1週間をルーティンのように繰り返すようで、少しずつ違う。
自分の何気ない日々にきっと気付けることがまだあるはずだと思うと、わくわくする。
ブルドッグ可愛い。
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『エヴォリューション』を見たのでこちらも数年ぶりに見返した。
最年少の赤リボンのクラスが生き物について学んでいる時、先生が人間の絵をして「これがあなたたち。1番進化した種よ。未来の子供たちは一層進化し>>続きを読む
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序盤でファミリーの名前が覚えられず置き去りにされてしまった。
ジョジョ5部を思わせる感じがあったけど荒木飛呂彦先生がめちゃくちゃ好きな作品だということを知り納得。
冒頭の結婚式のシーンは色とりどりでレ>>続きを読む
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ストップモーションと実写の融合。
子供の頃観ていたら間違いなくトラウマになっていたと思う。
出てくる人間はアリスただ1人。アリスの口元の映像とともにお話が語られる人形劇のような構成が面白かった。
アリ>>続きを読む
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ヴィム・ヴェンダースとペーター・ハントケの共同脚本ということでずっと気になっていた作品。シネマメンバーズで見逃していましたが、Huluでミニシアター特集をやっていたので。
自殺しようとするものの肩にそ>>続きを読む