サド和尚さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

サド和尚

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スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン(2012年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

質量感あるよい子のお友達には観せられないところまで描けてしまう、抜群のCGモデルは、さすが。
何より、よりパワードスーツ寄りになった機動歩兵の厳ついボディアーマーや、3の時よりずっとコンパクトに、かつ
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コンタクト(1997年製作の映画)

4.2

SFの皮を被ったファンタジー風味の心の旅。宗教と科学の対立も織り込まれますが、こちらも味付け程度。何が正しいかと余計なおたごめかしはせず、さりげなく観た者に考えさせてきます。普段あまりSF作品を観ない>>続きを読む

世界最速のインディアン(2005年製作の映画)

4.1

アポ無しじいちゃんアメリカへゆく。
ゆるい旅立ちまでの少年との触れ合いも、継ぎ接ぎの愛車と行くロードムービーパートも、人付き合いに疲れた現代人には冗談だろと斜に構えてしまいそうですが、観ている内に自然
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

司馬宙の様に「みんなの願い」とまではいかないけれど、ポルノとヨーグルトばっかり喰ってるしかない孤独なロクデナシが、たった1人の切なる願いに応えるまでのお話。煽り文句の「胸熱」に偽り無し。静かに染み入る>>続きを読む

マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)

3.7

「メキシコとの国境に壁を築く」との某国大統領閣下の目標を聞いた時、誰もが思った事でしょう。
「そんなばかな。現実がマチェーテに追いついてしまうぞ」と。

前作ヒロインだろうと別作品で主役してもらった人
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凶悪(2013年製作の映画)

3.7

どいつもこいつも一皮剥くと…というお話。マトモな人は上司さんだけかもしれない。まあ、始末されるのも燃やされるのも、だいたい法廷に引きずり出されるのも悪を成す人だけですから安心して観られます。
無辜の市
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処刑人(1999年製作の映画)

4.1

クールなパッケージからは想像出来ない行き当たりばったりスラップスティックコメディと、パッケージ以上のスタイリッシュ処刑、それと発狂気味のウィレム・デフォーさんがいい塩梅に噛み合った、バグパイプが鳴るダ>>続きを読む

ABC・オブ・デス(2012年製作の映画)

2.5

石でも玉でも詰めてしまった超短編作品集です。「死のオリンピック、日本開幕」という煽りが、こちらな嫌な期待に拍車をかけてきます。

結果をみれば、日本から出陣したFZが1番ひどい。理解が難しい他人のマニ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.8

血も涙も無い方なのに、劇場観覧でここまで深めに心抉られたは事は無いです。2回目はとても観れる自信がありません。
3人一緒にホンワカしてるとこだけ観たかった。観るんじゃなかった。
そんな素晴らしくも辛過
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ジターノ(2000年製作の映画)

2.5

上質な男性フラメンコのオマケに、ヒターノギャングのお話が付いてきます。おまけの方が長いです。
とはいえ、アンダルシア地方を舞台としている数多くない作品の一つではありますし、さすがホアキン・コルテスさん
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セッション(2014年製作の映画)

4.9

ネイビーサージェント節に近いののしり先生と、血を汗となみだを流さざるを得ない教え子がフルメタルジャケット前半するお話かなと思って観てみたら、半分くらいは予想と違っていました。

土足で琴線でも何でも蹴
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ブレード/刀(1995年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

背徳の街と無情の荒野に、復讐と殺戮の旋風が吹き荒れる、怒濤の片腕剣戟武侠活劇。
に、どうしようもないほどモヤついた、モテ期到来で何か拗らせてもうた女子の自分語りが付いてきます。
まあ、そんなモヤつき要
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黒帯ドラゴン(1974年製作の映画)

3.5

ジム・ケリー主役の映画とかないかな、と思ってた時にムービープラスがやってくれなすったやつを観ることが出来ました。

そうだこのシャウトだ、このアフロだ。パンイチで泡パを開催して泡海の中に野郎どもを沈め
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

深刻な状況なのに、終始誰かが何かしらしくじっていてドタバタしている肩凝り無用のクリスタッカーさんうるせえSF活劇。
ジャン=ポール・ゴルチエさんはスイートスイートエンジェルだよ(監督談)
軽妙な台詞の
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燃えよNINJA(1981年製作の映画)

4.0

ショー・コスギさん以外ロクに正座が出来ないニンジャが出て殺す映画。しかしなんの問題もありません。こんなものを見せられては、ニンジャブームに火が付くのも仕方がないのです。
忍び辛い色の忍者装束、わざわざ
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.1

おひとりさんクリスマスを寂しがらんでよくして下さった映画。クリスマスが近付くと観たくなります。
唯の恋愛だけでなく、親子愛、友情、底抜けの阿保等々幅広く要素が詰め合わされており、甘いばっかりでないのが
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ガメラ3 邪神<イリス>覚醒(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

満月を背景に繰り広げられる雲海を泳ぐ京都上空戦の華麗さは、2017年現在観るとさすがにCG、多少の型落ち感はあるが、それでもまだまだ色褪きったものでもありません。
巨大怪獣映画初の怪獣どうしの屋内戦な
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

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長回しが長過ぎて疲弊の極みに達したため、評価不能。最後まで観るのがしんどい作品でした。

用心棒(1961年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「俺ァ『用心棒』見ると、胸がすっとすんだ!」

痛快娯楽時代劇。もしかして三船敏郎さんのPVなんじゃないかと思ったりします。
器用なんだか不器用なんだかわからん無宿人が、妙に立ってる二癖三癖ある悪党ど
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