もたさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

サウンド・オブ・サイレンス(2001年製作の映画)

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とりあえずクソ放題つけないで。ブリタニー・マーフィーは『17歳のカルテ』の延長のような演技。ツッコミどころ満載で大味だけど面白い量産型の映画っていう印象を出ない……。

鬼軍曹ザック(1950年製作の映画)

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アメリカ兵と韓国人少年の交流。『チャイナ・ゲート』同様に、彼らの周りには日系二世やアフリカ系という他の戦争映画ではあまりないような人種の配置。終盤にかけてかなりめちゃくちゃな寺院と仏像が出てくる。

拾った女(1953年製作の映画)

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スリの映画。フラーですらコミュニストを目の敵にする映画を撮っていた時代か。ちゃんと(唐突に)箸で食事する人が出てきて感動した。暴力が壮絶だな。カラッとしてなくて、血生臭いというか。

DAGON(2001年製作の映画)

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怖かった。スチュアート・ゴードン流石だな。

岸和田少年愚連隊(1996年製作の映画)

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大河内奈々子って『牡丹と薔薇』のぼたんか。顔変わりすぎてわからなかった。
芸人たちの演技が上手くもなければ下手でもないという微妙さがそのまま映画の評価になるな。正直1/3くらい聞き取れなかったような気
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快楽(1952年製作の映画)

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100分くらいに3話のオムニバスとのことだけど、2話目が中編くらいあり(しかもその中でさらに視点が変わったりする)、あとは20分ずつくらいかな。
オフュルスすごいな。というかベッケルしかり、ルノワール
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果てなき船路(1940年製作の映画)

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ジョン・フォードの映画はゆったりしててあくびが出るようなものもあるのだけど、『肉弾鬼中隊』同様、ダドリー・ニコルズの脚本だからか、これはめちゃくちゃおもしろい。そして噂通り撮影が凄い。ラストショットな>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

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短編出オチ的なソリッドシチュエーションスリラーかと思いきや、結構掘り下げられてて素晴らしいな。

極道大戦争(2015年製作の映画)

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少年の髪型がパンチパーマになったの笑えた。三池作品全般に言えるかもしれないけど、もう少し丁寧に作ってくれと思わなくはない。

彼とわたしの漂流日記(2009年製作の映画)

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案山子に話しかけるくだりはまんま『キャスト・アウェイ』だったけど、近くに街があってもカナヅチだから渡れないというのは斬新でおもしろかった。いや頑張れよとは思うけど。鳥のフンから耕作始めるのもいいな。

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

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真相が予想の範囲内で思ったほど驚きがなかった。『スイス・アーミー・マン』は奇を衒いすぎて微妙だったけど、こっちは気まずさとかちょっと笑えた。グダグダな犯行&後処理ということで『殺人幻想曲』思い出した。

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

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脳筋馬鹿野郎が転落する話で内心(俺のための映画じゃん)と思ったけど、実際スポーツやって優生思想や支配欲拗らせる人とか結構いるんではないかな。なにしろ「私は最新鋭のマシンだ」だから。彼、一個絶対に許され>>続きを読む

おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

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田中裕子綺麗だな。綺麗すぎてミスキャストにすら感じる。寂しさちょっとうるさい笑

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

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石井克人とか岩井俊二とか、レイト90sのある種の作品にはギョッとするような異様なものがあるな。『彼氏彼女の事情』といくらでも類似点あげられるけどこの暗さ。ちょっとしたニュアンスの違いで方向性って変わる>>続きを読む

チャッピー(2015年製作の映画)

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ウルフカットのヒュー様が予想外の怪演を見せたのに驚く一方で、この大根役者たち誰?と思ったら、南アのアーティストか。不思議な企画だな。

MUD -マッド-(2012年製作の映画)

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シェリダン少年かわいい。客観的に見てサスペンスなのだけど、彼の目から見ると男性としての自我に関する問題が引っかかっているのが良くできているところ。サム・シェパードの役が美味しい。

Flipped(2010年製作の映画)

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サム・フリークスにて『ゲット・クレイジー』と二本立て。前回はムーディソン特集(心の一本『ニュー・カントリー』に出会った)でカレンダー見たら3年半前。本当はもっと参加したかったな。
最高。ラブコメまじで
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ゲット・クレイジー(1983年製作の映画)

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ラモーンズの映画の方は見てないけど、何となく想像できる。『時計じかけのオレンジ』そのままのマルコム・マクダウェルと、カーアクションまでこなしてしまうルー・リードだけでも見てよかった。しかもエンドロール>>続きを読む

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

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何故か今まで見てなかったやつ。勝手に水中生活の話かと思ってた。13年前の映画と思えないという感想を聞いていたけど、実写シーンは流石に古さを感じた。何よりシガニー・ウィーバーが若い。キャメロン的には没入>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

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レディ・ガガの成功しても妙に垢抜けない感じが良かった。というくらいで正直出来が悪すぎる。ブラッドリー・クーパーのこれからに期待。とはいえ54年のキューカー版しか見ていないから、他のも見てみようと思う。>>続きを読む

海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

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『この空の花』は土地に根を張った文化や歴史を紐解こうとする崇高さがありながら、ファンタジーに昇華されるのが斬新でおもしろかったけど、この作品はファンタジーに傾きすぎているし、かなり散漫な印象があった。>>続きを読む

ボクシング・ジム(2010年製作の映画)

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ボクシング知識ゼロであれだけど、メイウェザーって人のポスターが貼ってあって、結構歳なんだと知った。それとも彼の父?
銃乱射って何かと調べたらバージニア工科大学銃乱射事件のことらしい。うっすらと記憶があ
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

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ずっと見たかった作品。噂に違わない素晴らしさ。
稼いだ金が肉体を作るというのを実感する。こういう実感を得るのに実生活は長すぎるし、一般的な映画では短すぎるんじゃないかと思う。そういう意味で適切な長さで
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

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ついに!と思いつつも見に行かなかったな。おめでとうございます。

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

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暗すぎるし根暗すぎる。プロムなりパーティなりってひたすらバカ騒ぎするところじゃないのか。こんな慎ましい学生たちがアメリカにいるんだと思ったし、何か取り返しのつかないことが起きそうな気がして固唾を飲んで>>続きを読む

モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

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『モンスターズ・インク』は何度も見たけど、なぜかこっちは見てなかった。サリーが普通に嫌な奴でびっくりした。ちびマイク可愛かった。

モード家の一夜(1968年製作の映画)

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ホン・サンスのロメールっぽさってこのあたりが顕著なのだとわかった。というか他の作品も見よう。

オルメイヤーの阿房宮(2011年製作の映画)

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熱帯雨林のフィールドレコーディングを最近聴いてたから心地いいんだな。冒頭、船長の付き人の男に対する殺意がわからなかった。
肝心のビジネスの詳細がほとんど描かれないのもあり、彼がどうしてこうも退廃してし
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アンナの出会い(1978年製作の映画)

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音がモッコモコボッコボコ。でもなんか癒されるロードムービー。
お母さん『好奇心』のお母さん役の人か。似てなさすぎるし歳が近すぎる気がする。ほとんど聞き役に徹していて多くを語らない主人公の内面が出てくる
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レプティリア(2000年製作の映画)

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トビー・フーパーが作ったワニワニパニック映画ということでちょっと期待したけどいまいちかな。編集がまずくてワニが二頭に見えるシーンが多々あった。『ピラニア3D』にもあった、下品さは出てるけど全く意味がわ>>続きを読む

ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

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どちらかというとネオレアリズモのフランス的解釈という感じがする。そもそもヌーヴェルヴァーグがそういうものかもしれないけど。
久しぶりに帰省すると根本的な生活スタイルが違っていて戸惑うけど、フィリップ・
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ハーヴェイ(1950年製作の映画)

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本人が気に入ってる役らしいけど、こんな変化球でも彼らしい善良なキャラクター。
彼だけに見える巨大なウサギの友達が原因で、姉と姪は生活に支障をきたしている。そこで不本意ながら彼を精神病院に入院させようと
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